劇場版『ONE PIECE STAMPEDE(ワンピーススタンピード)』の紹介:2019年日本映画。少年ジャンプで連載中の大人気マンガONE PIECEの劇場版14作目、20周年を記念する作品です。原作者である尾田栄一郎が監修しキャラクターの衣装デザインやオリジナルキャラクターのデザインも手掛けていて記念作品らしく豪華なキャラクター達が夢の共演を果たしています。世界中の海賊が集まる祭典で、宝をめぐって火花散らすルフィたち麦わらの一味や、色々な海賊たちを描く。
監督:大塚隆史 原作:尾田栄一郎 声優:田中真弓(ルフィ)、中井和哉(ゾロ)、岡村明美(ナミ)、山口勝平(ウソップ)、平田広明(サンジ)、大谷育江(チョッパー)、山口由里子(ロビン)、矢尾一樹(フランキー)、チョー(ブルック)、磯部勉(ダグラス・バレット)、ユースケ・サンタマリア(ブエナ・フェスタ)、指原莉乃(歌姫アン)、山里亮太(ドナルド・モデラート)、ほか
映画「ワンピース スタンピード」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ワンピース スタンピード」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
劇場版『ワンピーススタンピード』の予告編 動画
映画「ワンピース スタンピード」解説
この解説記事には映画「ワンピース スタンピード」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
劇場版『ワンピーススタンピード』のネタバレあらすじ:起
場面は、黒ひげがインペルダウンで仲間を集めているところ。「あいつは放っておけ」と手を出さなかったのがダグラス・バレットでした。その後、崩壊したインペルダウンからバレットが逃げ出します。バレットは戦争仕掛人のフェスタと合流、二人は何かを企んでいるようです。
場面は変わり、ルフィ(田中真弓)達がやってきたのは数年に一度開催される、海軍には秘密の海賊万博。今回の賞品は海賊王の残したお宝、ルフィはワクワクが止まりません。しかし、これが仕掛けられた罠でした。いち早く気づいたローが黒幕にやられて、深手を負ってしまいます。
話はキッドやベッジ、ポニーら最悪の世代のルーキー達によるお宝争奪戦になり、ルフィ達が応戦します。しかしお宝を手に入れたのは道化のバギー、お宝を見て言葉を失います。それは最果ての地ラフテルへのエターナルポースだったのです。
劇場版『ワンピーススタンピード』のネタバレあらすじ:承
バギーが落としたお宝を、偶然ウソップ(山口勝平)が拾います。そこに、待ち構えていたバレットが現れ、ウソップをボコボコにしてしまいます。バレットの目的は海賊万博に集まった海賊達を一網打尽にし、それを狙った海軍も壊滅する事でした。
ウソップがやられて怒るルフィ、早くもバレットと激突します。ガチャガチャの実の能力者であるバレットですが、能力を使わず肉体と覇気だけで最悪の世代達を圧倒するのでした。ルフィのギア4スネイクマンですら通用せず、ルフィは瀕死の状態まで追い込まれてしまいます。
さらに、集まってきた海軍を、待ってましたとばかりに海軍の船を吸収していくバレット。バレットは海軍の持つ武器や船を吸収し、自らを最強の怪物に作り上げようとしたのです。その圧倒的な力で自らをインペルダウンに送ったバスターコールを破壊し、海軍を壊滅させるのがバレットのもう一つの目的でした。
劇場版『ワンピーススタンピード』のネタバレあらすじ:転
圧倒的過ぎるバレットの力の前に、七武海クラスが集まってもどうしようもありませんでした。サカヅキ元帥はバスターコールを発動し、島ごと破壊しようとします。そんな中、以前バレットと戦いバレットの弱点を知るクロコダイルの提案から、ローがある作戦が立てます。
作戦はまずバレットに衝撃を与え、その部分を修復しようと、さらに合体しようとしたところを、ローのシャンブルズでガラクタに交換。武装色の解けた部分を他のメンバーで叩くというものでした。
集まったメンバーはハンコック、バギー、スモーカー、サボ、ルフィ、ルッチと海軍や海賊の垣根を越えた共闘になります。作戦通りハンコックの強烈な一撃からローとクロコダイルが武装色を解除、そしてルフィを除く全員が総攻撃し、ようやく右腕を破壊します。
依然劣勢の中、ルフィが満を持しての大技キングキングキングコングガンを放ちます。ウソップの仕掛けていた罠も発動し、バレットのロボットは破壊されます。そして最後のルフィとの一騎討ちが始まるのでした。
劇場版『ワンピーススタンピード』の結末
バレットは生まれた時から孤児でした。母に裏切られ、仲間に裏切られ、一人の力で最強を目指してのしあがっていったバレット。力だけは裏切らないと、自国を破壊すると世界政府に追われることになります。
やがて海賊になったバレットはロジャーと出会います。仲間を守る事を強さとするロジャーに何度挑んでも勝てないバレット。次第にバレットは鬼の跡目と呼ばれるまで成長し、レイリーと肩を並べる程の力をつけたのです。
やがてロジャーは不治の病にかかります。バレットは最後の決闘を挑みますが、それでも勝つことはできませんでした。海賊を抜けた後、バレットはロジャーの死を知り、永遠に越えられない壁に苦しむ事になります。その後、バスターコールによりインペルダウンに投獄されることになるのでした。そして今回の作戦を実行するに至ったのです。
かつてのロジャーと同じように、仲間のために強くなれるルフィ、仲間は弱さだと主張するバレットも次第に迷いが出てきて、ルフィの最後の一撃キングコングガトリングに沈んでいきます。全てを使い果たし、地面に落ちていくルフィ。宝を手にし、自らの勝利を叫びます。
ラフテルへのエターナルポースを手にすると、奪い取ろうとクロコダイルやルッチが襲いかかりますが、ルフィはこれはいらないと握りつぶしてしまいました。その行動に一同呆れてしまいます。
海軍のバスターコールを抜けようとするサニー号。絶体絶命のピンチに、サボの火拳が炸裂します。しかも歌姫アンのビジョビジョの実の力を借り、エースの幻を作り上げ、二人でルフィを救って見せたのです。そしてルフィ達はまた新たな冒険へと旅立って行くのでした。
以上、映画「劇場版『ONE PIECE STAMPEDE(ワンピーススタンピード)』」のあらすじと結末でした。
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