映画「劇場版 王室教師ハイネ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
劇場版 「王室教師ハイネ」の紹介：2019年日本映画。TVアニメ「王室教師ハイネ」の劇場版。グランツライヒ王国にロマーノ王国の王子であるイヴァンとユージンの双子の王子がやってきますが、グランツライヒ王国のカイ、ブルーノ、レオンハルト、リヒトの4王子とそりが合いません。そんな王子たちに王室教師であるハイネは、出し物をするように言います。6人は、反発しながらも次第に打ち解け、出し物として合唱をすることになりますが、イヴァンとユージンは、父親のロマーノ王国の国王から合唱をやめるように言われます。イヴァンとユージンがいない中、4王子による合唱が始りますが…。
監督：赤井ヒガサ 声優：ハイネ・ヴィトゲンシュタイン（植田圭輔）、カイ・フォン・グランツライヒ（安里勇哉）、ブルーノ・フォン・グランツライヒ（安達勇人）、レオンハルト・フォン・グランツライヒ（廣瀬大介）、リヒト・フォン・グランツライヒ（蒼井翔太）、イヴァン・アレクサンドルヴィチ・ロマーノ（橋本祥平）、ユージン・アレクサンドルヴィチ・ロマーノ（阪本奨悟）、ほか
この解説記事には映画「劇場版 王室教師ハイネ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
グランツライヒ王国に、ロマーノ王国の国王が視察のためやってきました。そしてロマーノ王国の双子の王子もその間王宮に滞在するということで、王室教師ハイネをはじめとして、第2王子カイ、第3王子ブルーノ、第4王子レオンハルト、第5王子リヒトは、歓迎の挨拶をしますが、ロマーノ王国第1王子イヴァン、第2王子ユージンは、その挨拶をはねつけます。
イヴァンとユージンの2人は、見た目こそ天使のような風貌ですが、性格は、超ドSだったのです。イヴァン、ユージンは、グランツライヒ王国に滞在する間、4王子同様にハイネがから教えを乞うことになっていましたが、子供のような見た目のハイネを軽んじ、反発します。
4王子とイヴァン達が対立するなか、ハイネは、6人の親睦を深めるため、催しをやるように言いますが、イヴァン達は、それを拒絶し立ち去ってしまいました。
4王子は、催しをするために2人を説得しようとしたところ、説得することはできませんでしたが、イヴァンは、チュキというお菓子が好きで、ユージンは歌がとてもうまいことがわかります。
そこで、4王子は、催しで披露する出し物を合唱にして、夕食後のデザートにイヴァンが好きなお菓子であるチュキ、つまりポンチュキを出したところ、2人はしぶしぶ合唱に参加することになりました。
催しに向けて合唱を練習する6人。途中でイヴァンが自分を認めない父親の事を思い出し練習から抜け出したことも有りましたが、レオンハルトの説得により戻ってきました。6人は、合唱の練習を通して仲を深めていきました。
しかし、合唱を披露する舞踏会の前日、ロマーノ王国の国王が、イヴァン達が合唱をするということを知って、合唱をやめるように命じます。父親である国王に逆らえない2人は、練習をやめて部屋から出て行ってしまいました。
4王子は、明日の合唱には2人は参加しないと思いましたが、ハイネは、4王子に、明日の合唱をどうするか、友達であるイヴァン達との関係を考えて答えを出すように課題を出しました。
4王子が2人を訪ねると、2人は帰り支度をしていました。4人は明日の合唱に出るように説得しますが、2人は頑なに態度を変えませんでした。それでも4人は、明日待っている、と言って部屋を出ていきました。
舞踏会当日となり、4人は控室で2人を待ちますが、結局開演までに現れませんでした。4王子が舞台に登場して歌おうとしたとその時、待った！という声が会場に響き渡ります。イヴァン達が会場に現れたのでした。イヴァン達は、4王子と共に舞台に立つと、見事な合唱を披露します。
その合唱を聞いたロマーノ王国の国王は、2人に対する見方を改めました。合唱が終わり、部屋へ帰ろうとするハイネに、6人は手を差し出し、踊ろう、と誘うのでした。
以上、劇場版「王室教師ハイネ」のあらすじと結末でした。
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