ララピポの紹介：2008年日本映画。風俗業界のスカウトマンの栗野健治を中心に、風俗にまつわる男と女の関係を赤裸々に面白おかしく描いた、エロティックコメディです。舞台は風俗ですが描写は控えめに抑えられています。
監督：宮野雅之 出演者： 成宮寛貴（栗野健治）、 村上知子（玉木小百合）、中村ゆり（佐藤智子）、吉村崇（青柳光一）、皆川猿時（杉山博）、濱田マリ（佐藤良枝）ほか
映画「ララピポ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ララピポ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ララピポの予告編 動画
映画「ララピポ」解説
この解説記事には映画「ララピポ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ララピポのネタバレあらすじ：起
フリーライターの杉山博（皆川猿時）は、アパートの上に部屋の栗野健治（成宮寛貴）が連れて来る女とのＳＥＸを盗聴し、自慰ばかりやっているだらしない男です。博は会社勤めでしたが、職場の女子社員全員にフラれ嫌われ、今の生活になっていました。このままではダメだと奮起した博は、メイドカフェで知り合った玉木小百合（村上知子）とベッドを共にして、久しぶりの快楽を得ました。しかし太って不細工な早百合が『似た者同士だね』と言った事に腹を立て、殴り倒しました。部屋に戻った博は自分の姿を鏡で見て、本当に似た者同士だという事がわかり、早百合の部屋に押し掛けますが、そこには郵便配達のおっさんがいて、博とおっさんは喧嘩になりました、早百合の『私の為に喧嘩しないで！』という言葉に我にかえりました。栗野健治は風俗店のスカウトマンをやっていました。街で真面目そうな美人のデパート勤務の佐藤智子（中村ゆり）に声をかけました。イケメン男に飢えていた智子は早速話に乗り、キャバクラに勤務し始めました。
ララピポのネタバレあらすじ：承
智子はキャバクラでの人間関係と会話が嫌だと言って健治に相談すると、健治はさらにエスカレートし、ヌキキャバを紹介しました。今度は公務員のオタク男が智子にしつこく迫りはじめ、それが嫌だと言うと今度はヘルスに行かせました。しかしヘルスまで公務員男がやって来て、智子はとうとうＡＶに出演することになりました。これは全て健治の作戦で、自分の報酬が上がるように仕向けていたのです。青柳光一（吉村崇）は風俗店のボーイをやっていました。毎日繰り返されるエロ行為に自分がヒーローとなって変えてやるという妄想を持っていました。そんな光一も自宅の窓から見える、向かいの家のお姉さんのエロさに頭が狂いそうになっていました。そんな時、風俗店で中年の男が、ヘルス嬢を抑え込み、強制的にアナルに入れようとしていました。他の風俗嬢に呼ばれて乗り込んだものの、何もできなかった光一は、風俗店を仕切るヤクザに恫喝され、パンツを下ろされ、アナル好きの中年男とアナル関係を持たされました。
ララピポのネタバレあらすじ：転
栗野健治は所属する社長から、中年ＡＶ女優のマネージャーを言い渡されました。打ち合わせをすると、佐藤良枝（濱田マリ）という４３歳の女性で、身なりも汚く、口も悪い女性でした。そして良枝に「マネージャーとは一体だ」と言われ、ホテルで関係を強制させられました。健治が智子とＡＶの撮影場所の打ち合わせをしていると、警察が乗り込んできました。健治は智子に付きまとう公務員を脅して、金を巻き上げていて訴えられたのでした。警察署で話をしている時、ＡＶ撮影の出演者の同意書が出てきました。良枝が母親役、智子が娘役でしたが、住所が全く同じでした。二人は親子だったのです。慌てた健治は、嘘をついて警察署を抜け出して、走り出しますが車に撥ねられました。そのころ、控室で鉢合わせした良枝と智子は、お互い納得して他人と偽ってＡＶの撮影をしました。
ララピポの結末
良枝と智子の家はゴミ屋敷でした。これは良枝が寝たきりの義理の母の介護に疲れ、家出をして帰って来ると義理の母は死んでいたため、死体と異臭を隠すために家中をゴミで埋めはじめたのでした。夜、光一はヒーローの恰好で火遊びをしていました。良枝が詰め寄り、自分の家を燃やしてくれと頼み、光一が火を付けました。燃え盛る家を見ていた良枝は、夫が寝ていることを思い出し、火の中へ飛び込みました。玉木小百合は自分と杉山博のＳＥＸの様子を撮ったビデオを見ていました。小百合はメイドカフェで知り合った男とＳＥＸをし、その風景を撮影したものを、ビデオショップに売っていました。郵便配達の男編もありました。街では栗野健治が松葉づえで歩きながら、女性に声をかけていました。玉木小百合に声をかけた健治でしたが、小百合は無視するのでした。
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