向田邦子 イノセント 愛という字の紹介:2012年日本映画。男女の愛をテーマに、平凡な主婦の不倫の恋を描いた作品。向田邦子の短編小説を現代風にリメイクしたストーリーとなっており、主人公の出した決断に、夫婦の穏やかな愛情の大切さに気づかされます。
監督:森淳一 出演者:原田美枝子(夕子)、村上淳(新木)、光石研(夕子の夫)、麻生祐未(晴美)
映画「向田邦子 イノセント 愛という字」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「向田邦子 イノセント 愛という字」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「向田邦子 イノセント 愛という字」解説
この解説記事には映画「向田邦子 イノセント 愛という字」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
向田邦子 イノセント 愛という字のネタバレあらすじ:単調な日々
夕子は、平凡な専業主婦です。夫との間には大学生になる息子がいますが、息子は家を出ており、夫との単調な2人暮らしをおくっています。ある日のこと、喫茶店でくつろいでいた夕子は、見知らぬ男性から携帯電話を取り違えられるというアクシデントに見舞われます。お互いの携帯電話を取り戻すため、夕子は男が指定した病院へと向かいます。夕子の携帯を取り違えた男は、新木という名のデザイナーで、重い病気を患わっています。
向田邦子 イノセント 愛という字のネタバレあらすじ:平凡な主婦の恋
何気ない話から、新木と意気投合した夕子は、夫に内緒で新木と会うようになります。デザイナーをしている新木と過ごす時間は新鮮で楽しく、平凡な日々をおくる夕子の日常に彩りを与えてくれるのでした。すぐに、新木と夕子は恋人関係になりましたが、新木には妻がいました。ある日、新木の妻の晴美から夕子に電話がかかってきます。夕子と会いたいという晴美に会いに、夕子は晴美の店を訪れます。
向田邦子 イノセント 愛という字のネタバレあらすじ:運命の診断結果
夕子が晴美に呼び出された日は、新木の病気の検査結果の前日の日でした。夕子は、晴美から、新木の病気の検査結果で、新木との将来を決めないかと提案されます。新木の妻は、新木の病気が悪性でなく新木の将来に未来があるのであれば、今後は、夕子と一緒に過ごす自由な人生を生きて欲しいと思っていたのでした。今後の自分の人生が変わるかもしれない新木の病気の検査結果を、夕子はドキドキしながら待ちます。新木の検査結果は良好で、2人はお祝いの食事へと出かけます。
向田邦子 イノセント 愛という字の結末:夢から醒めた恋
自分達の恋に盛り上がった2人は、新木のアトリエで抱き合いますが、アトリエには先客がおり、情事を見られた夕子は気まずい想いをします。我に返った夕子は、夢から醒めたような気分になり、新木に別れを告げます。実は、新木の病気は悪性でした。新木は晴美の元へと戻っていき、夕子も夫の元へと戻ります。そして、また単調だけど平和な生活に夕子は戻っていったのでした。
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