映画「ラストコップ THE MOVIE」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ラストコップ THE MOVIEの紹介：2017年日本映画。30年間こん睡状態にあった刑事の京極が目覚め、こん睡前の20代の考えのまま、県警のメンバーと一緒に大暴れし、相棒である若い刑事の望月に自分の後を託そうという内容の、刑事アクション映画です。唐沢寿明と窪田正孝のコンビがいい味を出しています。
監督：猪股隆一 出演者：唐沢寿明（京極浩介）、窪田正孝（望月亮太）、佐々木希（鈴木結衣）、藤木直人（松浦聡）、小日向文世（神野晴彦）、和久井映見（鈴木加奈子）、黒川智花（柏木沙織）、竹内涼真（若山省吾）、加藤雅也（西園寺春孝）、吉沢亮（藤崎誠吾）ほか
この解説記事には映画「ラストコップ THE MOVIE」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
神奈川県警の本部長神野（小日向文世）は京極（唐沢寿明）、望月（窪田正孝）、松浦（藤木直人）、若山（竹内涼真）の4人の刑事に、ハイテク武器を装備させ、悪党どもを退治する動画を制作しました。そして県警のメンバーと見た後、YOUTUBEに動画をアップすると神野が宣言しました。リーダー格の京極は1985年にバリバリの刑事として活躍していましたが、捜査中に爆破に遭い、30年間こん睡状態が続き、突然目覚めたのでした。目覚めた京極が目にしたものは、妻の加奈子（和久井映見）は部下だった鈴木（宮川一朗太）と再婚し、娘の結衣（佐々木希）は独身のままアラサーを迎えていました。そして年齢は５０代でも、頭は２０代のままで、反発していた望月らを巻き込んで、大暴れし、今では、望月の部屋に同居し、仕事と私生活の相棒となっていました。そして望月は娘の結衣と交際中で結婚も考えていました。
神奈川県警に西園寺（加藤雅也）と藤崎（吉沢亮）がやってきました。人工知能の研究で、人工知能を埋め込んだフナッシーの小型版の『ブナッシー』を連れてきました。しかし、捜査は勘だ！と豪語する京極は反目しました。その時ブナッシーが間もなく事件が発生するといいました。事件の予知もできるのでした。実際にひったくりが起き、京極チームとブナッシーチームによる、先に逮捕した方が勝ちという競争が始まりました。結果は犯人の逃亡を予知したブナッシーチームが勝利しました。このころから京極の右手の震えが止まらないようになっていました。人工知能を認めた後、西園寺に誘われ、京極は研究所に行きました。すると西園寺はホログラムによって眠り続けた３０年の間の結衣の成長を見せました。更に会話もできました。突然京極が鈴木家に行って、望月と結衣の結婚式を１か月後に挙げると言い出しました。ただし条件があり、望月が自分を越えられたらというものでした。
京極の変化に異変を感じた望月は、京極がのむ薬の袋に記載のあった病院を訪ねました。医師によると３０年間のこん睡状態で、脳の血管が限界に来ており余命１年だと言われました。そのころ西園寺の研究所で、藤崎が反乱を起こしました。テロ組織と共謀して、人工知能のCPUである、コスモスを乗っ取りました。コスモスを使って日本を支配し、世界まで支配しようとしていました。暴行された西園寺は京極に藤崎の事を電話しました。藤崎は日本政府にテロの予告をしました。騒然とする中、京極はブナッシーを持って、藤崎を探しに行きました。この時望月が立ちはだかりました。望月は京極の余命の事を気にしていました。そして京極と望月は決闘になり、望月が勝ったことで、京極は望月と一緒に藤崎を倒そうと決起しました。
ブナッシーの読みどおりで藤崎を発見しましたが、テロ組織のメンバーが多数いました。その時本部長、松浦、若山らが応援に駆けつけました。逃げ出した藤崎はコスモスに京極を殺せと命じました。するとコスモスはミサイルを神奈川に向け発射しました。そしてセスナに乗って逃げた藤崎を追って、京極と望月もセスナで追いました。途中で京極が藤崎のセスナに飛び移り、藤崎を落としました。そして京極は望月に結衣を頼むと言って、ミサイルに激突して日本を守りました。１か月後、望月と結衣が教会で結婚式を挙げました。そこに京極がやってきました。周囲は驚きますが、これは西園寺によるホログラムでした。実は西園寺の研究所に脳死状態の京極が寝かされていました。そして３０年後冷凍保存されていた京極が蘇りました。京極は空を飛ぶ自動車を見てこれからの事を考えていました。
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