映画「PRINCE OF LEGEND」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
PRINCE OF LEGEND（プリンスオブレジェンド）の紹介：2019年日本映画。EXILE HIROがエグゼクティブプロデューサーを務め、映画のほか、ドラマ、ゲーム、ライブなど様々なメディアミックスで展開されたエンターテイメント。個性豊かな王子たちが集結し、“伝説の王子”となるべく壮絶かつ華麗なバトルを繰り広げる。主題歌「Piece of me」をはじめ、劇中で流れる楽曲はm-floが担当。
監督：守屋健太郎 出演：片寄涼太（朱雀奏）、鈴木伸之（京極尊人）、佐野玲於（綾小路葵）、関口メンディー（ガブリエル笹塚）、清原翔（嵯峨沢ハル）、町田啓太（結城理一）、飯島寛騎（鏑木元）、川村壱馬（京極竜）、吉野北人（天堂光輝）、加藤諒（実相寺光彦）、白石聖（成瀬果音）、ほか
この解説記事には映画「PRINCE OF LEGEND」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
セレブたちが集まる超名門・聖ブリリアント学園。ここでは３年に一度、“伝説の王子”を決める「伝説の王子選手権」が開催されます。
総資産数兆円と言われる朱雀グループの御曹司・朱雀奏をはじめ、不器用だけど一途な面を持つ下町最強ヤンキーの京極尊人、学園の生徒会長の綾小路葵らは、想い人である成瀬果音が「“伝説の王子”になった人とお付き合いしようかな」と宣言したことにより、「伝説の王子選手権」に出場することを決意。
しかし、それは王子研究者の第一人者である学園の理事長・実相寺光彦が、彼らに選手権に出場してもらうべく、果音にバイトと称して協力を求めただけにすぎませんでした。
そしてついに「伝説の王子選手権」の日がやって来ます。選手権の模様は世界中で中継され、中継を見ている人がキュンキュンした王子にハートを送り、その数が多い人が優勝になります。王子たちは「壁ドン対決」「お姫様抱っこ対決」「にらめっこ対決」「イス取りゲーム」「三人四脚」「アクションレース」と様々なバトルを繰り広げていき、そして見事勝ち抜いた奏、尊人、葵、竜、光輝の５人が決勝戦へ。
決勝戦は果音と30分デートをし、どの王子のデートが良かったかを競うものでした。光輝は体育館でバスケ、竜は自宅でご飯、葵は華道体験、尊人は河原でキャッチボール、奏はピアノを演奏しながら果音に歌を贈ります。
すべての勝負が終わり、最終的に“伝説の王子”の称号を手に入れたのは奏でした。
「伝説の王子選手権」で優勝した奏は果音と付き合うはずでしたが、果音から、じつは理事長に頼まれてお金のために「“伝説の王子”になった人と付き合う」と言ったことを明かされます。それを知った奏は怒って果音のもとを去りますが、彼の背中を見つめながら、なぜか果音は自分の頰をつねります。
その様子を見ていた尊人は、果音の頰をつねる癖には何か理由があることを悟りました。
それから数日が経ち、“伝説の王子”となった奏は、世に王子の名を広める活動をしていました。一方、果音は思いつめた表情で、学校のゴミ箱に何かを捨てます。それをたまたま見ていた葵の側近であるガブリエル笹塚は、ゴミ箱に捨てられたあるものを見て驚き、葵に知らせにいきます。
実は果音が捨てたのは、奏の写真でした。冷たい言動をとりながらも、本当は奏に好意を寄せていた果音。葵はその真実を奏に伝え、それを知った奏は彼女の元へと向かうのでした。
その頃、果音は尊人から告白をされますが断ります。尊人はその理由をわかっていました。なぜなら果音は奏と関わった後に必ず自分の頰をつねっていたからです。
実は数年前、様々なバイトを掛け持ちしていた果音は、葵が主催するパーティーのウィエイターをしていました。そこで誤ってプールの中に落ちてしまうのですが、その時に奏が助けてくれたのです。
自分の頰に手を伸ばし心配する王子様のような奏に、恋に落ちてしまった果音。そのため、奏のせいで心臓が高鳴ってしまった時は気持ちを落ち着かせようと、奏が触れた頰をつねるようになっていたのでした。しかし果音は、奏とは身分違いの恋ということをわかっていたので諦めようとしていました。
そこに奏が現れ、改めて彼女に交際を申し込みます。果音は奏の想いを受け入れ、晴れて２人はカップルになったのでした。
以上、映画「PRINCE OF LEGEND」のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する