甲鉄城のカバネリ 海門決戦の紹介:2019年日本映画。TVアニメ「甲鉄城のカバネリ」の劇場版。不死の怪物「カバネ」により国土の大半を支配された日ノ本で、装甲蒸気機関車「甲鉄城」に乗り込んだ生駒達は、カバネからの解放を目指し戦いを続けます。カバネに支配された北陸の要衝である海門を取り戻すため、甲鉄城は北陸まで来ましたが、そこで生駒は、海門のカバネは、これまでのカバネには見られなかった統制がとれた行動をしていることに気付きます。実は、海門の要である海門城にはカバネを操る存在がいて、海門の解放を目指す生駒達の前に立ちはだかるのでした。
監督:荒木哲郎 声優:生駒(畠中祐)、無名(千本木彩花)、菖蒲(内田真礼)、来栖(増田俊樹)、鰍(沖佳苗)、侑那(伊瀬茉莉也)、巣刈(逢坂良太)、吉備土(佐藤健輔)、景之(三木眞一郎)
映画「甲鉄城のカバネリ 海門決戦」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「甲鉄城のカバネリ 海門決戦」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
甲鉄城のカバネリ 海門決戦の予告編 動画
映画「甲鉄城のカバネリ 海門決戦」解説
この解説記事には映画「甲鉄城のカバネリ 海門決戦」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
甲鉄城のカバネリ 海門決戦のネタバレあらすじ:起
天鳥幕府が倒れたことにより、日ノ本は幾つかの勢力圏に別れ、各地でカバネとの戦いを強いられていました。
そんな中、カバネの支配された北陸の要衝である海門を取り戻すため、甲鉄城は北陸の地にやってきました。カバネに奇襲を受け味方は窮地に陥りますが、助けに入った圧倒的な体術を駆使するカバネリである無名、同じくカバネリの生駒により撃退されました。
戦いが終わったあと、生駒は、海門駅のカバネは、これまでのカバネには見られなかった統制がとれた動きをしていたこと、さらに味方の陣地内にカバネの抜け道があるかもしれない事に気付きます。
甲鉄城のカバネリ 海門決戦のネタバレあらすじ:承
作戦会議で生駒は、カバネが陣地内にある抜け道から統制が取れた動きで攻撃してきた可能性を訴えますが、半分カバネであるカバネリの生駒の言うことを誰も信じようとはせず、逆に生駒が手引きしているのではないかと疑われてします。
会議の後、自分の意見が認められず落ち込む生駒を無名が慰めますが、生駒は、突然精神に異常をきたし無名に襲い掛かってしまいます。無名が涙を流したことで生駒は我に返りますが、周囲からカバネになったと疑われ、生駒は、カバネになっていないことを証明するために規定の3日間の独房入りを自ら志願します。
その後、海門城から味方の陣地まで抜け道があることがわかり、無名達が抜け道の入り口まで行ったところ、中から大量のカバネが飛び出してきました。無名は、カバネ達を操っている者を倒すため、抜け道に入って行きました。
甲鉄城のカバネリ 海門決戦のネタバレあらすじ:転
独房にいた生駒は、抜け道からカバネを手引きしたと疑われて銃で撃たれますが、カバネリの力で独房を抜け出し無名の後を追いました。無名は、襲い掛かるカバネを倒しつつ海門城に向かいますが、いつもは背後を守る生駒が不在であることに不安を覚えます。そんな無名の前に強力なカバネであるワザトリが立ちはだかります。
そのころ、地上では、海門城攻略のために運んできた自走臼砲・鳴神の攻撃により海門城は一部損壊しますが、突然カバネが一斉に鳴神に襲い掛かってきたことにより鳴神は大破し、鳴神を運んできた装甲機関車は崖から落ちてしまいました。
ワザトリに苦戦し追い詰められる無名。思わず生駒と叫んだ時、無名を追ってきた生駒が現れワザトリを倒しました。2人は抱きしめ合い、お互いが大切な存在であることを再認識しました。
甲鉄城のカバネリ 海門決戦の結末
海門城に入った生駒達は、天守閣に青く光る繭があることを確認しましたが、どこからか銃撃を受けました。実は、天守閣にはカバネリとなったかつての城主である駒井景之がおり、彼がカバネを操って鳴神を破壊したのでした。そして、青い繭の中には、景之をかばって撃たれ景之によりカバネとなった娘の深雪がいました。
無名は、もうすぐ青い繭から巨大なカバネである黒煙りが現れる事を感じており、その前に景之を倒すことにしました。景之は強く、無名とも互角の戦いを繰り広げますが、最後は、生駒という後ろ盾をもつ無名が勝利しました。しかし、景之が敗れた瞬間、繭が破れて黒煙りが現れました。
生駒達は、海門城を脱出して甲鉄城まで行きますが、黒煙りは甲鉄城にすがりついてきました。そこで、甲鉄城の操縦を担当する侑那は、甲鉄城を加速させてトンネルに入り、トンネル入口の壁に黒煙りをぶつける事で黒煙りを消滅させることに成功しました。
こうして海門駅は、甲鉄城の活躍により解放され、生駒と無名は絆をより一層深めたのでした。
以上、映画「甲鉄城のカバネリ 海門決戦」のあらすじと結末でした。
変わらぬ神作画とカッコいいアクションシーン。生駒と無名がすれ違いながら一人で戦う無名にピンチが訪れてもうだめかと思った時に生駒を呼んで登場するのが痺れました。最後の無名が生駒に思い切ったことをするのが可愛すぎて思わずニヤニヤが止まりませんでした。