映画「イタズラなKiss THE MOVIE 3 プロポーズ編」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
イタズラなKiss THE MOVIE 3 ～プロポーズ編～の紹介：2017年日本映画。多田かおるの人気少女コミック『イタズラなKiss』を三部作で実写映画化したシリーズの最終章です。優等生の入江直樹に憧れを抱く相原琴子。しかし、直樹は経営難の父の会社を救うために取引先の令嬢との婚約を受け入れ、一方の琴子も直樹を忘れるために他の男とデートを重ねていきます。二人の恋の行方は…。
監督：溝口稔 出演者：佐藤寛太（入江直樹）、美沙玲奈（相原琴子）、山口乃々華（石川理美）、大倉士門（池沢金之助）、灯敦生（小森じんこ）、陣内孝則（相原重雄）、石塚英彦（入江重樹）、鈴木杏樹（入江紀子）、犬飼貴丈（中川武人）ほか
この解説記事には映画「イタズラなKiss THE MOVIE 3 プロポーズ編」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
高校の入学式で超優等生の入江直樹（佐藤寛太）に一目惚れしてしまったことから始まった相原琴子（美沙玲奈）の恋。二人が大学2年生になった夏のある日、琴子はいきなり1年後輩の中川武人（犬飼貴丈）に告白されました。
中川は高校時代から琴子に想いを寄せており、直樹のことをライバル視していました。困惑した琴子は父・重雄（陣内孝則）や直樹の母・紀子（鈴木杏樹）に相談、わざと中川との待ち合わせ場所を直樹のバイト先に指定、直樹の嫉妬を誘う作戦を思いつきました。
デート当日、煮え切らない態度の琴子に中川は強引に迫り、密かに琴子に想いを寄せる池沢金之助（大倉士門）が中川に詰め寄りました。そこに現れた直樹は「無意味なケンカはやめろ。琴子が好きなのは俺だから」と仲裁に入り、結局その後中川は別の女と付き合うことになり一件落着。
琴子は直樹と同じバイト先でアルバイトを始めましたが、その後、直樹は勉学に集中したいとしてバイトを辞めていきました。
クリスマスになり、結局バイトを辞めた琴子は親友の小森じんこ（灯敦生）や石川理美（山口乃々華）と女子会を計画しましたが、当日になってじんこと理美は、彼氏との用事ができてしまい、結局琴子はクリスマスを一人で過ごすことになりました。
一方、直樹はおもちゃ会社を経営する父・重樹（石塚英彦）のパーティーに出席していましたが、一足先に帰宅すると琴子にプレゼントを持って会いに行き、少しだけクリスマスを二人で過ごすことができました。
やがて年が明け、直樹は重樹から、大学を卒業したら会社を継いでほしいと頼まれましたが、医師になる夢を抱いていた直樹は「自分のやりたいことをやりたい。親父の会社は継がない」と宣言しました。
しかしその直後、重樹は体調不良を訴えて入院してしまい、直樹は父が復帰するまでの間、大学を休学して社長代理を務めることになりましたが、重樹の会社は予想以上に経営難に陥っていました。
琴子は夏休みを利用して、重樹の会社にアルバイトとして潜り込みました。その頃、直樹の元へ琴子の仲間であるアニメ部の面々が自作アニメのグッズ化の話を持ちかけてきました。
そんなある日、琴子は直樹に縁談話が舞い込んできたことを知り驚愕しました。お相手は重樹の会社の取引先の会長の孫娘。見合いがセッティングされたと聞きつけた琴子は紀子や松本裕子（文音）と結託してあの手この手で見合いの席の妨害を試みましたことごとく失敗に終わりました。
直樹は政略結婚と知りつつも、父の会社のために縁談話を受け入れる決意を固め、琴子に「お前も早くいい男を見つけろ」と別れを告げました。失意の琴子は、かねてから自分を想ってくれていた金之助を受け入れる決心をしました。
琴子は直樹を諦めたい一心で金之助とデートを重ねましたが、どうしても頭の中には直樹のことがよぎってしまうのでした。一方の直樹も父の会社再建に精を出すかたわらで医師になる夢を捨て切れずにいました。
やがて重樹が退院、直樹の縁談話も順調に進んでいきました。そんなある日、琴子は金之助からプロポーズを受け、親友の理美とじんこも琴子の背中を押してくれたのですが返事を保留、その時に自分はまだ直樹を諦めていないことに気付きました。
琴子は雨に打たれながら、金之助の気持ちを弄んだことを深く後悔、今後は誰とも付き合わず生涯独身を貫こうと決意したその時、そこに傘を持った直樹が現れ、「お前は俺が好きなんだ。俺以外好きになれないんだ！」と言って琴子にキスをしました。
縁談を断った直樹は金之助からも「絶対に幸せにしろよ」と背中を押され、晴れて直樹と琴子は家族や仲間たちが祝福するなか結婚式の時を迎えました。
以上、映画「イタズラなKiss THE MOVIE 3 ～プロポーズ編～」のあらすじと結末でした。
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