陽だまりの彼女の紹介:2013年日本映画。人気小説「陽だまりの彼女」を原作とした映画です。嵐の松本潤と女優の上野樹理が温かい映像美とともに好演しています。結末が驚くものなので、その結末までの過程が無理のないように自然に描かれています。特に前半の二人の恋模様がCDのプロモーション画像のようにとてもきれいなものなので、後半の衝撃的な動きのある展開に涙してしまいます。しかし結末は希望をもたせ、人の縁に終わりがないことに気付かされ少し安心したような気持ちになります。
監督:三木孝浩 出演:松本潤(奥田浩介)、上野樹理(渡来真緒)、新藤春樹(玉山鉄二)、老女(夏木マリ)、谷村美月(峰岸ゆり)、塩見三省(渡来幸三)ほか
映画「陽だまりの彼女」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「陽だまりの彼女」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「陽だまりの彼女」解説
この解説記事には映画「陽だまりの彼女」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
「陽だまりの彼女」のネタバレあらすじ:再会
新人営業マンである浩介は幼馴染の真緒と取引先の会社で再開します。中学生のときにいじめにあっていた彼女を彼は助けた過去がありました。中学生の頃はそのこともあり二人は仲良しでした。再開した真緒は中学生の彼女とは違って、魅力的な女性に成長していました。彼女との再会で浩介は当時の温かい心を取り戻し、彼女と恋に落ちていきます。浩介は彼女との結婚を考えるようになります。
「陽だまりの彼女」のネタバレあらすじ:彼女の秘密
結婚のため、二人はそれぞれの家族にパートナーを紹介します。浩介の実家では、かわいいお嫁さんがきてくれると歓迎されましたが、真緒の実家では結婚を反対されてしまいます。真緒は養女であり、今の家に保護されるまでの12年前までの記憶が彼女にはなく、全生活史健忘という病を彼女は患っていました。
「陽だまりの彼女」のネタバレあらすじ:新婚生活
真緒の実家の許しが得られないまま、浩介と真緒は新居で新婚生活を始めます。ところが、彼女はやせ細って毛が抜けてしまいみるみる弱っていきます。病院に連れていきますが原因が分かりません。病院から帰ると、隣の部屋のベランダから子供が落ちそうになっていました。母親が腕1本で支えていましたが、今にも落ちそうです。浩介は加勢しますが、それでも状況は良くなりません。とうとう子供は落ちてしまいますが、その時真緒が猫のように空中に飛び出し、子どもをキャッチして一緒に落下します。奇跡的に二人は助かりました。人間技とは思えない真緒の身のこなしと、浩介が子供のころに持っていたお守りを彼女が持っていたことで、浩介はあることに気づいてしまいます。
「陽だまりの彼女」の結末:彼女の正体
浩介は昔、雑種の猫を飼っていました。真緒の正体はその猫だったのです。浩介は残りの時間を彼女と大切に過ごしますが、彼女は寿命を全うし、彼から消えてしまい、彼も彼女との記憶を失くしてしまいます。ただ、記憶を失っても彼女の好きだった曲を耳にすると、自然に涙が出てしまうのでした。月日が流れて、一匹の猫が浩介の元へとやってきます。その猫の買主である女性は、かつて浩介が真緒にあげた指輪をネックレスにしていました。猫は死んでしまっても9回蘇るといいます。短い命を繰り返し、真緒はまた浩介に会いにきたのでした。
以上、映画「陽だまりの彼女」のあらすじと結末でした。
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