映画 くまのがっこう パティシエ・ジャッキーとおひさまのスイーツの紹介:2017年日本映画。大人気絵本「くまのがっこう」が映画化。ジャッキーが出会ったのは、パティシエを目指すミンディ。そんなミンディのおばあちゃんのお店は、村長に狙われていました。スイーツコンテストで優勝しないとお店が奪われてしまうというのに、おばあちゃんが倒れてしまって大ピンチ。倒れてしまったおばあちゃんの代わりに、ジャッキーとミンディがスイーツコンテストでの優勝を目指すことに。ジャッキーとミンディはコンテストで優勝し、お店を守ることができるのでしょうか。そしてジャッキーとミンディがつくる「おひさまのスイーツ」とはどんなものなのでしょうか。
監督:児玉徹郎 声優:ジャッキー(逢田梨香子)、ミンディ(東山奈央)、スー(TARAKO)、おばあさん(真山亜子)、村長(チョー)、ジャン・ピエール(高橋英則)、MC(後藤ヒロキ)、兄くま(小西克幸、谷山紀章、鈴村健一、櫻井孝宏)、ナレーション(蛯原英里)、ほか
映画「くまのがっこう パティシエジャッキーとおひさまのスイーツ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「くまのがっこう パティシエジャッキーとおひさまのスイーツ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
くまのがっこう パティシエ・ジャッキーとおひさまのスイーツの予告編 動画
映画「くまのがっこう パティシエジャッキーとおひさまのスイーツ」解説
この解説記事には映画「くまのがっこう パティシエジャッキーとおひさまのスイーツ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
くまのがっこう パティシエ・ジャッキーとおひさまのスイーツのネタバレあらすじ:起
くまのがっこうでは12匹のクマの兄弟が仲良く暮らしています。そのうち11番目までは男の子、一番最後の12番目の子だけが女の子で、ジャッキーと言います。
ある日、11匹の兄弟たちみんながカップケーキを作っていました。ですがジャッキーが、お兄ちゃんたちが作ったカップケーキを一人で食べてしまいます。お兄ちゃんたちに怒られたジャッキーはくまのがっこうを飛び出し、一人村へと歩いていくのでした。
「お腹いっぱいスイーツが食べたいな。」と言いながら村の中を歩いていた時でした。ジャッキーは一人の女の子とぶつかってしまいます。その子の名前はミンディ。ミンディからは甘い匂いがしていました。それに気が付いたジャッキーは、「お腹いっぱいスイーツを食べられるところを知っているでしょう。」とミンディについて行くのでした。
ミンディの後について行った先には『スイーツランド』と書かれたかわいらしい建物がありました。ジャッキーが入ったその店は、古びたメリーゴーランドや大量のスイーツが置かれていました。すぐに無断で食べようとしたジャッキーでしたが、店主のおばあさんに捕まってしまいます。
おばあさんはジャッキーに、「子供だからってうまいもんがただで食べられるなんて大間違いだよ。食べたいんだったら働きな。」と、皿洗いや道具洗いをするように言うのでした。
くまのがっこう パティシエ・ジャッキーとおひさまのスイーツのネタバレあらすじ:承
店主のおばあさんはミンディのおばあさんでした。ミンディはおばあさんからスイーツ作りの手ほどきを受けていたのです。そしてジャッキーもパティシエの格好をしてお皿の片づけに励みます。その傍らでは村長の孫のスーがその様子をのんびりと眺めていました。
そんな時、お店に村長さんがやってきました。「相変わらず辛気臭い。」と言いながら店にやってきた村長は、おばあさんにこの店を手放す決心をするよう言います。ここをホテルに建て替えてやるというのです。それでもお店を手放そうとしないおばあさんに、村長は一つの提案をしました。
『フラッペ村スイーツコンテスト』で村長が連れてきたパティシエと勝負をして、パティシエが勝ったらスイーツランドを譲り、負けたらもうお店に手を出さないというのです。おばあさんはその提案を受け入れました。
こうしてコンテストの為のスイーツを作り始めたおばあさんでしたが、病気になって倒れてしまいました。
くまのがっこう パティシエ・ジャッキーとおひさまのスイーツのネタバレあらすじ:転
