リングサイド・ストーリーの紹介:2017年日本映画。仕事をばりばり頑張るカナコと、かつての栄光がプライドとなり、役を選んでばかりいるため仕事が無い役者ヒデオは同棲していました。ある日弁当工場をクビになったカナコが、ヒデオの策略でブロレス団体に就職したことから二人の関係は少しずつおかしくなり始めましたという映画です。
監督:二本松嘉瑞 出演者:佐藤江梨子(江ノ島カナコ)、瑛太(村上ヒデオ)、有薗芳記(敦賀淳一)、田中要次(杉田新三)、伊藤俊輔ほか
映画「リングサイド・ストーリー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「リングサイド・ストーリー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
リングサイド・ストーリーの予告編 動画
映画「リングサイド・ストーリー」解説
この解説記事には映画「リングサイド・ストーリー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
リングサイド・ストーリーのネタバレあらすじ:起
江ノ島カナコは勤めている弁当工場からリストラされました。カナコには同棲する役者の村上ヒデオがいました。ヒデオは過去に大河ドラマに抜擢され、人気俳優となりましたが今ではオーデションにすら受からない、殆ど収入のないうだつの上がらない俳優でした。二人の生活を支えていたカナコの仕事がなくなったことで、ヒデオは武藤敬司が社長を務めるプロレス団体『WRESTLE-1(レッスルワン)』に手紙を書きカナコを面接に行かせました。手紙を読んだ面接官は感動し即採用となりました。ヒデオは大のプロレスファンで、手紙にプロレス愛を語っていたのでした。初日はレスラーたちに圧倒され激動の一日でしたが、少しずつ仕事に慣れ、プロレスの面白さを知り、レスラーたちとも仲良くなり、完全に溶け込みました。
リングサイド・ストーリーのネタバレあらすじ:承
一方ヒデオはマネージャーの百木の持ってくる仕事を、自分で選び断る日々が続いていました。そしてカナコが北海道巡業に行く前日の嬉しそうな顔を見たヒデオは、AVの仕事を当日ドタキャンしました。そしてレスラー梅宮健太にカニをもらって帰ってきたカナコに嫉妬し、浮気を疑い始めました。そしてWRESTLE-1の試合会場で嫌がらせをしてスタッフに捕まり、カナコが責任を取ってWRESTLE-1を辞めることになりました。人気者になっていたカナコに梅宮健太がK-1の仕事を紹介しました。K-1で働きだしたカナコは、ヒデオに少しでも仕事をさせようと、着ぐるみのマスコットキャラクター『武藤ベアー』の中に入る役をまかせました。しかしヒデオはカナコがファイターの和樹にバンテージを巻きハグする様子を見て、今度は『武藤ベアー』の恰好で入場中の和樹に嫌がらせをしました。
リングサイド・ストーリーのネタバレあらすじ:転
K-1の社長に呼び出されたヒデオは、お構いなしに暴言を吐きました。カナコが謝り責任を取って辞めるというと、社長が『辞める必要はない、ヒデオが和樹と試合をして1Rもたなければカナコと別れなさい』と言いました。するとヒデオは相手になってやると息巻いて対戦が決まりました。格闘技経験のないヒデオはWRESTLE-1の練習場でトレーニングを始めました。練習中のヒデオにマネージャーの百木が給料を手渡し、自分はこの仕事を辞めるといいました。そしてヒデオに『ダサイどうしようもない男を演じたらいい味が出るからやってみたら?』と言って去りました。練習が続く中、ヒデオは突然諦め、居酒屋でビールを飲んでいました。そこへカナコが来て、ビールを頭からかけました。店の外でカナコは『輝いていたころのヒデオに惚れたのに、今は全然違う。又夢を追って!』と言って去りました。
リングサイド・ストーリーの結末
部屋に帰ったカナコは暗い部屋で輝いていたころのヒデオのビデオを見て泣きました。夜が明け試合当日です。部屋に戻らなかったヒデオを信じて会場で待っていましたが時間が迫り、リングアナが和樹の不戦勝を継げました。その時ヒデオがパフォーマンスをしながら登場しました。リングに上がっても、パフォーマンスを続けました。そして試合開始のゴングが鳴りました。ヒデオが得意の右フックを放つと和樹にかわされあっさりKOされました。翌日ヒデオは次の役の練習をしていました。二人の関係は振出しに戻りいつも通り仕事に励むカナコと、どんな役でもやるヒデオがいました。
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