逆光の頃の紹介:2017年日本映画。高校生の赤田は伝統工芸士を父親に持つ、普通の高校生でした。そんな赤田にとって、ライブハウスで歌う公平が羨ましく思えました。やがて航平は高校を退学し東京へ行きました。このころから赤田は変わり始めました・・・という内容の、高校生が周囲の人たちの影響を受け成長する姿を描いた青春映画です。
監督:小林啓一 出演者:高杉真宙(赤田孝豊)、葵わかな(みこと)、清水尋也(公平)、金子大地(小島)、桃月庵白酒(みことの父)ほか
映画「逆光の頃」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「逆光の頃」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
逆光の頃の予告編 動画
映画「逆光の頃」解説
この解説記事には映画「逆光の頃」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
逆光の頃のネタバレあらすじ:起
強い日差しを受け目覚めた赤田孝豊は、模擬試験に遅れると急いで自転車をこいでいました。途中で同級生の公平に会いました。公平はギターを持ち、これからライブに出ると言い、模擬試験は行かないと言っていました。別れた赤田は高校へは行かず、公平の出るライブハウスへ行きました。京都には珍しいライブハウスでした。入場料を払い、ギターを弾きながら歌う公平を見ました。終わったあと公平はギャラをもらい、二人は川の土手で話をし、川の中に入り、二人で遊びずぶぬれになりました。赤田は幼馴染のみことに会いました。みことは模擬試験さぼったでしょうと言い、問題用紙と答えを渡してくれました。
逆光の頃のネタバレあらすじ:承
公平はライブハウスの経営者から、最後のギャラだと言われました。ライブハウスを閉めると言われ、本気でやりたかったら東京へ行けと言われ、高校を退学しました。赤田大文字焼きの日に、屋根で大の字になっていました。そこにみことが来て酒を飲み話をしました。夏休みになると赤田は学校で勉強に励みました。自宅では部屋が暑く、勉強に熱が入らないためでした。ある日勉強していた赤田は眠ってしまい夜になってしまいました。そこにみことがやって来ました。夜の暗い二人っきりの学校を二人で楽しみました。学校の警備員が巡回を始め、二人は隠れていました。やがて帰ろうと二人が手を繋いだとき静電気が走りました。この出来事で二人は幼馴染から、恋人同士と発展しました。
逆光の頃のネタバレあらすじ:転
赤田とみことが帰っていると、不良の小島が赤田にちょっかいを出してきました。二人の関係をからかう小島に対し何もできなかった赤田を見て、みことは逃げるように帰りました。家に帰った赤田は伝統工芸士である父に仕事を習い始めました。父は元気のない赤田に対し喧嘩でもしたか?と問いかけますが、何も答えられませんでした。こんな父ですが、若い頃ヤクザ相手に大喧嘩した過去をもっていました。そんな父親に対し、憧れをもっていた赤田でした。そして父親は赤田にタバコ吸うか?と差し出しすと、赤田は吸うと言いますが、逆にバカ野郎と言われました。
逆光の頃の結末
小島が雨の日に、同級生の傘を取り上げいじめていました。それを見た赤田は小島に喧嘩しようと言いました。二人は喧嘩を始めました。喧嘩は一進一退でしたが、途中で小島が帰りました。この喧嘩をみことが見ていました。みことは笑顔で赤田に話しかけました。赤田が自宅に帰ると父親が、顔のあざを見て喧嘩したのか?と言いました。成長した息子に対し、父親は金箔を貼る仕事を教え始めました。翌日の朝、眩しい日差しに赤田は目覚めました。
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