くまのがっこう ~ジャッキーとケイティ~の紹介:2010年日本映画。大人気絵本「くまのがっこう」の劇場版。 寝坊助なお兄ちゃんたちを置いて一人出かけたジャッキーは、引っ越してきたばかりの女の子、ケイティと出会います。お花が好きなケイティは体が弱い女の子でした。熱を出してしまったケイティの為、ジャッキーは懸命にお花を探します。ケイティの為に頑張るジャッキーの姿にお兄ちゃんたちも大奮闘。みんなが誰かの為に一生懸命。元気なくまの女の子、ジャッキーと11匹のお兄ちゃんたちの心温まる物語。
監督:児玉徹郎 原作:あだちなみ、あいはらひろゆき 声優:松浦愛弓(ジャッキー)、児玉絹世(ケイティ)、田中直樹(ケイティのパパ)、ほか
映画「くまのがっこう ジャッキーとケイティ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「くまのがっこう ジャッキーとケイティ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
くまのがっこう ~ジャッキーとケイティ~の予告編 動画
映画「くまのがっこう ジャッキーとケイティ」解説
この解説記事には映画「くまのがっこう ジャッキーとケイティ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
くまのがっこう ~ジャッキーとケイティ~のネタバレあらすじ:起
森の中にある「くまのがっこう」のくまの子たちは全部で12匹。みんな仲良く暮らしています。11番目までは皆男の子、一番最後の12番目、たった一人の女の子がジャッキーです。
ある日の朝、ジャッキーは一人だけ目を覚ましてしまいました。窓の外を見てみると、外はとってもいい天気。ジャッキーはお兄ちゃんたちを起こそうと、大きな声を出したり、フライパンを鳴らしてみます。けれど、お兄ちゃんたちは起きてくれません。
ジャッキーは一人支度を済ませると、外へと出てみました。すると遠くからパンのいい匂いがしてきたのです。ジャッキーはパンを買う為に歩き出しました。
くまのがっこう ~ジャッキーとケイティ~のネタバレあらすじ:承
ちょうちょやカエル、たくさんの生き物に出会いながら歩いていたジャッキーは、大きな葉っぱを見つけました。それをソリの代わりにして、ジャッキーは野原を滑り降ります。ですが、その途中、葉っぱから落ちて、坂を転がり落ちてしまいました。
何とか止まって立ち上がったところに、一人の女の子がいました。その女の子はジャッキーの腕に傷が出来ていることに気が付くと、絆創膏を貼ってくれました。その子の名前はケイティ。ジャッキーが見つけたパン屋さんに住む女の子だったのです。ジャッキーは最近この場所に引っ越してきたばかりでした。
パンを焼いていたケイティのパパは、ケイティが初めて連れてきた友達に嬉しそう。ジャッキーに朝ご飯を御馳走してくれました。そうしてすぐに仲良くなった二人は、翌日川辺の花畑に行くことにしました。
翌日、ジャッキーはケイティと一緒に川辺の花畑に行きました。ケイティはそこにあるお花が大好きなのだとジャッキーに話します。そして好きな理由を聞いたジャッキーに、「まっすぐ元気に空に向かって咲いてるところ。」と答えるのでした。
それからジャッキーとケイティは花冠を作ったり、二人でランチをしたりと楽しいひと時を過ごしました。遊んでいると、突然雨が降ってきました。慌ててケイティの家に帰りましたが、ケイティが熱を出して倒れてしまいました。
ケイティは体が弱かったのです。ジャッキーはケイティが元気になるまで毎日お見舞いに来ると約束して、お兄ちゃんたちの待つ、がっこうに帰りました。がっこうではお兄ちゃんたちがシチューを作って待っていてくれましたが、ジャッキーは元気がありません。帰るとすぐに眠ってしまいました。
くまのがっこう ~ジャッキーとケイティ~のネタバレあらすじ:転
翌日、ジャッキーはケイティの元へと出かけていきました。その留守の間、お兄ちゃんたちが「ジャッキーのようすがおかしいことについてのかいぎ」を開きました。
ケイティの家に行ったジャッキーの後を、二人のお兄ちゃんたちがこっそり付いてきていました。まだ熱があり寝込んでいるケイティは、ジャッキーが来てくれたことに嬉しそうに笑うと、「ジャッキーは元気でまっすぐに咲いてるあの花に本当にそっくりだね。」と言いました。「またお花畑行こうね。」というケイティに、ジャッキーは「あのお花いっぱい摘んでくる。」と出かけていきました。
そして病気のケイティと、元気がないケイティに落ち込むジャッキーの様子を知ったお兄ちゃんたちは、自分たちも何かをしようと相談を始めました。
くまのがっこう ~ジャッキーとケイティ~の結末
ジャッキーは昨日の川辺に行きましたが、花は雨に流されて無くなっていました。それでもあきらめきれないジャッキーは街のお花屋さんに話を聞いてみました。その様子を11匹のお兄ちゃんたちもこっそり見ていました。
ジャッキーは一人で山を登っていきました。そんなジャッキーの後をお兄ちゃんたちもこっそりついて行きました。ジャッキーは何度転んでもあきらめず、草をかき分け、崖を落ちながら一生懸命に山を登りました。そして遂にジャッキーの前にお花畑が現れました。そこにはケイティが好きだと言っていたお花もありました。ジャッキーはそれを摘んで急いで山を下りていきます。
けれど、急ぐジャッキーの腕からは、花がぽろぽろと落ちてしまっていました。そしてもうすぐケイティのお家という所まで来た時、ジャッキーは転んで花を潰してしまいました。残り少なくなっていたお花は、もう一本もありません。
ジャッキーが大声で泣き始めてしまったその時です。ジャッキーの上からふわりと花が落ちてきました。お兄ちゃんたちが飛行船からたくさんの花を落としてくれていたのです。ジャッキーはその花たちを抱えてケイティの元へと駆けていきました。
ケイティは元気になっていました。部屋いっぱいのお花を見て喜んでくれました。元気になったケイティとジャッキーの様子をお兄ちゃんたちは窓の外から見守っていました。
それから11匹のお兄ちゃんたちはいろいろな職業に変身してジャッキーとケイティを楽しませてくれました。ケイティが元気になったらパーティをやろうと、計画を立ててくれていたのです。元気になったケイティと、11匹のお兄ちゃんたち、そしてジャッキーはお外でパーティを楽しんだのでした。
以上、映画「くまのがっこう ~ジャッキーとケイティ~」のあらすじと結末でした。
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