ことりばこの紹介:2011年日本映画。大学のサークルメンバーが、海辺の森近くのペンションに旅行に行きました。ペンションの管理人から、神社には近づくなと言われたものの、深夜に神社に行ってしまい、封印された呪いの箱『ことりばこ』を解放させてしまうという、都市伝説を独自の解釈で表現したジャパニーズホラーです。
監督:福田陽平 出演者:小林美幸(玲奈)、水野真典(タケル)、福原舞弓(真由香)、高橋亜由美(洋子)、星名陽平(慎太郎)、田口巧輝(戸塚)ほか
映画「ことりばこ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ことりばこ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ことりばこの予告編 動画
映画「ことりばこ」解説
この解説記事には映画「ことりばこ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ことりばこのネタバレあらすじ:起
大学のサークルの男女5人の慎太郎、タケル、真由香、洋子、玲奈は海辺のペンションへ旅行に行きました。慎太郎は卒業を控えていました。タケルと洋子は恋人同士で、玲奈は慎太郎を先輩と慕い恋心を寄せ、真由香に相談していました。やがて軽トラックに乗ったペンションの管理人の戸塚がやって来ました。軽トラックは山道に入り、森の近くにペンションが見えました。周囲には『ゴミ処理場建設反対』のプラカードが掛けられていました。ここからは歩いてくださいと言う戸塚に従い5人は歩きました。途中の神社の前で戸塚が立ち止まると、5人に、神社には近づかないでくださいと忠告しました。気になる5人は理由を聞くと、ヘビが沢山いて噛まれるからだと戸塚は言いました。そして5人はペンションに着いてくつろぎました。
ことりばこのネタバレあらすじ:承
夕食までの間5人は海で遊びました。夜は庭でBBQをして盛り上がりました。戸塚はBBQに少し参加した後、再度神社には決して行かないようにと釘を刺し、離れの家に帰りました。タケルは怖い話をしてあげようと言いました。それは『大学のサークルの合宿でこの近くに来た男女のグループが、夜に肝試しと言って神社へ行ったものの、全員の気分が悪くなり、車で急遽帰ろうと出発したものの行方不明になり、その後ダム湖で沈んだ車が発見された』という話でした。驚かせた後、神社に行こうと言い出しました。一人嫌がる玲奈を真由香が説得し、5人は神社に行きました。途中でタケルと洋子が居なくなり、騒いでいると白いものを被った人が玲奈に襲い掛かりました。しかしこれは玲奈を驚かそうと仕組んだものでした。しかしこの時タケルは一人だけ様子がおかしくなっていました。
ことりばこのネタバレあらすじ:転
ペンションに帰ると洋子が体調不良を訴えました。タケルは自分のバッグを気にしていつもと違う態度でした。夜が明け、慎太郎とタケル、玲奈が薬を買いに出かけました。真由香は洋子の介抱をしていました。テレビの裏で8mmビデオテープを見つけ、再生するとタケルが話した怖い話の学生らの様子が映っていました。、物音に導かれ下の倉庫に入った真由香は変な箱を見つけました。怖くなり出ようとすると、倉庫に閉じ込められました。そして箱の中から泥だらけの人が出てきて真由香は殺されました。慎太郎らが帰って来ると洋子は、真由香が襲われたと叫び、見に行くと真由香の死体があり、慎太郎が泣き叫んでいました。そこに戸塚がやって来て、『神社へ行ったな!』と言い、銃を構えました。そしてあの神社には『ことりばこ』という呪われた箱が封印されていると言い、その箱は子供を産むことのできる女性を全員殺す箱だと告げました。
ことりばこの結末
タケルが神社で箱を見つけ、知らぬ間にバッグの中に入っていたと言うと、戸塚はここから誰も返さないと言って、慎太郎を撃ち殺し、タケルの足を折り、玲奈とタケルを縛りました。別の部屋では洋子が『ことりばこ』に殺されました。どうにかロープを切った洋子は、歩けないタケルを置いて一人逃げ出しました。戸塚は村の集会に出ていました。『ことりばこ』が解放された以上、ペンションの女3人の子宮を『ことりばこ』に入れ、ゴミ処理場建設推進派たちに送りつけて呪い殺そうと言いました。ペンションでは真由香と洋子の子宮が摘出され、ことりばこに入れられました。真由香の子宮には慎太郎の赤ちゃんが入っていました。戸塚はタケルを射殺し、玲奈を探しに行きました。国道まで出た玲奈は通りかかった警官に助けを求めますが、警官も村人の仲間で玲奈を射殺するのでした。
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