さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウンの紹介:2008年日本映画。平成仮面ライダーシリーズ第8作目の劇場版第3弾です。時間の改変を目論む悪のイマジンとの戦いを終えた仮面ライダー電王・野上良太郎と仲間のイマジンたち。未来からやって来た良太郎の孫と共に、新たな強敵・仮面ライダー幽汽との戦いに挑みます。「俺、参上!」
監督:金田治 出演者:桜田通(野上幸太郎/仮面ライダーNEW電王)、中村優一(桜井侑斗/仮面ライダーゼロノス)、神田沙也加(ソラ)、松村雄基(死郎/仮面ライダー幽汽)、佐藤健(野上良太郎/仮面ライダー電王)ほか
映画「さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
「さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン」の予告編 動画
映画「さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン」解説
この解説記事には映画「さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
「さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン」のネタバレあらすじ:起
時間の改変を目論んだ悪のイマジンとの闘いを終え、コハナ(松元環季)と共に平穏な日々を送っていた正義のイマジン、モモタロス(声・関俊彦)、ウラタロス(声・遊佐浩二)、キンタロス(声・てらそままさき)、リュウタロス(声・鈴村健一)。ある日、街に出ていたモモタロスたちは、謎に満ちた「幽霊列車」が現れるとの噂を聞き、調査を開始します。その時、幽霊列車と共に悪のライダー・仮面ライダー幽汽が現れ、応戦したモモタロスたちは幽汽の圧倒的な強さに圧倒されます。幽汽が変身を解除すると、正体不明の敵に誘拐され意識を乗っ取られた野上良太郎(佐藤健)の姿に。助けに駆け付けた仮面ライダーゼロノス・桜井侑斗(中村優一)も重傷を負ってしまいます。
「さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン」のネタバレあらすじ:承
追い詰められたモモタロスたちの前に突如、仮面ライダーNEW電王と名乗る新たなライダーが現れ、モモタロスたのピンチを救います。NEW電王の変身者・野上幸太郎(桜田通)は最新型の時の列車「NEWデンライナー」で未来からやって来た良太郎の孫で、相棒のイマジン・テディ(声・小野大輔)と行動を共にしています。幸太郎は、祖父の良太郎に個人的な恨みがあるらしく、弱い良太郎を蔑む発言を繰り返します。そして再び幽汽が襲来すると、幸太郎はNEW電王に変身し、「デンライナー」のコクピットモジュールを兼ねるバイク「デンバード」で出撃します。NEW電王と幽汽との一騎討ちの最中、今回の事件の黒幕・死郎(松村雄基)が現れ、NEW電王は危機に陥ります。その時、幽汽の中の良太郎が幽汽を制止し、孫の危機を救います。駆け付けたモモタロスたちに良太郎は「象を守ってくれ」とメッセージと古びたパスを託し、姿を消します。
「さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン」のネタバレあらすじ:転
良太郎からもらったパスで300年前の江戸時代にタイムトラベルするイマジンたちと幸太郎、テディ、コハナ。ナオミ(秋山莉奈)の案内でオーナー(石丸謙二郎)が現地に手配してくれたアジトへ行くと、そこはただの長屋の一室でした。そこにジーク(声・三木眞一郎)とデネブ(声・大塚芳忠)が合流し、イマジンたちは長屋で共同生活を始めます。モモタロスは、長屋を抜け出して一人で鍛錬を行う幸太郎を見かけ、打ち解けます。ある時、テディは敵の一団と遭遇し、彼らの目的を知ってしまいます。敵の黒幕・死郎は元々は江戸時代の武士の怨霊で、亡き恋人のソラ(神田沙也加)を蘇生させるために良太郎を利用し、更には全ての死者をも甦らせようとしているのです。翌日、幽汽が襲撃をかけてきました。モモタロスは命を懸けて幽汽の中の良太郎を取り戻そうと試みます。幽汽の攻撃に耐え続け、あわやこれまでかと思われた一瞬の隙を突き、良太郎の救出に成功します。
「さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン」の結末
意識を取り戻した良太郎。しかし死郎は圧倒的な強さを誇っており、亡霊イマジン達を召喚して良太郎たちに襲いかかります。そこにコハナがオーナーから預かった全員分のパスを持って駆け付け、良太郎やイマジンたちは様々なフォームの電王に変身します。侑斗も駆け付けてゼロノスに変身、幸太郎もNEW電王に変身して最終決戦に突入します。死郎は幽汽に変身し、電王たちと渡り合いますが、最後は良太郎の電王・モモタロスの電王・NEW電王の前に敗れ去り、死郎はソラと共に死者の世界に戻って行きます。
良太郎が守ってくれと言っていた「象」でしたが、死郎たちとの闘いを察して逃げ出してしまったので、やむなくデンライナーが江戸の街を御披露目することになります。集まった市民の中に、良太郎の姉・愛理(松本若菜)に良く似た女性が。偶然出会った男と恋に落ちる女性を見て、あの二人が良太郎の先祖なんだねと語り合う一行は元の時代に戻って行きます。未来に戻った幸太郎は祖父・良太郎と和解するのでした。
様々なイマジンに憑依されるたびに演技を変えていくため、人気トップクラスの若手俳優である佐藤健氏の幅広い演技のスタートを感じることができる一作と言えます。
人気キャラクターであるモモタロスが変身した電王ソードフォームをはじめとする、スーパー戦隊ばりのヒーロー集結のラストバトルは王道といえます。