セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記の紹介:2021年日本映画。『仮面ライダー』生誕50周年および『スーパー戦隊シリーズ』45作を記念して、『仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』(2017年公開)以来4年ぶりに仮面ライダーとスーパー戦隊のコラボレーションが実現。令和仮面ライダーシリーズ第2作『仮面ライダーセイバー』とスーパー戦隊シリーズ第45作『機界戦隊ゼンカイジャー』を軸に歴代ライダーと戦隊が集結、2大ヒーロー誕生の謎に迫っていくダブルアニバーサリー作品です。同時上映は仮面ライダー50周年記念作&令和ライダー第3作の劇場版短編作品『仮面ライダーリバイス』です。
監督:田﨑竜太 脚本:毛利亘宏(「ゼンカイジャー」監修:香村純子) 原作:石ノ森章太郎&八手三郎 主題歌:東京スカパラダイスオーケストラ
映画「セイバー+ゼンカイジャースーパーヒーロー戦記」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「セイバー+ゼンカイジャースーパーヒーロー戦記」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
セイバー+ゼンカイジャースーパーヒーロー戦記の予告編 動画
映画「セイバー+ゼンカイジャースーパーヒーロー戦記」解説
この解説記事には映画「セイバー+ゼンカイジャースーパーヒーロー戦記」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記のネタバレあらすじ:起
ここは歴代仮面ライダーと歴代スーパー戦隊の禁書が納められているアガスティアベース。このベースを護る衛兵アスモデウス(谷田歩)が反乱を起こし、全てのライダーと戦隊の禁書の封印を解き放ちました。
仮面ライダーの世界では、小説家、書店経営者、そして仮面ライダーセイバーである神山飛羽真(内藤秀一郎)が小説の内容で悩んでいました。そこで仮面ライダー最光ことユーリ(市川知宏)が「機界戦隊ゼンカイジャー」の本を勧めてきました。飛羽真は登場人物がピンチにならないというその本を読み始めると、担当編集者の須藤芽依(川津明日香)やユーリ共々スーパー戦隊の世界へと入り込んでしまいました。
その頃、スーパー戦隊の世界では、ゼンカイジャーのブルーン(声:佐藤拓也)が手にした本により、ゼンカイザーこと五色田介人(駒木根葵汰)、ジュラン(声:浅沼晋太郎)、ガオーン(声:梶裕貴)、マジーヌ(声:宮本侑芽)が仮面ライダーの世界に飛ばされてしまいました。
一方、スーパー戦隊の世界に飛ばされた飛羽真たちは怪人と戦うことになりました。その際、その場にいた一人の少年がペンで怪人の攻撃を止めました。少年の名は章太郎(鈴木福)といい、姉に似ているという芽依に懐きました。
セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記のネタバレあらすじ:承
飛羽真側と介人側はゼンカイジャーのサポートロボ・セッちゃん(声:福圓美里)を介して連絡を取り、事態を解決するために禁書を集めることにしましたが、その直後に飛羽真たちやジュラン、章太郎は「里見八犬伝」の世界に、介人たちゼンカイジャーや仮面ライダーブレイズこと新堂倫太郎(山口貴也)は「西遊記」の世界に飛ばされてしまいました。
飛羽真たちは禁書を持つ8人の犬士を探すことにし、「特捜戦隊デカレンジャー」のデカマスターことドギー・クルーガー(声:稲田徹)、「宇宙戦隊キュウレンジャー」のリュウコマンダーことショウ・ロンポー(声:神谷浩史)とワシピンクことラプター283(声:M・A・O)、「侍戦隊シンケンジャー」のシンケングリーンこと谷千明(鈴木勝吾)、「魔進戦隊キラメイジャー」のキラメイブルーこと押切時雨(水石亜飛夢)、仮面ライダーゼロワンこと飛電或人(高橋文哉)と合流しました。そして飛羽真たちはアスモデウスの部下・ライダーワルド(声:谷中敦)と交戦し、8冊の禁書を取り戻すことに成功しました。
