結婚の紹介:2017年日本映画。時には作家、時にはコーディネーターと称す青年が、女性と共謀し結婚詐欺を繰り返してゆくという内容のサスペンス映画です。人気のディーン・フジオカを結婚詐欺師を演じ、単なる結婚詐欺映画では終わらせないラストの展開が見どころです。
監督:西谷真一 出演者:ディーン・フジオカ(古海健児)、柊子(千石るり子)、中村映里子(工藤麻美)、松本若菜(吉岡真奈)、安藤玉恵(穂原鳩子)、古舘寛治(矢島)、萬田久子(柊泰江)、貫地谷しほり(古海初音)、ほか
映画「結婚」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「結婚」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
結婚の予告編 動画
映画「結婚」解説
この解説記事には映画「結婚」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
結婚のネタバレあらすじ:起
とあるバーで麻美が誰かを待っています。そこにるり子という女性が入って来ました。彼女はジントニックを注文するも、ジンとトニックを別々にしてくれと言いました。しばらくすると古海健児が入って来ました。古海健児は麻美と交際中でしたが、るり子とも知り合いでした。3人は店を出て話しました。るり子は健児に原稿を早く出してくれとせかします。そして健児が作家であることを麻美に話しました。健児とるり子はグルで麻美を騙していたのでした。健児には初音という妻がいました。初音には営業の仕事といって、結婚詐欺を続けていました。るり子も詐欺の対象でしたが、るり子に見破られて一緒に詐欺を働くパートナーとなっていましたが、今でも二人の関係も続いていました。
結婚のネタバレあらすじ:承
健児は麻美に結婚を申し込みました。そしてマンションの空き部屋を新居として紹介しました。麻美は自分の勤める会社の社員割引でダブルベッドを購入しました。健児は麻美に指輪を送りました。300万円の指輪だと言い、小説の原稿料が入るのが遅れるので100万円を貸してくれと要求し、麻美は口座に振り込みました。それ以来健児とは連絡が取れなくなりました。健児はるり子と100万円を分けました。麻美は届いたベッドの上に座り、同僚社員に祝福されるも、一人泣いていました。市役所の窓口に勤める鳩子は今日も婚姻届の受付をしています。彼女もバーでワインの話で盛り上がり、健児に騙されました。麻美と同じように100万円を取られました。
結婚のネタバレあらすじ:転
るり子が新たな対象の女性を紹介しました。真奈という名前で、プライドの高い女性でした。健児は店舗のコーディネーターと称して接近し、自分の手がけた店と称して洒落たレストランを案内しました。健児は店の従業員に一方的に話しかけ、そういう関係であることをアピールしました。そしてビルの一室を案内し、今度はこの部屋を手掛ける話をしました。そこにはピアノが一台あり、ピアノを弾いて見せました。そこに突然ビルのオーナーの柊泰江が入って来ました。健児は強引に知り合いのふりをして話すと、柊泰江も話を合わしてくれました。そして健児は真奈に結婚を申し込み、共同経営者として出資金100万円を要求し真奈も承諾しました。そのころ鳩子は探偵事務所で、詐欺にあったとして健児の調査を依頼していました。調査中に麻美の事も知り、鳩子と麻美が共同で調査を依頼する形になりました。健児は柊泰江とデートをしました。ターゲットにしているようですが、途中で健児が自分の子供のころの写真を風で飛ばし柊泰江に見られました。健児は自分の子供時代の事が思い出せませんでした。母親に捨てられてからの記憶がなくなっていました。柊泰江は自分の力で調査してあげるといい、写真を預かりました。
結婚の結末
柊泰江から調査結果が出ました。郵送してもらう代わりに世界一週旅行に付き合うように言われました。一方鳩子と麻美は健児が真奈を騙すのを見ようという事になりました。健児が自宅に帰り、調査書類を見て愕然としました。そして初音に自分は結婚詐欺であることを話しました。すると初音は全てあなたの妄想だったのよと姿を消しました。初音は存在せず、母親を想う健児の妄想から生まれた妻でした。柊泰江との待ち合わせの岸壁に行きました。するとそこに鳩子、麻美、真奈そしてるり子がやって来ました。健児は自分は結婚詐欺師だといいました。るり子は健児が好きで離れたくないから、一緒に詐欺をしていると言いました。残りの3人も今でも好きだと言います。健児は4歳のころシングルマザーの母親が結婚に健児が邪魔なため海に突き落とされました。助け出され施設に預けられた健児は成人すると、女性に夢を与えて最後は突き放すものだという観念が根付いていました。健児は海に飛び込みました。そして4歳のころ海に突き落とされた時のことを思い出しました。柊泰江は一人で世界一周の旅に出ました。健児は海から上り一人歩いていました。
記憶がなくなる⇒韓国ドラマのよくあるパターンだなぁ。