ベッドに横になるおばあさんは、ミンディに「スイーツを作る力も残ってない。コンテストは諦めるしかないね。」と弱々しく伝えます。その言葉を聞いたミンディは、自分がおばあちゃんの代わりにコンテストに出ると言い出します。まだ無理だというおばあちゃんの言葉にも、ミンディは「スイーツランドはおばあちゃんの宝物でしょ。だから私が守る。」とコンテストに出る決意をするのでした。
おばあちゃんに、「コンテストに出て、必ず勝つ。」と言ったものの、ミンディは本心では自信がありませんでした。弱音を吐くミンディをジャッキーは散歩に連れ出します。ジャッキーがミンディを連れていったのは、ひまわり畑でした。ひまわりの花とおひさまの下で昼寝をしようと、ジャッキーはミンディを誘います。「ひまわりとおひさまの下にいるとニコニコ笑顔になっちゃうの。」とジャッキーは言うのです。
そうして二人で横になりながら、ジャッキーはどうしてミンディがパティシエになろうと思ったのかを尋ねます。ミンディは初めてスイーツを作った時のことを話してくれました。初めておばあちゃんにスイーツを食べてもらった時、おばあちゃんが笑顔になり、食べ終わったお皿に大きな花丸を描いてくれたのです。その時のおばあちゃんの笑顔がうれしくて、ミンディはパティシエになったのでした。
「もう一度おばあちゃんの笑顔が見たいな。」というミンディにジャッキーは何かを思いつきました。それは、食べた人みんなが笑顔になる『おひさまのスイーツ』を作るということでした。二人は『おひさまのスイーツ』を作ることを決め、早速お店で作業に取り掛かります。
そこに11人のお兄ちゃんたちが手伝いに来てくれました。ジャッキーは、「おひさまのスイーツはお日様の下で作らなくっちゃ。」とお兄ちゃんたちに手伝ってもらい、ひまわり畑でスイーツを作るための準備を始めます。そしてお兄ちゃんたちの力を借りて、たくさんのフルーツを飾った大きな大きなホットケーキが完成しました。
ミンディとジャッキーはそれをおばあちゃんに持っていきました。おばあちゃんに「お前たちにぴったりだ。」とお墨付きをもらい、二人はコンテストへと向かいました。
くまのがっこう パティシエ・ジャッキーとおひさまのスイーツの結末
始まったスイーツコンテスト。その裏で、村長がパティシエと話をしていました。実はスイーツは隣村で買ってきたケーキに適当に飾り付けをしたもので、パティシエはインチキだったのです。そしてジャッキーたちの事は失格にする予定だと話していました。審査員長は村長なのです。
一人、二人、三人、と審査が進んでいく中、三人目のインチキパティシエを村長が褒めたたえます。そして遂にミンディとジャッキーの番が来ます。
ミンディとジャッキーがおひさまスイーツを皆に見せたその時、村長が足元に杖を蹴飛ばしミンディを転ばせます。二人はおひさまのスイーツを床に落としてしまいました。「もう一度作らせて下さい。」と頼むミンディに、村長は「審査員長のわしが決めたことに逆らうのか。」と告げ、勝手に優勝を発表してしまいます。
その時、「ちょーっとまったー。」と止めに入ったのは村長の孫のスーでした。世界中の高級レストランでつまみ食いをしてきてグルメだというスーは、コンテストに出たスイーツもいつの間にかつまみ食いしていました。そんなスーが、「優勝は、おひさまのスイーツで決まりね。」と言い放ったのです。
村長がスーを止めようとする中、新しいおひさまのスイーツを持って、お兄ちゃんたちも現れました。そしておひさまのスイーツを一口食べた村長は、その味に虜になってしまうのでした。おひさまのスイーツは、スイーツコンテストの優勝に決まりました。
スーにお礼を言った二人は、優勝したことをおばあちゃんに伝えに行きました。しかし、お店のベッドにおばあちゃんの姿はありませんでした。代わりに、花丸の書かれた空っぽのお皿が置いてあります。しばらくして部屋に戻ってきたおばあちゃんは、よく頑張ったと二人を褒めるのでした。
そしてミンディがこのお店のことをジャッキーに話してくれました。スイーツランドのメリーゴーランドや観覧車など、お店全体がおじいちゃんの手作りで、スイーツランドはおばあちゃんとおじいちゃんの思い出のお店だったのです。
お兄ちゃんたちが自転車で発電をして、お店のメリーゴーランドや観覧車を動かしてくれました。それに乗って、ミンディとジャッキーは二人一緒におひさまのスイーツを食べるのでした。
以上、映画「くまのがっこう パティシエ・ジャッキーとおひさまのスイーツ」のあらすじと結末でした。
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