劇場版 マジェスティックプリンス 覚醒の遺伝子の紹介:2016年日本映画。TVアニメ「銀河機攻隊 マジェスティックプリンス」の劇場版でTVアニメのその後を描いています。人類は謎の勢力「ウルガル」の攻撃を受けますが、イズル、アサギ、ケイ、タマキ、スルガ、アンジュの「チームラビッツ」の活躍によりウルガルの撃退に成功します。しかしリーダーであるイズルは最後の戦闘時に重傷を負い昏睡状態となってしまいます。つかの間の平和を楽しむチームラビッツの面々ですが、新たなウルガルの出現によりチームラビッツは、イズルを欠いたまま出撃を余儀なくされます。
監督:元永慶太郎 声優:ヒタチ・イズル(相葉裕樹)、アサギ・トシカズ(浅沼晋太郎)、クギミヤ・ケイ(日笠陽子)、イリエ・タマキ(井口裕香)、スルガ・アタル(池田純矢)、クロキ・アンジュ(渡辺明乃)、スズカゼ・リン(沢城みゆき)、テオーリア(伊藤静)、ディオルナ(久野美咲)、ほか
映画「マジェスティックプリンス 覚醒の遺伝子」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「マジェスティックプリンス 覚醒の遺伝子」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
劇場版 マジェスティックプリンス 覚醒の遺伝子の予告編 動画
映画「マジェスティックプリンス 覚醒の遺伝子」解説
この解説記事には映画「マジェスティックプリンス 覚醒の遺伝子」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
劇場版 マジェスティックプリンス 覚醒の遺伝子のネタバレあらすじ:起
宇宙に進出した人類は、謎の勢力「ウルガル」の攻撃を受け、その圧倒的な攻撃力で劣勢に立たされますが、遺伝子操作で宇宙環境に適した人類を作り出すMJP計画により生み出された少年少女で結成された「チームラビッツ」と最新の戦闘デバイス「アッシュ」の活躍により反撃に転じると、ウルガルの進入口である「ゲート」を破壊しウルガルを撃退することに成功します。
しかし、その戦闘でチームラビッツのリーダーであるイズルは重傷を負って昏睡状態となります。補給路であるゲートが無くなった今、ウルガルの残存兵力は沈黙し、やることがないチームラビッツの面々は、戦闘母艦「ゴディニオン」のアサギの部屋にたむろしていましたが、イズルが眠るカプセルがある部屋に来ると、カプセルにイズルに向けての寄せ書きをしました。
その寄せ書きは、チームラビッツ以外の人々もするようになり、やがて、イズルが入っているカプセルは、多数の寄せ書きとお見舞いの品、そして飾りでとんでもないことになり、寄せ書き禁止令が発令されました。
劇場版 マジェスティックプリンス 覚醒の遺伝子のネタバレあらすじ:承
そんな時、火星の基地がウルガルに攻撃を受けました。襲撃の映像を見たテオーリアは、襲撃したウルガル軍の白い指揮官機は皇族が乗る機体だと言いました。火星を襲撃したウルガル軍は、地球に向けて進軍を開始したほか、それに連動してこれまで沈黙していたウルガル軍も一斉に攻撃を開始し、ゴディニオンにもウルガル軍が迫ってきたことから、チームラビッツが出撃しました。
チームラビッツは、ウルガル軍を圧倒しますが、ウルガル軍の数が多く、砲弾やエネルギーが無くなりかけます。そのとき、ゲートにぶつけて自沈させたスターローズの後継であるスターローズⅡが援軍にかけつけ、ウルガル軍を一掃しました。スターローズⅡには、かつての戦友であるパトリックの双子の姉パトリシアが今回の作戦に参加するために乗艦していました。
白い指揮官機に率いられたウルガル軍の目的は、多数の遺伝子情報があるチームラビッツの母校でもある地球のグランツェーレ都市学園と推定され、パトリシア達がチームフォックスとして先行して地球に行って大気圏外で防衛にあたり、チームラビッツは、補給、メンテナンス終了後、地球に向かうこととなり、さらにチームラビッツの後輩であるチームフォーンもチームフォックスとして参加することとなりました。
