映画「KARATE KILL/カラテ・キル」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
KARATE KILL/カラテ・キルの紹介：2016年日本映画。女優になる為にアメリカに行った妹が音信不通になり、単身アメリカへ探しに行った空手家のケンジは、妹がカルト教団に捕らわれていることがわかりました。この教団は殺戮集団で、過去に教団を逃げ出したケイコと手を組み、教団に乗り込んでいくと言う話です。ロス在住の光武蔵人監督による、全編アメリカ撮影のスプラッターアクション映画です。
監督：光武蔵人 出演者：ハヤテ（ケンジ）、紗倉まな（マユミ）、亜紗美（ケイコ）、カーク・ガイガー（バンデンスキー）、カタリナ・リー・ウォーターズ（シモーナ）、トム・ボス（ベニング）、鎌田規昭（店）、デビッド・サクライ（剣豪）ほか
この解説記事には映画「KARATE KILL/カラテ・キル」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ケンジは必至で携帯で連絡を取っていました。しかし流れて来るのは英語のメッセージだけでした。
ケンジは女優になる為にアメリカに渡った妹のマユミに連絡を取っていましたが、音信不通になり、単身アメリカに渡り、マユミを探し始めました。マユミの足取りを調べていると、アパートに住む日本人の男に行き当たりました。男はケンジに殴りかかりますが、ケンジは空手の達人で、男を滅多打ちにし、マユミの行先を聞き出しました。
次にケンジは日本人の経営するキャバクラに行きました。すると閉店だと言われ、マネージャーと用心棒に追い出されそうになりますが、これも空手で倒しました。すると従業員全員が襲いかかって来ました。しかしケンジが全員を打ちのめすと、一人の男がマユミの事を話し始めました。しかし、その男は背後にいた店長に木刀で殴り殺されました。
店長は木刀を持って戦いを挑んできました。一進一退の末、ケンジは店長を叩きのめし、店長の部屋に行きました。店長はパソコンでサイトにログインし、動画を見せました。それはカルト教団の男たちがキャバクラに乗り込み、マユミらを拉致する動画でした。
店長によるとこの集団はキャピタル・メサイアといって、教祖がバンデンスキーという男でした。店長はキャピタル・メサイアに借金があり、借金のかたにホステスを連れて行かれたと言いました。ケンジがこのサイトの動画を見ると、人質を次々殺害するといスナッフフィルムを流していました。
その中にはマユミに男を殺させる動画もありました。動画に見入っていると店長が背後から銃口を向けましたが、とっさにかわし、店長の喉を正拳で突き破り、殺害しました。
ケンジはキャピタル・メサイアをめざしてヒッチハイクでテキサスに向かいました。途中の酒場で情報を得ようとした時、客たちに銃口を向けられました。ここで助けてくれたのが片腕の女ケイコでした。元自衛隊のケイコは、店長の店でキャピタル・メサイアに拉致され、そして片腕をミンチャーにかけられながらも、側近のシモーナの片目を奪い逃げ出してきました。
ケイコは店長が女をキャピタル・メサイアに売っていると言いました。ケンジはケイコに、妹のマユミを助けるために行くのだと言うと、ケイコはキャピタル・メサイアを全滅させるために行くと言い、二人は協力することになりました。
そしてケンジは、空手で銃と闘うため、ケイコに色々な銃の性能と、銃を撃つ時の筋肉の動きを習いました。やがて二人は結ばれ、キャピタル・メサイアに着きました。
ケイコが見張り役を次々と射殺しながら進み、マユミともう一人の女性を助けました。しかし二人はドラッグを打たれており、ぐったりしていました。すると突然もう一人の女がケイコの首をかき切り、殺害しました。そしてケンジは捕えられました。
バンデンスキーはケンジをトレーラーの荷台に入れ、剣豪と闘わせ、世界に動画を配信しました。苦戦するケンジに、剣の達人の店長の霊が降りてきて、ケンジは剣豪を倒し、トレーラーの運転手を殺して脱出しました。
キャピタル・メサイアに戻ったケンジはシモーナーのもう一つの目を潰し、ベニングを倒しました。そしてバンデンスキーを殺害し、マユミと向き合いました。しかし洗脳されたマユミはケンジに銃口を向けました。じっと見つめるケンジに対し、マユミには幼い頃の兄の姿が映りました。マユミは銃を捨て、ケンジに抱きつくのでした。
以上、映画「KARATE KILL/カラテ・キル」のあらすじと結末でした。
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