彼女について知ることのすべての紹介:2012年日本映画。教師の鵜川は同僚教師のミチヨと同棲していましたが、スーパーでミチヨの後輩のメイという女性に会ってから、メイの魔性の虜になりメイと関係をもってしまいました。順調に見えたメイとの愛でしたが、刑務所から出所してきた元彼が現れてから二人の関係は崩れ始めました・・という内容の危険なラブストーリーです。
監督:井土紀州 出演者:笹峯愛(メイ)、三浦誠己(鵜川)、パク・ソヒ(マヤマ)、赤澤ムック(ミチヨ)、長宗我部陽子(稲村)、中村憲刀ほか
映画「彼女について知ることのすべて」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「彼女について知ることのすべて」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
彼女について知ることのすべての予告編 動画
映画「彼女について知ることのすべて」解説
この解説記事には映画「彼女について知ることのすべて」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
彼女について知ることのすべてのネタバレあらすじ:起
学校教師の鵜川は訪ねてきた女性弁護士の稲村から、メイという女性の事を聞かれました。6年前、鵜川は同僚のミチヨと同棲していました。ある日二人で買い物に行ったスーパーで、看護師をしているミチヨの後輩のメイという女性に会いました。ミチヨはメイに鵜川の事を恋人だとは言わず、同僚だと告げました。この時鵜川は、煙草を吸おうとしたがライターに火がつかず、メイに喫茶店のマッチをもらっていました。
河川敷で友人の競輪選手に会った時、メイの病院に入院していたことを思い出し、メイの事を聞くと、非番の日はいつも喫茶店にいると話しました。鵜川はメイにもらったマッチの喫茶店へ行きました。するとメイが入店してきました。二人はお互いこの状況を期待していたと話しました。
彼女について知ることのすべてのネタバレあらすじ:承
鵜川は校長に呼ばれました。ミチヨから鵜川と結婚するから、転校願いが出されていると言いました。同じ学校で夫婦は働けないという規約に沿ったものでした。メイの事が気になりだした鵜川は、自分は結婚するとは言っていないと言い、校長室を出ました。これがキッカケになり、鵜川はメイとのデートを重ね始めました。
察知したミチヨはメイに、鵜川に近寄るなとクギをさしました。このことで鵜川を避けるようになったメイを、鵜川は病院の寮の前で待ちました。酔って帰ってきたメイは鵜川を部屋に入れました。その夜二人は結ばれました。そして鵜川はミチヨと別れました。ある日、メイが「元彼が帰ってくるから、もう別れよう」と切り出しました。鵜川は「自分が守るから、元彼と別れるんだ」とメイに言いました。
彼女について知ることのすべてのネタバレあらすじ:転
授業中、校庭にヤクザ風な若い男がやって来て鵜川を呼びました。男は刺青を入れたチンピラでマヤマという名でした。「メイと別れてくれたら何もしない」と鵜川を脅しました。鵜川は怖くなり納得したふりをしますが、その後も二人は密会しました。しかし二人の関係はマヤマにばれており、鵜川は暴行を受けました。
メイはマヤマの部屋に行き、50万を出して別れてくれと言いました。マヤマは金を受け取らず、メイはマヤマに抱かれました。これ以来マヤマとメイの関係が続き、マヤマは鵜川に金を要求しました。鵜川はマヤマと手を切るため100万円を渡しました。この日以来メイとは会っていないと稲村に話しますが、稲村は獄中にメイが出産した子供は成長するにつれマヤマに似ていないと言いました。そしてその後の話を聞かせてくれと鵜川に言いました。
彼女について知ることのすべての結末
鵜川は話し始めました。100万円を払った後もメイと密会していた鵜川は、メイにどこかへ逃げようと言いました。するとメイは何処に逃げてもマヤマは追ってくると言って、マヤマが密売していた拳銃を鵜川に見せ、ミヤマを殺そうと持ちかけました。鵜川も殺そうと言い、その夜二人は愛し合いました。そして湖畔で殺す計画をし、当日を待ちました。
決行の日、深夜鵜川はボートで待機し、携帯電話でメイに合図しました。部屋にいたメイは拳銃を取り出し、シャワーを浴びていたマヤマに6発の銃弾を浴びせました。メイは殺人罪で収監され、6年後に出所しました。稲村はメイが出所後、マヤマの墓を立て、月命日にはお参りしていると話しました。鵜川は霊園に行って、メイに会いました。やり直したいと言う鵜川に対し、メイはマヤマが死ぬ前に『一人で死ぬのはいやだ』と言った言葉が今でも頭に残っていると言い、一番大事な人はマヤマだったと言って去って行きました。
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