一方、介人たちは西遊記の世界で三蔵法師一行に扮したイマジンズ(孫悟空役のモモタロス(声:関俊彦)、沙悟浄役のウラタロス(声:遊佐浩二)、猪八戒役のキンタロス(声:てらそままさき)、三蔵法師役のリュウタロス(声:鈴村健一))と一緒にお釈迦様役のオーマジオウ(声:小山力也)が待つ天竺を目指しました。
途中で介人たちはアスモデウスの部下・戦隊メギド(声:ささきいさお)に襲撃されましたが、駆け付けた常磐ソウゴ(奥野壮)に助けられました。ソウゴは仮面ライダーグランドジオウに変身、歴代ライダーを召喚して対抗しました。ゼンカイザーもスーパー戦隊にカウントされない禁じ手の「非公認戦隊アキバレンジャー」のセンタイギアを使い、敵に“死亡フラグ”を立てました。敵を撃破した一行は時の列車・デンライナーで天竺に向かい、無事に禁書を手に入れました。
セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記のネタバレあらすじ:転
飛羽真たちと介人たちヒーローは一堂に集いましたが、それはライダーと戦隊を一ヶ所に集めるためのアスモデウスの策略でした。ヒーローたちの戦いをスケッチブックに描いていた章太郎でしたが、自分の理想とするヒーローが描けず、スケッチブックを破り捨ててしまいました。セイバーやゼンカイジャーらヒーローたちは消滅してしまいました―――。
―――気が付くと飛羽真は現実世界に飛ばされ、仮面ライダーエスパーダこと富加宮賢人(青木瞭)、そして大人になったルナ(横田真悠)と楽しそうに過ごしていました。そんな時、飛羽真は「石ノ森章太郎伝」という本を見つけました。本の中にある少年時代の石ノ森章太郎の写真を見た飛羽真は、あの章太郎こそが後の石ノ森章太郎本人であることに気付き、自分たちは章太郎の描いた物語の登場人物であることに気付きました。
飛羽真は章太郎に会い、自分にしか描けないヒーローを描いてほしいと説得しました。飛羽真はアスモデウスと決着をつけるべく「スーパーヒーロー戦記」を書き、章太郎は自分が描きたかったヒーローとして仮面ライダー1号(旧1号バージョン、声:藤岡弘、)と「秘密戦隊ゴレンジャー」のアカレンジャー(声:誠直也)を描きました。
セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記の結末
飛羽真と章太郎は再びアスモデウスと対峙しました。1号は歴代の仮面ライダーたちを、アカレンジャーは歴代戦隊のレッド戦士たちを召喚しました。さらには復活を果たしたゼンカイジャー、そして世界海賊のツーカイザーことゾックス・ゴールドツイカー(増子敦貴)、セイバーの仲間のライダーたちも加わりました。
セイバーはスーパーヒーロー戦記のライドブックを使って“仮面ライダーセイバー・スーパーヒーロー戦記”にフォームチェンジし、アスモデウスを追い詰めました。アスモデウスは巨大化して反撃しますが、戦隊は歴代巨大ロボを集結させて対抗しました。
アスモデウスはライダーも戦隊も同じネタばかり使い回しているオワコンだと罵倒すると、どこからともなく新たな二人組のライダー、仮面ライダーリバイ(声:前田拳太郎)と仮面ライダーバイス(声:木村昴)が現れました。リバイとバイスからなるヒーローチーム“仮面ライダーリバイス”のまさかの助太刀によってアスモデウスは遂に倒され、アガスティアベースには奪われた全ての禁書が戻ってきました。そこには新たな物語として「仮面ライダーリバイス」も追加されていました。
1号は変身を解除して本郷猛(藤岡弘、)に戻り、章太郎に「先生、もう会えないかと」とお礼を言いました。章太郎は自分は現代では既に故人であり、セイバーら令和ライダーや平成ライダーなどは自分の死後に生み出されたヒーローであることに気付きましたが、それでも自分の生み出したヒーローが活躍してくれていることを誇りに思い、改めて漫画家になると強く誓いました。
以上、映画「セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記」のあらすじと結末でした。
劇場版短編 仮面ライダーリバイスのネタバレあらすじ結末
