キスできる餃子の紹介:2018年日本映画。夫の浮気で離婚した陽子は、栃木の実家に帰り、父親の辞めた餃子店を再開しました。その餃子店に栄光を手にしながら完全なスランプに陥った若手プロゴファーの亮がやって来ました。浸りはお互い魅かれあいますが・・・という内容のラブコメディ映画です。
監督:秦建日子 出演者:足立梨花(藤田陽子)、田村侑久(岩原亮)、佐野ひなこ(倉橋麻里)、中島広稀(本田優太)、古川凛(藤田美咲)、麻生祐未(沖麗子)ほか
映画「キスできる餃子」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「キスできる餃子」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
キスできる餃子の予告編 動画
映画「キスできる餃子」解説
この解説記事には映画「キスできる餃子」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
キスできる餃子のネタバレあらすじ:起
前年賞金王に輝いた若手男子プロゴルファーの岩原亮はスランプに陥っていました。この日もパターが全く決まらず、3大会連続予選落ちという結果になり、インタビューで思わず肘を故障していると言ってしまいました。陽子はイケメン夫の浮気が原因で離婚調停の話をしていました。キレるとすぐ手を出す性格を逆手にとられ、夫に暴力を振るってしまった事から慰謝料も取れず、娘の美咲を連れ栃木の実家に帰っていました。陽子の実家は栃木宇都宮餃子の専門店で、陽子は餃子店を継ごうと決めていました。しかし実家の餃子店は父の体の故障で廃業していました。陽子は父親の猛反対を押し切って勘当同然の状態で結婚し家を出ていました。そこで父親に今までの事を全て謝り、餃子店をやることにしましたが、父親も頑固者で餃子のノウハウを一切教えませんでした。
キスできる餃子のネタバレあらすじ:承
宇都宮餃子会から一旦外れていた餃子店を協会に戻すため会長に試食してもらいますが、味がいまいちの為、2か月後再度試食会を開くことで仕切り直しとなりました。プロゴルファーの岩原は、怪我の療養中と言いながら女の子たちと豪遊しているところを写真週刊誌に撮られ、東京を離れ栃木のホテルにマネージャーの麗子と来ていました。一睡もせず餃子作りに没頭し、朝を迎え店の外に出た時、たまたま代役で新聞配達をしていた亮に会い、陽子は一目ぼれしました。一方亮は身分を隠し自分を谷沢亮と名乗り、餃子が好きなので今度食べにきますと言って別れました。この光景を見ていた美咲は、母親の陽子が嬉しそうな様子だったの見て喜びました。陽子は嬉しいながらも今までイケメン好きで失敗の人生が続いているので、慎重になっていました。
キスできる餃子のネタバレあらすじ:転
雨の日、雨宿りしていた亮にハンカチを貸したことで、亮が店にきました。お礼を言って餃子を食べますが味はいまいちのようでした。亮はバスケットのチケットを3枚渡し、お父さんと美咲さんの3人で行ってくださいと言いました。話を聞いていた父親は亮の事が気に入ったようで、脚が悪いので、亮と3人で行きなさいと言いました。バスケット会場で岩原亮だとバレだ亮が写真を撮られまくりキレて怒り出しました。今日は一旦帰りますと帰った亮が、穴埋めをしたいと電話してきました。陽子は上手いモノめぐりをしたいと言って、美咲と3人でデートを続けました。2回目の試食会が終わり、会長が宇都宮餃子インターハイへの出場を勧めました。その結果を見て合否を決めることになりました。やがて亮が岩原亮であることを知った陽子は問いただしました。すると亮はゴルフを辞めて栃木で気楽に暮らしたいと言いました。この言葉が必死で餃子作りをやっている陽子にカチンときて亮を平手打ちし、見下した言い方をするなと怒鳴り散らし、怒って帰りました。
キスできる餃子の結末
麗子が亮に試合への出場を話しました。陽子の父親は陽子に『お前が今まで作った餃子の中で一番おいしかったのは中学生時代のバレンタイン餃子だ』と言いました。そして『好きな男に作る餃子をもう一回作れ』とはっぱをかけ、試合の応援に餃子を持っていかせました。試合に集中する亮は陽子の声援にあまり反応しませんでした。餃子インターハイの会場に戻った陽子は餃子を焼きながら亮の試合を見ていました。今回はパットをよく決め決勝進出となりました。そして亮が会場にやって来ました。亮は決勝に残った喜びを、一番好きなものを一番好きな人と食べて分かち合いたいと言いました。あっけにとられる陽子をステージに上げ、観衆の前で餃子を食べてもキスが出来ると陽子を抱き寄せキスをしました。恋が成就し、すっかり元気になった陽子の店は大繁盛していました。一方亮のゴルフは復活し、アメリカツアーで活躍していました。
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