人狼ゲーム マッドランドの紹介:2017年日本映画。川上亮の小説『人狼ゲーム』シリーズを原作とするスリラー映画シリーズの第6弾です。参加者が「村人」と「人狼」に分かれての生死を賭けた究極の心理ゲーム“人狼ゲーム”に今回は「狂人」が加わり、生き残りを賭けた参加者たちの決死の駆け引きが繰り広げられます。
監督:綾部真弥 出演者:浅川梨奈(小池萌)、松永有紗(佐藤彩乃)、佐奈宏紀(庄司蒼空)、門下秀太郎(周太樹)、飯田祐真(中川未来)、栗原吾郎(宇佐美慧)、長谷川ニイナ(根岸すず)、眞嶋秀斗(加納蓮)、木下愛華(三上優花)、坂田将吾(杉本陽翔)ほか
映画「人狼ゲーム6 マッドランド」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「人狼ゲーム6 マッドランド」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
人狼ゲーム6 マッドランドの予告編 動画
映画「人狼ゲーム6 マッドランド」解説
この解説記事には映画「人狼ゲーム6 マッドランド」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
人狼ゲーム6 マッドランドのネタバレあらすじ:起
参加者が「村人」と「人狼」という二つの陣営に分かれ、己の生存を賭けて互いに探り合い騙し合う究極の頭脳ゲーム『人狼ゲーム』。「村人」は互いに協力しながら、参加者の中から「人狼」を投票により見つけて処刑、一方の人狼は村人たちを欺いてその全滅を狙うというもので、最後まで生き残った陣営には賞金として1億円がプレゼントされます。今回の参加者は計10人、内訳は「人狼」が1人、「村人(2人)」は「予言者(1人)」「用心棒(1人)」に分別され、いずれの陣営にも属さない残り7人は新たに設定された「狂人」に属します。人狼が全滅した場合は村人側が勝利、村人側の生き残り人数が人狼と同数になった場合は人狼の勝利、狂人は村人側にカウントされるも人狼が勝利した際に勝利、敗れた者は首にかけられたワイヤーが自動的に絞まって“処刑”されます。
今回の舞台「狂人村」に集められたのは、小池萌(浅川梨奈)、佐藤彩乃(松永有紗)、周太樹(門下秀太郎)、中川未来(飯田祐真)、宇佐美慧(栗原吾郎)、根岸すず(長谷川ニイナ)、加納蓮(眞嶋秀斗)、三上優花(木下愛華)、杉本陽翔(坂田将吾)、庄司蒼空(佐奈宏紀)の高校生男女10人です。
人狼ゲーム6 マッドランドのネタバレあらすじ:承
10人はとある屋敷に強制的に集められ、ゲームの開催を告げるアナウンスとともにルールの説明を受けました。参加者全員にはナイフが用意され、それぞれ生き残りを賭けた駆け引きがスタートしました。初日の夜、まず優花が「予言者が名乗り出るべき」と揺さぶりをかけ、萌は人狼が名乗り出るべきと返しました。そこで彩乃と庄司が人狼だと名乗り出ましたが、すずが思わず二人を嘘つき呼ばわりしたことから意見が分かれ、第1回の投票の結果はすずが選ばれ、その直後に未来がすずをナイフで刺して“処刑”しました。その一方で庄司は他の男子生徒、特にに周に対して傲慢な態度を取り始めました。
人狼ゲーム6 マッドランドのネタバレあらすじ:転
2日目。萌は彩乃に、自分が用心棒であることを明かしました。その夜の第2回投票、参加者の駆け引きにより庄司が実はゲイであることが発覚、キレた周は庄司に殴りかかり、ルール違反とされて処刑されました。投票は結局杉本が選ばれ、逃げた杉本はそのまま処刑されました。その後、彩乃は萌に自分が予言者であることを明かし、一緒に生き残るために協力しあうことで一致しました。
3日目の朝、庄司は死んでいました。未来は自分が人狼だと明かし、庄司の死に関与したことをほのめかしたうえで、自分に私に投票したら死ぬよと生き残りの参加者を脅しました。萌と彩乃は極秘裏に相談をもち、二人の関係がバレないようにしようと固く誓いました。その夜の第3回投票では加納が選ばれ、抵抗しながら処刑されました。深夜になり、萌と彩乃の関係に気付いた未来は萌の部屋を訪れました。
人狼ゲーム6 マッドランドの結末
実は人狼であった未来は萌を殺そうとしたところ、萌は突然テレビのリモコンで自分の頭を殴り始め、そのまま窓から飛び降りて敷地外に出、自ら死を選びました。
4日目、萌の死を知った彩乃は彼女のためにも何としても生き残る決意を強くしました。未来は彩乃を挑発、勝つのは自分だと宣戦布告しました。しかし、その日の投票では未来が選ばれ、彩乃は未来を処刑しました。その時、ゲーム終了を知らせるアナウンスが流れ、人狼の全滅により村人側が勝利したことが告げられました。敗北した宇佐美と優花はそのまま処刑され、ただ一人生き残った彩乃は涙を流しながらその場を立ち去っていきました。
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