ハイキュー!! 終わりと始まりの紹介:2015年日本映画。TVアニメ「ハイキュー」の劇場版第1弾でTVアニメ第1期の第1話から第13話までの総集編となります。日向翔陽は、憧れていた宮城県立烏野高校のバレーボール部に入部しますが、そこには中学時代に惨敗したチームにいた影山飛雄がいました。二人は激しく反発しますが、練習を通して自分の持ち味を最大限に発揮するにはお互いの存在が不可欠ということがわかり次第に歩み寄っていきます。そして、GW合宿の集大成として東京の古豪音駒高校との練習試合を迎えます。
監督:満仲勧 原作:古舘春一 声優:日向翔陽(村瀬歩)、影山飛雄(石川界人)、澤村大地(日野聡)、菅原孝支(入野自由)、田中龍之介(林勇)、東峰旭(細谷佳正)、西谷夕(岡本信彦)、月島蛍(内山昂輝)、山口忠(斉藤壮馬)、清水潔子(名塚佳織)、武田一鉄(神谷浩史)、烏養繋心(田中一成)、及川徹(浪川大輔)、孤爪研磨(梶裕貴)、黒尾鉄朗(中村悠一)、ほか
映画「ハイキュー!! 終わりと始まり」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ハイキュー!! 終わりと始まり」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ハイキュー!! 終わりと始まりの予告編 動画
映画「ハイキュー!! 終わりと始まり」解説
この解説記事には映画「ハイキュー!! 終わりと始まり」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ハイキュー!!終わりと始まりのネタバレあらすじ:起
偶然TVで宮城県立烏野高校バレーボール部の「小さな巨人」の活躍を見てバレーボールを始めた日向翔陽は、憧れの烏野高校に入学しました。バレーボール部に入部すべく早速体育館に向かった翔陽でしたが、そこには中学時代惨敗した北川第一中の天才セッター影山飛雄がいました。
お互いに相手の事は覚えていましたが、性格やバレーボールに対する姿勢の違いから激しく反発します。バレーボール部の主将である澤村大地などが来ても反発は収まらず、ついには、互いがチームメイトと自覚するまで出入りを禁止されてしまいました。
翔陽と影山は、協力してプレーしているところを見せるべく澤村達に試合を申し込んだところ、澤村は、他の1年生との3対3の試合をするように言いました。そして迎えた3対3の試合で翔陽は、同じ1年生である月島蛍の高いブロックに苦しみますが、影山の素早いトスと翔陽の常人離れした身体能力によるコンビネーション攻撃により月島のブロックを抜くなど息のあったところを見せ、ようやくバレーボール部での活動を許されました。
ハイキュー!!終わりと始まりのネタバレあらすじ:承
烏野高校バレーボール部は、今年も恒例のGW合宿を行うことになりましたが、合宿最終日に練習試合を行うことになりました。相手は、東京の古豪音駒高校で、かつては幾度も練習試合を行った間柄でした。
そして、音駒高校との試合に向けてバレーボール部OBである烏養繋心が臨時のコーチをすることになりますが、烏養は、現在の翔烏野高校バレーボール部の力をみるべく、烏養が所属する町内会チームと練習試合を行うことになりました。
3年生の東峰旭は、以前の試合で自分の不甲斐ないプレーでチームが負けた事と、それが元で2年生の西谷夕と揉めた事に引け目を感じて休部していましたが、烏養に町内会チームとの練習試合に無理矢理参加させられました。
最初は、自信なさげにプレーしていた東峰でしたが、試合の中で西谷などの熱意に押されて自信を取り戻し、チームに復帰しました。また、翔陽も、この練習試合を通して影山とのコンビネーション攻撃をさらに進化させることができました。
ハイキュー!!終わりと始まりのネタバレあらすじ:転
GW合宿がはじまり、烏養の指導のもと、翔陽達は激しい練習に取り組んでいました。そんな中、翔陽は、見知らぬ高校生孤爪研磨と出会います。話を聞くと、研磨もバレーボールをやっておりポジションはセッターでした。研磨は、バレーボールに熱心に取り組んでいる様子はありませんでしたが、所属するチームは強いと言い、翔陽に、またね、と言って去っていきました。
GW合宿の最終日、練習試合のため音駒高校バレーボール部がやってきましたが、その中にあの研磨がいました。そして、始まった練習試合、いきなり翔陽と影山のコンビネーション攻撃で音駒高校を驚かせ、さらに、東峰や田中のアタックなどで烏野高校は順調に得点を重ねていきますが、音駒高校は慌てる様子は見せませんでした。
音駒高校は、研磨の相手の意図を汲み取ってその裏をかく攻撃を仕掛けて次第に追い上げ、ついに逆転しました。さらに、翔陽と影山のコンビネーション攻撃も止められてしまい、烏野高校は最初のセットを落としました。
ハイキュー!!終わりと始まりの結末
次のセットも音駒高校のペースで進み、翔陽のスパイクは、何度もブロックされますが、翔陽は、落ち込むどころか笑みを浮かべるようになりました。翔陽は、以前はブロックされるのを怖がっていましたが、今は相手のブロッカーとのせめぎ合いを楽しむ余裕がありました。そして、それまでは影山のトスを目をつぶってただ打っていましたが、今は、目を開けて相手の空いたスペースを狙うなど工夫するようになりました。
翔陽の覚醒に合わせて烏野高校も調子を上げますが、音駒高校も負けていません。両校は、互角の戦いを繰り広げますが、最後は、地力に勝る音駒高校がこのセットも取りました。本来ならこの時点で試合終了となりますが、翔陽がこのまま試合を続けることを提案し、音駒高校の監督も同意したため、夕方まで続けられました。烏野高校は、善戦したものの、音駒高校から結局1セットも奪えず、力の差を見せつけられました。
試合後、東京に帰る研磨に翔陽が今日の試合の感想を聞いたところ、別に普通、と答えたため、翔陽は、次は烏野高校が勝って「別に」以外の事を言わせる、と返すと、研磨は、表情をやや緩め、期待しとく、と言いました。
以上、映画「ハイキュー!! 終わりと始まり」のあらすじと結末でした。
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