「フェニックス遺伝子研究所」を悪魔崇拝組織「デッドマンズ」が襲撃し、スパイダーの“バイスタンプ”を奪っていきました。デッドマンズの目的はバイスタンプを用いて人々の心の奥底に潜む悪魔を実体化することです。
デッドマンズが遊園地で暴れ回っていると、仮面ライダーリバイと仮面ライダーバイスが駆け付けて戦い始めました。リバイの変身者は一家で銭湯「しあわせ湯」を営む長男の五十嵐一輝(前田拳太郎)、バイスの変身者は一輝と契約している悪魔・バイス(声:木村昴)で、二人組チーム“仮面ライダーリバイス”としてヒーロー活動をしているのです。
リバイは足に恐竜の力を宿らせたライダーキックで敵を撃破し、バイスは口から炎を吐き、尻尾で敵を撃破しました。一仕事を終えたリバイとバイスは「しあわせ湯」に戻りましたが、「しあわせ湯」の一帯は都市再開発計画に伴う立ち退きを迫られており、この日も二人組の地上げ屋(濱津隆之、しゅはまはるみ)が立ち退きを要求してきました。そこでバイスはお風呂に浮かべるアヒルの人形にバイスタンプの力を与えて巨大化させ、地上げ屋たちを追い払いました。
これで一段落したかに思われましたが、一輝の弟・大二(日向亘)が街でデッドマンが暴れ回っていることを伝えてきました。リバイとバイスが現場に向かうと、デッドマンズによってデッドマンにさせられた会社員が暴れていました。バイスはプテラノドンのバイスタンプの力でホバーバイクに変身、リバイを乗せてデッドマンに立ち向かうと、続いてリバイとバイスはメガロドンのバイスタンプと“仮面ライダーディケイド”の力でフォームチェンジし、合体技でデッドマンを倒しました。デッドマンから解放された会社員はどうやら記憶を失っている様子です。
「しあわせ湯」に戻ったリバイとバイスは変身したままお風呂に入りました。女湯には一輝の妹・さくら(井本彩花)がいましたが、どうやらさくらにはバイスの姿が見えず、声も聞こえない様子です。
以上、映画「劇場版短編 仮面ライダーリバイス」のあらすじと結末でした。
セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記の出演者・キャスト
内藤秀一郎(神山飛羽真/仮面ライダーセイバー(声))、駒木根葵汰(五色田介人/ゼンカイザー(声))、山口貴也(新堂倫太郎/仮面ライダーブレイズ(声))、川津明日香(須藤芽依)、青木瞭(富加宮賢人/仮面ライダーエスパーダ(声))、生島勇輝(尾上亮/仮面ライダーバスター(声))、富樫慧士(緋道蓮/仮面ライダー剣斬(声))、岡宏明(大秦寺哲雄/仮面ライダースラッシュ(声))、市川知宏(ユーリ/仮面ライダー最光(声))、アンジェラ芽衣(神代玲花/仮面ライダーサーベラ(声))、庄野崎謙(神代凌牙/仮面ライダーデュランダル(声))、浅沼晋太郎(ジュラン(声)/ゼンカイジュラン(声))、 梶裕貴(ガオーン(声)/ゼンカイガオーン(声))、宮本侑芽(マジーヌ(声)/ゼンカイマジーヌ(声))、佐藤拓也(ブルーン(声)/ゼンカイブルーン(声))、増子敦貴(ゾックス・ゴールドツイカ―/ツーカイザー(声))、福圓美里(セッちゃん(声))、関俊彦(モモタロス(声)/仮面ライダー電王(声))、遊佐浩二(ウラタロス(声))、てらそままさき(キンタロス(声))、鈴村健一(リュウタロス(声))、稲田徹(ドギー・クルーガー(声)/デカマスター(声))、神谷浩史(ショウ・ロンポー(声)/リュウコマンダー(声))、M・A・O(ラプター283(声)/ワシピンク(声))、小山力也(オーマジオウ(声))、横田真悠(大人になったルナ)、知念里奈(ソフィア)、榊原郁恵(五色田ヤツデ)、石丸謙二郎(デンライナーのオーナー)、宇梶剛士(鴻上光生)、奥野壮(常磐ソウゴ/仮面ライダージオウ(声))、高橋文哉(飛電或人/仮面ライダーゼロワン(声))、鈴木勝吾(谷千明/シンケングリーン(声))、水石亜飛夢(押切時雨/キラメイブルー(声))、谷中敦(ライダーワルド(声))、ささきいさお(戦隊メギド(声))、谷田歩(アスモデウス)、前田拳太郎(五十嵐一輝/仮面ライダーリバイ(声))、木村昴(バイス(声)/仮面ライダーバイス(声))、鈴木福(少年時代の石ノ森章太郎)、誠直也(アカレンジャー(声))、藤岡弘、(本郷猛/仮面ライダー1号(声))ほか
この映画の感想を投稿する