インシテミル 7日間のデス・ゲームの紹介:2010年日本映画。インシテミルは、米澤穂信による日本の推理小説を映画化したものです。多少の変更はあるものの原作に沿ってストーリーは作られています。クローズド・サークルを舞台とした殺人ゲームを主題とした作品であり、心理戦を繰り広げる出演者達は、ホリプロ出身の個性あふれる有名俳優をキャスティングしたことで話題となりました。最後までハラハラさせる内容です。
監督:中田秀夫 出演:藤原竜也(結城理久彦)、綾瀬はるか(諏訪名祥子)、石原さとみ(関水美夜)、阿部力(大迫雄大)、平山あや(橘若菜)、武田真治(岩井荘助)片平なぎさ(渕佐和子)、北大路欣也(安東吉也)ほか
映画「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」解説
この解説記事には映画「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
インシテミル 7日間のデス・ゲームのネタバレあらすじ:暗鬼館
主人公の結城はコンビニで諏訪名祥子と名乗る女性に声をかけられます。彼女は破格の時給のアルバイトについて結城に尋ねます。そのアルバイトは心理学の実験のアルバイトで、7日間時給11万2000円が貰えるという信じられないような報酬でした。結城は報酬よりも彼女に惹かれたため、彼女とアルバイトに参加することにしました。そのアルバイトには10人の人物が集まりました。白い筒状の建物の中で7日間暮らすだけで良いと指示されます。しかし、建物の奥へ入る前にこれから非倫理的なことが起こる可能性があるので、それでも了承できる人のみ進んでくれと指示をされます。その建物の名前は「暗鬼館」といい、内部の部屋には10体のネイティヴアメリカンの人形が置かれていました。
インシテミル 7日間のデス・ゲームのネタバレあらすじ:ゲームのルール
ネイティブアメリカンの人形が7日間施設で過ごすルールを参加者に伝えます。ガードと呼ばれるロボットが雑用をこなすこと、夜22時には、自分の部屋に入っていること、もし事件が起きたら解決し、犯人が決まったら、投獄をすることなどが伝えられます。実験終了は7日目を迎えるか、生存者が2名になり実験不可能と判断した時とのことも伝えられます。しかも犯人と犯人をつきとめた探偵にはボーナスが与えられることも。ルールを聞き終わると、参加者は殺し合いになるのではないかという不安でいっぱいになります。
インシテミル 7日間のデス・ゲームのネタバレあらすじ:殺し合い
殺し合いなどにならぬように気を確かに持とうと結城や参加者の安東達は確認し合います。それに同調しないメンバーもいて、結城は不安になります。個室には鍵が掛からず、しかも武器が一人に一つずつ与えられていました。結城は祥子のことを心配します。結城は殺し合いが起きないことをのぞみましたが、翌日、参加者の一人が殺されてしまいます。殺人者であろう岩井を皆は投獄します。ところが、その後も殺人事件は起きてしまいます。参加者は皆お金を必要としている人ばかりで、一人が殺されると自分は生き残ろうと殺し合いを始めてしまったのです。
インシテミル 7日間のデス・ゲームの結末:生き残り
結局生き残ったのは、結城と祥子と安東の3人だけになってしまいました。そんな安東も銃で打たれ殺されてしまいます。その後、結城は投獄したはずの岩井に命を狙われ殺されそうになりますが、岩井の銃が暴発し、彼は自分で息絶えてしまいます。結城と祥子の2人になったところがで7日たち、ゲームは終わります。建物を出て、結城は大金を手にします。そして守ってきたはずの祥子から衝撃的な一言を言われます。自分はゲームを盛り上げるための主催者側の人間だったと。祥子は事務的にそう告げると結城のもとを去っていきます。そして死んだはずの安東が現れます。安東は自分の命を守るため死んだふりをしていたと言います。結城は呆然として大金の入ったかばんを投げ捨て、その場を後にします。
以上、インシテミルのあらすじと結末でした。
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