60歳のラブレターの紹介:2009年日本映画。夫婦がパートナーへの感謝の気持ちをはがきに綴る人気企画「60歳のラブレター」から着想を得て映画化した作品。3組の異なる熟年夫婦の愛の形が描かれており、互いを思いやる夫婦の絆に胸を打たれる感動作となっています。
監督:深川栄洋 出演:中村雅俊(橘孝平)、原田美枝子(橘ちひろ)、井上順(佐伯静夫)、戸田恵子(長谷部麗子)、イッセー尾形(松山正彦)、ほか
映画「60歳のラブレター」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「60歳のラブレター」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
60歳のラブレターの予告編 動画
映画「60歳のラブレター」解説
この解説記事には映画「60歳のラブレター」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
60歳のラブレターのネタバレあらすじ:熟年離婚した夫と妻
長年勤めた会社を定年退職した孝平は、妻のちひろと離婚し、愛人と暮らし始めます。専業主婦だったちひろは、離婚を機に働くことを決意し、翻訳家の麗子の元で働き始めます。地味な専業主婦から一転、華やかな世界に足を踏み入れたちひろは、麗子の影響を受け、別人のようにあか抜けます。一方、愛人の会社で働き始めた孝平は、新しい仕事がうまくいかず、自信をなくす日々を過ごしています。
60歳のラブレターのネタバレあらすじ:60歳の恋
独身の麗子は、医師の静夫のことが気になっています。5年前に妻を亡くした静夫は、娘のりかと2人暮らしです。静夫をデートに誘った麗子は、真面目だけど穏やかな静夫の人柄に惹かれていきます。静夫の患者には、糖尿病を患う正彦という患者がいました。魚屋を営む正彦は、長年連れ添った妻の光江に尻に敷かれっぱなしです。ある日、正彦の健診に付き添う光江のちょっとした異変に気付いた静夫は、光江に脳の検査をするよう勧めます。結果、光江の脳腫瘍が見つかり、光江は手術をすることとなりました。
60歳のラブレターのネタバレあらすじ:互いを想う気持ち
手術前に、正彦は光江から押し入れのふすまを直しておくよう言われます。正彦がふすまを開けると、中には正彦が前々から欲しがっていたマーチンのギターが入っていました。正彦は、自分を想ってくれる妻の気持ちに胸がいっぱいになります。一方、娘の出産を機に、妻のちひろと再会した孝平は、急にあか抜けた妻の姿に驚きを隠し切れません。偶然、ちひろが男にデートに誘われているのを見てしまった孝平は、なぜか動揺してしまうのでした。
60歳のラブレターの結末:再出発する2人
静夫との交際が順調に進み、娘のりかに会うこととなった麗子は、りかからこっぴどく拒絶されて意気消沈します。しかし、静夫との別れを考えていた麗子と静夫の仲を取り持ってくれたのは、他ならぬ静夫の娘のりかでした。別れてから妻への愛に気づいた孝平は、ちひろのデート先まで押しかけて、自分の想いを伝えます。お互いの本当の気持ちに気づいた2人は、もう一度、2人でやり直すことを誓い、固く抱き合うのでした。
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