海月姫(くらげひめ)の紹介:2014年日本映画。のちにテレビドラマにもなった、人気漫画家・東村アキコさんの代表作である「海月姫」を映画化。オタクばかりが揃うアパートに住む、主人公の月海。クラゲオタクである彼女と、彼女を取り巻く人々とのラブコメディー映画。
監督:川村泰祐 出演:能年玲奈(倉下月海)、菅田将暉(鯉淵蔵之介)、長谷川博己(鯉淵修)、池脇千鶴(ばんばさん)、太田莉菜(まやや)、馬場園梓(千絵子)、篠原ともえ(ジジ様)、片瀬那奈(稲荷翔子)、速水もこみち(花森よしお)、平泉成(鯉淵慶一郎)、浅見れいな(月海 母)、中村倫也(熱帯魚店員)、内野謙太(柏木)、大石吾朗(西園寺さま)、菅登未男(元議員の老人)、ほか
映画「海月姫」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「海月姫」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
海月姫の予告編 動画
映画「海月姫」解説
この解説記事には映画「海月姫」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
海月姫のネタバレあらすじ:起
鹿児島からイラストレーターを目指して半年、アパート「天水館」で暮らすクラゲオタクの月海(能年玲奈)。月海は、三国志オタクのまやや(太田莉菜)、鉄道オタクのばんば(池脇千鶴)、和物オタクの千絵子(馬場園梓)、枯れ専オタクのジジ様(篠原ともえ)と売れっ子漫画家の目白と、オタクだらけのアパートで暮らしています。男性とは縁がなく、自分達のことを「尼ーず」と呼ぶ月海たち。
ある日、行きつけのペットショップで、大好きなクラゲが死にかけていることを発見。必死でそのことを訴える月海ですが、ペットショップの店員は聞き入れてくれません。そこへ絶世の美女が登場し、月海を助けてくれます。しかし後にその美女は女装趣味の蔵之介(菅田将暉)だと発覚。男だと隠して天水館に出入りする蔵之介の父親は大臣(平泉成)。そして兄の修(長谷川博己)は未来の首相候補でイケメンですが、30歳を過ぎても童貞です。
海月姫のネタバレあらすじ:承
ある日、蔵之介に無理やりお洒落女子に変えられた月海。そんな月海を見た修が、一瞬で恋に落ちます。月海、修と蔵之介で水族館へ。
その頃、天水地区の再開発事業案を進める蔵之介の父。天水館が取り壊しの危機に陥ります。再開発の反対運動をするために参加した説明会で、月海は修に再会。しかしオタク姿の月海を見ても、修は全く気が付きません。天水館をお金で買い取ろうと奮起する海月たち。フリマで手作りのクラゲ人形を売って大成功。その帰り、修と女が抱き合っていることを見て、月海はショックを受けます。
その夜、クラゲのように真っ白な服に身を包んだ月海を見て、蔵之介はクラゲドレスを製作して売ることを提案します。
海月姫のネタバレあらすじ:転
次の日から早速、蔵之介と月海たちでクラゲドレスを作ります。そして天水館でファッションショーをして、天水地区の良さをアピールしようと計画。天水館の住人が総動員で、どうにかドレス作りは完成しました。
ある日、月海がペットショップでクラゲを見ていると、修が通りかかります。クラゲを愛おしそうに見る月海を見て、以前一緒に水族館に行った女性が月海だと、やっと気が付きました。
後日デートをする二人。修から幼い頃の蔵之介の話を聞く月海。蔵之介は10歳の時に鯉淵家に引き取られ、クローゼットにずっと引きこもっていました。天水館は今の蔵之介にとって、心のよりどころだと言います。そして、修は月海に結婚を前提に付き合ってほしいと告白します。
海月姫の結末
ファッションショー当日、天水館のオーナーが急に土地を売ると言い出し、一気にテンションが下がり、やる気をなくす月海たち。それを見た蔵之介は、街頭演説する蔵之介の父の横で、市民に向かって「今夜ファッションショーをします」と宣伝。その様子をテレビで見た月海たちも駆けつけました。
夜、天水館は大勢の人が駆けつけ、人だかりができています。深海をイメージしたファッションショーが始まりました。月海たちが一生懸命作ったクラゲドレスを見た観客から歓声が上がり、ファッションショーは大成功。
次の日、天水館の電話はずっと鳴りっぱなしです。クラゲドレスの注文が後を絶たず、困り果てる千絵子。
一方、天水地区の住民から再開発事業への反対運動があり、修は再開発中止を宣言。
蔵之介の提案で、クラゲドレスのファッションブランド名が「ジェリーフィッシュ」に決まり、月海たちはドレス作りに忙しくなるのでした。
以上、映画「海月姫」のあらすじと結末でした。
「海月姫」感想・レビュー
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ストーリーもハッピーエンドですごく良かったけど、全体的な雰囲気もかわいいし、とにかく菅田将暉くんの女装が女子力高すぎて、かわいすぎて、そこばっかり見てました。最高でした。
オタク女子でおとなしい性格の月海が、女装男子及び御曹司で明るい性格の蔵ノ介出会ったことによって、少しずつ良い方向へと変わって行く姿が上手に描かれていました。登場人物は原作により近いキャスティングになっていました。