これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫の紹介:2010年日本映画。漫画家・赤塚不二夫に35年間連れ添った編集者・武居俊樹が著した「赤塚不二夫のことを書いたのだ!!」に基づいたフィクション作品。自由奔放な赤塚不二夫役に浅野忠信。そんな彼を支えた編集者役に、堀北真希が演じます。
監督:佐藤英明 出演者:
浅野忠信(赤塚不二夫)、堀北真希(武田初美)、阿部力(広瀬譲治)、木村多江(赤塚トシ子)、いしだあゆみ(赤塚ヨリ)、佐藤浩市(佐々木勝一)、ほか
映画「これでいいのだ!!」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「これでいいのだ!!」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫の予告編 動画
映画「これでいいのだ!!」解説
この解説記事には映画「これでいいのだ!!」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫のネタバレあらすじ:起
昭和42年、小学館の就社式に出席する武田初美。少女コミックが大好きで入社した武田ですが、少年サンデーに配属されてしまいます。赤塚不二夫の担当になった武田は、赤塚のオフィスを訪れます。個性的なアシスタントたちを目の当たりにして驚く武田。そんな武田に、赤塚は「ちびた」とあだ名をつけました。
赤塚から漫画のアイデアを一緒に出すよう言われた武田ですが、なかなか良いアイデアが思いつきません。そんな武田の歓迎会をしようと、酒を無理にすすめる赤塚。飲めない武田に無理やり飲むよう強要し、武田は酔っ払ってしまいます。酔っ払った武田のハチャメチャな行動からヒントを得て、翌日漫画を書く赤塚。
これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫のネタバレあらすじ:承
会社の先輩と食事をしながら、武田は仕事の愚痴をこぼします。赤塚の担当から離れ、少女コミックの担当に変われるよう先輩に頼みました。
その頃、他社で「天才バカボン」の連載がはじまります。一気に大人気となった「天才バカボン」のせいで、「おそ松くん」は打ち切りに。そのことを赤塚に伝え、新連載を頼みます。次に赤塚が考えた「もーれつア太郎」は、瞬く間に大人気漫画になり、武田も漫画のアイデアのために飲みに連れて行かれます。赤塚から無理なことをばかり強要され、始めは嫌がる武田ですが、次第に赤塚の世界に引き込まれていきました。
これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫のネタバレあらすじ:転
「もーれつア太郎」は出だしは好調でしたが、それ以降はまったく振るわず、何とかしようとアイデアを出す武田。「もーれつア太郎」のキャラクター・ニャロメに目を付け、ニャロメは一躍人気者となります。大ヒットしたことをいいことに、レコード会社まで作ってしまった赤塚。しかし全く売れずに、すぐにレコード会社は潰れてしまいます。
正月、赤塚の家に新年のあいさつに訪れた武田。酔っ払った赤塚は、泣きながら身の上話を始め、自分の母親への愛を語ります。
ある日、武田の少女コミックへの異動が決まり、赤塚に報告へ。丸三年赤塚の担当だった武田をみんなが快く送り出してくれました。先輩と同じ部署で働くこととなった武田ですが、平凡な仕事に次第に物足りなさを感じはじめます。そんな頃、赤塚の母親が亡くなり、何も手が付かなくなる赤塚。そしてもう一つ赤塚に大事件が起こり、一億円の不正経理疑惑が持ち上がります。アシスタントたちもみんな赤塚の周りから去っていき、一人になる赤塚。
これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫の結末
「もーれつア太郎」が打ち切りになることを耳にし、心配する武田。ある日、赤塚は新連載を放り出し、どこかに雲隠れしてしまいます。武田は、赤塚の担当に戻ることに決心して、旅館にいた赤塚を迎えに行きました。
次の漫画「レッツラゴン」の連載が始まりましたが、再び打ち切りになる可能性が持ち上がります。結局「レッツラゴン」は連載を終了し、武田は担当を解任されてしまいました。
赤塚にそのことを報告。「お前がいたから書けたんだよ」と赤塚は話し、「一生懸命バカを二人でやったきた」と、二人は笑いながら語り合います。武田を立派な編集者だと褒め、「面白い漫画を作る」と言い、赤塚は立ち上がりました。
以上、映画「これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫」のあらすじと結末でした。
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