骨壺の紹介:2012年日本映画。学校で浮いている絵里は、幼馴染の美津子を助けるために半信半疑で飲むと死ぬと言われている稲田家の骨壷を取りに向かうのだった。しかしそれはとんでもない恐怖の始まりだった。
監督:永江二朗 出演:絵里(松原夏海)、美津子(横山ルリカ)、涼子(宮崎理奈)、絲木建太、坪内守ほか
映画「骨壺」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「骨壺」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「骨壺」解説
この解説記事には映画「骨壺」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
骨壺のネタバレあらすじ:はじまり
地味で周りから浮いている女子高生絵里は、幼馴染であり、クラスの人気者である美津子がストーカー教師市田(坪内守)に襲われている所を目撃する。美津子は絵里にその教師を殺してくれと頼む。絵里はその夜、飲むと死ぬと言われている稲田家の骨壷を取ってくる。翌日美津子にそれを渡した。美津子たちは面白半分でジュースにお骨を混ぜる。市田にそれを飲ませようとするも市田に好意を寄せる美津子の友達果歩が阻止し、別の女性教師にジュースを飲ませる。
骨壺のネタバレあらすじ:骨壷の呪い
ジュースを飲んだ女性教師が2階の窓から飛び降り死亡した。死体からはなぜか左手だけがなくなっていた。美津子が市田に遺灰を飲ませようとしたことを果歩にバラされ孤立する美津子。次第に絵里との距離も縮まっていく。が、そんな中果歩は稲田家の遺灰で美津子たちを殺そうと計画していた。一方果歩に脅された市田も遺灰を入手しようとしていた。責任を感じた絵里は骨壷を墓から出し稲田家の押入れに隠すのだった。しかし、絵里の渡した骨壷の残りを持っていた市田によって果歩がお骨入りのドリンクを飲まされ死ぬ。絵里の死体からは右手が切り取られていた。そして美津子の友達涼子の家に市田がやってくる。美津子が駆けつけるとそこには両足のない涼子の死体があった。
骨壺のネタバレあらすじ:稲田家
10年前、稲田家に強盗が押し入り、家にいた若い妊婦が殺されていた。死体の第一発見者として事情聴取を受ける美津子に絵里からメールが来る。危機を察知した美津子は刑事と共に稲田家に向かう。一方絵里は市田に脅され骨壷のある稲田家に向かっていた。
骨壺の結末
みんなの死を自分のせいだと感じた絵里はこの呪いを終わらせるため市田の目の前で骨壷の蓋を開けお骨を振りまく。お骨を吸い込んだ市田の目の前に稲田家の殺された妊婦が襲いかかる。同じくお骨を吸い込んだ絵里は押入れの中に入っていくのだった。遅れて稲田家に到着した美津子と刑事は市田の胴体のない死体を見つける。美津子が恐る恐る押入れを開けると、そこには首のない絵里の死体があった。体の一部分がなくなっていたのは、稲田家のもう一人の被害者赤ん坊にこの世を見せるために体を一部分ずつもらっていたのだ。稲田家の呪いとは母親が子供に注ぐ愛の形だったのだ。絵里の顔とそれぞれの死体のパーツをつけた稲田家の子は母親の霊と共に消えていくのであった。
以上「骨壷」あらすじ、結末でした。
この映画の感想を投稿する