劇場版 マジェスティックプリンス 覚醒の遺伝子のネタバレあらすじ:転
先行して到着したチームフォーンが迎撃を開始し順調にウルガル軍を撃退していきますが、圧倒的な数のウルガル軍に次第に押されはじめ、さらに白い指揮官機をはじめとするウルガル軍の精鋭部隊の大気圏突入を許してしまいます。
やがてパトリシア達もやってきますが、宇宙空間にいるウルガル軍の迎撃で精いっぱいで精鋭部隊を追う事ができません。
一方、ゴディニオンでは、テオーリアが、白い指揮官機は、ウルガルの皇族の遺伝子を結集して作られた実験体ディオルナで、放っておけば人類を根絶やしにする、と言いました。そこで、スズカゼは、ディオルナ迎撃作戦を発令し、リーダーとしてアサギを指名しました。しかし、アサギは、性格的にリーダーに向いておらず、メンバーからダメ出しされてしまいます。
そのころ、ケイは、お別れの挨拶としてイズルのカプセルの上にお手製のケーキを置きましたが、なぜかイズルが目を覚ましました。チームラビッツの面々は、イズルに会いに来ますが、すぐに出撃の時間となりあわただしく去って行きました。
ウルガル軍が地下シェルターの破壊を完了するまで時間がないことから、ゴディニオンは、直接大気圏に突入し、チームラビッツをグランツェーレ都市学園に向けて送り出しました。地下シェルターは、ウルガル軍により破壊寸前でしたが、覚醒したスルガ機が作業をしていたウルガル軍機が全て狙撃し、かろうじて地下シェルターの破壊を阻止することができました。
さらに覚醒したアサギ機が上空のウルガル軍を次々と撃退していきましたが、突然現れたディオルナ機が、アサギ機を撃墜し、アサギは行方不明となりました。
劇場版 マジェスティックプリンス 覚醒の遺伝子の結末
その様子をゴディニオンで見ていたイズルが出撃を願い出ますが、スズカゼは、前回昏睡状態で帰ってきたことを挙げ出撃を許可しません。しかし、イズルの真摯な願いに、スズカゼは、無事に戻ってくる事を条件に出撃を許可しました。
一方、地上では、チームラビッツがディオルナ機に翻弄されてスルガ機とタマキ機が行動不能となり、さらにアンジュ機も追い詰められていましたが、そこにイズルが最新鋭のアッシュに乗ってやってきました。ディオルナは、イズルを前回の戦いで活躍した敵であることを認識してイズル機に襲い掛かりました。
その頃、地下シェルターでは、墜落した機体からアサギが救出されていました。アサギは、イズルとディオルナの戦いを見て、地下シェルターにあったアッシュでの出撃を要請し、渋る教官を押し切って出撃することになりました。イズルは、病み上がりのせいかうまく機体をコントロールできず苦戦しますが、その時アッシュに乗ったアサギがやってきました。
アサギが駆け付けたことで体制を立て直すイズルでしたが、アサギが乗るアッシュは、オーバースペックのためコントロールがシビアな欠陥機で、アサギは、まともに操縦することができません。
しかし、覚醒したケイがアサギ機を解析し、アサギに操縦のアドバイスをします。さらにイズルに励まされたアサギも覚醒し、ケイのアドバイスに従い、アッシュを完璧にコントロールできるようになります。
そして、イズル機とアサギ機の連携攻撃でディオルナ機を追い詰めると、アサギ機がディオルナ機の動きを封じ、最後は、タマキ機から発射した巨大なエネルギー弾がディオルナ機に直撃し、ディオルナ機は爆散しました。
こうしてチームラビッツは、グランツェーレ都市学園の防衛に成功したのでした。
以上、映画「劇場版 マジェスティックプリンス 覚醒の遺伝子」のあらすじと結末でした。
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