獣道の紹介:2017年日本,イギリス映画。不良グループ中で知り合った愛衣という女の子と、愛衣に恋する同じ不良グループの亮太の二人の恋物語と、二人を取り巻く若者たちの人間模様を描いたヤンキーと呼ばれる
若者たちの生きざまを綴った青春ドラマです。
監督:内田英治 出演者:伊藤沙莉(志摩愛衣)、須賀健太(作間亮太)、アントニー(北川堅太)、吉村界人(三重野佑二)、でんでん(喜田久弥)、冨手麻妙(マナミ)、松本花奈(三田夕夏)、マシューチョジック(ラヴィ)、韓英恵(向島玲花)ほか
映画「獣道」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「獣道」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
獣道の予告編 動画
映画「獣道」解説
この解説記事には映画「獣道」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
獣道のネタバレあらすじ:起
高校生ら3人が便所にあった『SEXしたい人電話して、洋子』という落書きに電話しています。電話すると女の声で便所の前で待っていてと言われました。待っていると男女がやって来ました。女は伝説のデリヘル嬢『洋子』と名乗りました。男は亮太(須賀健太)で、その後、堅太と佑二がやって来て、明日一人5万円持って来いと脅しました。洋子こと愛衣(伊藤沙莉)と男3人の不良は、あらゆる手を使って金を巻き上げるチームでした。そして亮太の愛した女『愛衣』との物語は愛衣の子供時代から始まりました。宗教を信仰するのが生きがいの母を持つ小学生の愛衣は、母親の新興の邪魔だと言われ、富士山麓の新興宗教施設に預けられ、その施設では『アナンダ』という名で、教祖ラヴィの信頼を得ました。順風万端に見えたアナンダとしての生活は7年後、警察の強制捜査によって奪われました。
獣道のネタバレあらすじ:承
愛衣は初めて中学校に通いました。教室にいたのは作間亮太でした。亮太は暴走族の書き込みに引き寄せられ堅太と祐二の罠にはまり、5万円脅し取られようとしていましたが、その場で暴れ、根性と腕っ節の強さを認められ堅太らの仲間になりました。そんな亮太が高校生になった頃、愛衣と再会しました。愛衣は彼氏であるハルキの家に住んでいました。ハルキの家は兄と姉がそれぞれ彼女、彼氏と一緒に住み、SEX三昧の毎日でした。そんな家にやってきた亮太は自分の好きな愛衣がハルキに抱かれる姿は耐えられるものではありませんでした。そこへハルキの妹の中学生のミハルの同級生の夕夏に、学校へ来るように言ってくれと頼まれ、愛衣は素直に、言っておくと言いました。そんなハルキの家にマナミがやってきました。ハルキの元彼女のチカがかわいそうだと怒鳴り込んできました。チカもマナミもその筋では大物の血縁の女の子でした。ハルキらはすぐ下手にでて、全て愛衣のせいだとはぐらかしました。
獣道のネタバレあらすじ:転
ハルキの家を出た愛衣がマナミらに捕らわれ土に埋められました。そんな愛衣を救ったのが堅太と亮太と祐二でした。愛衣は夕夏に再会し、自宅に呼び、一緒に生活するようになりました。愛衣は家族の温かさに触れ、夕夏の両親につくしました。やがて愛衣ばかり可愛がる両親に対し、夕夏は嫉妬心から愛衣にぶつかり始めました。そして愛衣が夜、風俗で働いていることを父に告げ、怒った父は愛衣を追い出しました。その後、愛衣はデリヘルで働き始めました。そのころケンカに明け暮れる堅太は湖で水中撮影をしている玲花とトラブルを起こし、玲花に魅かれていました。そして玲花と過ごす日々が多くなりました。そんな堅太の事が気にくわない、ヤクザの喜田が手下を使って堅太を暴行し、玲花は覚せい剤を打って、手下の連中に犯させました。そして佑二を自分の子分にしました。
獣道の結末
怒った堅太は喜田を金属バットで殴り殺しました。そして佑二は喜田の死体を車に積んで街にいると、亮太に再会しました。喜田の死体を見た亮太は佑二をゴルフクラブで殴りました。そのころ愛衣は『アナンダ』の名でAV女優になっていました。その撮影現場では教祖のラヴィと再会していました。一方堅太は湖にもぐり水中撮影していました。岸辺には喪失感の漂う玲花が座っていました。堅太が玲花に話しかけても玲花は無反応でした。亮太は大学の授業を受けていました。その後、AV女優『アナンダ』のサイン会にいきました。亮太との再会に愛衣は喜びました。二人にこれ以上の進展はなく、愛衣は今の生活に満足しているのでした。
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