新劇場版 頭文字[イニシャル]D Legend 3 -夢現-の紹介:2016年日本映画。しげの秀一のコミックを元に制作された劇場アニメーション3部作のうちの第3作。赤城レッドサンズのナンバー1である高橋涼介と秋名山でバトルすることになった秋名のハチロクこと藤原拓海。当初は拓海がリードしますがこれは涼介の作戦で、涼介は拓海の後をピッタリと付いていきます。そして拓海は、涼介のプレッシャーに耐え切れずミスを犯してしまい、涼介に先を行かれます。しかし、涼介の弟である高橋啓介をはじめとする強敵とのバトルで走りに対する姿勢が変わった拓海は涼介に必死に付いていき、2台は最後の勝負所のコーナーに突っ込んでいきます。
監督:中智仁 出演:出演:藤原拓海(宮野真守)、高橋涼介(小野大輔)、高橋啓介(中村悠一)、池谷浩一郎(土田大)、武内樹(白石稔)、茂木なつき(内田真礼)、藤原文太(平田広明)、ほか
映画「新劇場版 頭文字D Legend3 夢現」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「新劇場版 頭文字D Legend3 夢現」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
新劇場版 頭文字[イニシャル]D Legend3 夢現の予告編 動画
映画「新劇場版 頭文字D Legend3 夢現」解説
この解説記事には映画「新劇場版 頭文字D Legend3 夢現」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
新劇場版 頭文字[イニシャル]D Legend3 夢現のネタバレあらすじ:起
赤城レッドサンズのナンバー1である高橋涼介から、秋名山でのバトルを申し込まれた藤原拓海は、車に興味を持っていなかった以前とは打って変わって、涼介とのバトルにむけてわくわくしていると友人の武内樹に話しました。また、父親の藤原文太は、ひそかにハチロクのセットアップを行っていました。
一方、涼介もハチロクとのバトルに向けてあえて愛車のRX-7 FC3S(FC)パワーを落とすなど、万全の準備を整えていました。拓海は、なつきとのデートの最中もバトルの事を考えてうわの空でした。拓海は「格上の存在である涼介の事は気になるが、バトルから逃げる気はない」と言うと、なつきは「負けん気が強い拓海らしい」と笑いました。
そしてなつきは、拓海が1年の時になつきの彼氏を殴ったのは、彼氏がなつきを笑いものにしたのに怒ったためである事を知っていたと言うと、2人はキスをしました。
新劇場版 頭文字[イニシャル]D Legend3 夢現のネタバレあらすじ:承
そして、ついにバトルの日がやってきました。秋名山はギャラリーで溢れていて、かつて拓海と激戦を繰り広げた妙義ナイトキッズの中里毅や庄司慎吾もやってきました。レース前、涼介は啓介に「公道で負けたら引退する」と言いました。啓介は必死に止めますが、涼介は「いつか抜かれると思った走り屋が2人いる」と言って、1人は啓介を挙げ、もう1人は…、と言ってスタート地点にやってくるハチロクを見つめますが、「今はまだ誰にも負けるつもりはない」と言いました。
そして2台はスタート地点につき、啓介のカウントダウンでスタートしました。スタートは、意外にもパワーが劣る拓海のハチロクが前に出ますが、これは涼介の作戦で、涼介はここ一番のバトルではわざと相手に先行させて、後ろからぶち抜くのでした。
拓海のハチロクは、コーナーのギリギリを攻めますが、後ろから行く涼介のFCもピッタリとついていきます。本来涼介はドリフトを多様しませんが、ドリフトが得意な拓海に合わせて、あえてドリフトを多用することで、拓海を力でねじ伏せようとしていました。
新劇場版 頭文字[イニシャル]D Legend3 夢現のネタバレあらすじ:転
涼介は、後ろから拓海の走りを冷静に観察し、拓海の走りの進化を認めますが、それでも自分が勝つと思いました。一方の拓海は、後ろからピッタリと付いてくる涼介にプレッシャーを感じ始めていました。逃げるより追いかける方が有利なのは走り屋の常識であり、さらに、追いかけてくるのがあの涼介ということで、拓海は徐々に追い詰められていきます。
拓海は啓介をバトルで破った溝落としをやりますが、涼介も難なく溝落としをやって付いていきます。少しでも早く前に行こうと焦った拓海は、コーナー前でのブレーキが遅れてオーバースピードのままコーナーに突入して挙動を乱してしまい、その間に涼介に抜かれてしまいました。
前に出た涼介は、勝負を決めようと拓海を突き放しにかかりますが、コーナーの鋭さでは拓海のハチロクの方が上であり、拓海は涼介に抜かれたものの大して差が付いていない事を確認すると、必死に涼介の後ろを追いかけていきました。
新劇場版 頭文字[イニシャル]D Legend3 夢現の結末
必死の走りで、拓海のハチロクは、少しずつ涼介のFCとの差を詰めていきます。一方の涼介のFCは、フロントタイヤが垂れてきて制動にやや乱れが出てきました。そして2台は、ゴール直前の複合コーナーに近づいてきました。ここは、イチかバチか勝負をしかける事が出来る最後のポイントであり、中里や慎吾もここが勝負を決める場所だと読んでいました。
2台は、涼介のFCが前のまま複合コーナーに突入しますが、ここで拓海のハチロクが不利なアウトに進路を取りました。そのまま2台はコーナーを曲がりますが、ここで涼介のFCがアウトに膨らんでしまい、空いたインに拓海のハチロクが突っ込みます。ほんの数センチの差で、拓海のハチロクが涼介のFCをかわして前に出ると、そのままゴールし、勝負は、拓海のハチロクの勝利で終わりました。
勝負の後、拓海は「秋名に慣れているから勝てたのであり、自分の方が早いとは思っていない」と涼介に言いますが、涼介は笑って「いい奴だ、気に入った」と言いました。そして涼介は、拓海に「もっと広い世界に目を向けろ」と言うと去って行きました。拓海は、涼介の言葉に、自分が目指すべき道がある事に気付き、未知の世界を想像し目を輝かせるのでした。
以上、映画「新劇場版 頭文字[イニシャル]D Legend 3 -夢現-」のあらすじと結末でした。
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