映画刀剣乱舞の紹介:2019年日本映画。伝説の名刀を擬人化した“刀剣男士”を主人公とし、アニメ、ミュージカル舞台、紅白歌合戦出場と数多くのメディアミックスを展開してきた人気シミュレーションゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』を。『MARS ただ、君を愛してる』『暗黒女子』などの耶雲哉治監督と『仮面ライダー』『スーパー戦隊シリーズ』などの脚本家・小林靖子がタッグを組んで実写映画化した歴史エンターテインメント大作です。織田信長の死の真相を巡り、歴史の改ざんを目論む勢力に戦いを挑む刀剣男士たちの戦いを描きます。
監督:耶雲哉治 出演者:鈴木拡樹(三日月宗近)、荒牧慶彦(山姥切国広)、北村諒(薬研藤四郎)、和田雅成(へし切長谷部)、椎名鯛造(不動行光)、岩永洋昭(日本号)、定本楓馬(骨喰藤四郎)、廣瀬智紀(鶯丸)、八嶋智人(羽柴秀吉)、山本耕史(織田信長)ほか
映画「刀剣乱舞」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「刀剣乱舞」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画 刀剣乱舞の予告編 動画
映画「刀剣乱舞」解説
この解説記事には映画「刀剣乱舞」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
映画 刀剣乱舞のネタバレあらすじ:起
西暦2205年。歴史修正主義者は“時間遡行軍”を過去に送り込み、日本の歴史の改変を目論んでいました。事態を重く見た時の政府は歴史の守護者である審神者(さにわ)にかつての名剣を目覚めさせ、それらは人の形をした“刀剣男士”へと姿を変え、過去に遡って時間遡行軍と戦い、本来の歴史を守り続けてきました。
歴史修正主義者は天正10年6月2日の“本能寺の変”で死ぬはずだった織田信長(山本耕史)を密かに脱出させて生かそうと目論み、刀剣男士の中から選抜された太刀“三日月宗近”(鈴木拡樹)、打刀“山姥切国広”(荒牧慶彦)、短刀“薬研藤四郎”(北村諒)、打刀“へし切長谷部”(和田雅成)、名槍“日本号”(岩永洋昭)、そして信長の愛刀だった“不動行光”(椎名鯛造)が当時に向かいました。彼らは信長を助けようとする時間遡行軍の野望を阻止、任務を終えて本拠地“本丸”に引き上げました。ちなみに行光、薬研、長谷部は元々信長の所有物であり、炎に焼かれた刀剣は記憶を失ってしまうのです。
映画 刀剣乱舞のネタバレあらすじ:承
刀剣男士たちはそこで新たな刀剣男士、脇差“骨喰藤四郎”(定本楓馬)と合流しました。骨喰も記憶を失っており、なぜ歴史を守る必要があるのか疑問を抱いていました。そんな時、死んだはずの信長が生きていることを知り、男士たちは本丸に行光と太刀“鶯丸”(廣瀬智紀)を残して再び戦国時代へと向かいました。
時間遡行軍の“無銘”なる者に助けられた信長は、軍を利用して本能寺の変に失敗した明智光秀の命を狙おうとしていました。一方、備中高松にいた羽柴秀吉(八嶋智人)もまた光秀討伐に出陣、男士たちはそれぞれ三手に分かれて様子を伺うことにしました。しかし、男士たちはどこか煮え切らない態度の三日月に不信感を抱いていました。
信長は光秀に追い付き、とどめを刺そうとしましたが、無銘は咄嗟に光秀を庇いました。そして信長暗殺の命を受けていたはずの三日月が信長の命を救うことになります。
映画 刀剣乱舞のネタバレあらすじ:転
信長は秀吉に「安土城で待つ」との手紙を書き、秀吉は信長を討って下剋上を果たすべく軍勢を率いて安土城へと向かいました。三日月を除く男士たちも、秀吉が到着する前に信長を倒すため安土城に集結しました。その頃、本丸では結界に異変が生じており、それは三日月の“主(審神者)”の余命が残り少ないことを意味していました。
秀吉の裏切りを知った信長は、三日月に真の歴史とは何かと問いかけたところ、三日月は信長が本能寺ではなく安土城で命を落とすことこそが真の歴史であると語りました。三日月は元々秀吉の愛用の刀だったのです。
信長側の時間遡行軍、秀吉の軍勢、そして刀剣男士の三つ巴の戦いが始まり、男士たちは自決を決めた信長の最期を援護するため時間遡行軍と対峙しますが苦戦を強いられます。その場に現れた三日月は男士たちを本丸へと戻し、自らの命と引き換えに仲間たちを守る選択をしました。
映画 刀剣乱舞の結末
三日月が力尽きようとしたその時、本丸に戻ったはずの男士たちが再び駆け付け、主の命令で戻って来たこと、そして三日月も大事な仲間であることを伝えると再び戦いに挑んでいきました。
遂に安土城に火が放たれ、信長は短刀(薬研藤四郎)を手に切腹に臨もうとしていました。一方、記憶を取り戻した薬研は、自分は本能寺ではなく安土城で力尽きたのだと振り返りました。三日月たちは時間遡行軍との最後の戦いに挑み、そして時間遡行軍を裏切った無銘が敵の首領にとどめを刺したその時、無銘はかつて明智光秀の愛刀だった“倶利伽羅江”へと姿を変えました。
主の寿命は尽き、刀剣男士たちは新たな審神者を迎えることになりました。それは可愛らしい女の子であり、一同は思わず顔をほころばせました。
以上、映画「刀剣乱舞」のあらすじと結末でした。
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