騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!の紹介:2019年日本映画。「スーパー戦隊シリーズ」第43作の初の劇場版となる本作は、テレビ本編の6500万年前に起こった出来事を含むいわば「エピソード0」に位置付けられ、テレビ本編では明らかにされてこなかった秘密が明かされていきます。
監督:上堀内佳寿也 出演者:一ノ瀬颯(コウ/リュウソウレッド)、綱啓永(メルト/リュウソウブルー)、尾碕真花(アスナ/リュウソウピンク)、小原唯和(トワ/リュウソウグリーン)、岸田タツヤ(バンバ/リュウソウブラック)、兵頭功海(カナロ)、金城茉奈(龍井うい)、吹越満(龍井尚久)、佐野史郎(ヴァルマ)、北原里英(ユノ)、森田涼花(恐竜博物館職員)ほか
映画「騎士竜戦隊リュウソウジャー タイムスリップ! 恐竜パニック!!」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「騎士竜戦隊リュウソウジャー タイムスリップ! 恐竜パニック!!」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!の予告編 動画
映画「騎士竜戦隊リュウソウジャー タイムスリップ! 恐竜パニック!!」解説
この解説記事には映画「騎士竜戦隊リュウソウジャー タイムスリップ! 恐竜パニック!!」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!のネタバレあらすじ:起
今から6500万年前、まだ恐竜が生息していた時代。正義の古代人類リュウソウ族と悪の戦闘民族ドルイドンが戦争を繰り広げていました。ドルイドンは巨大化したタンクジョウ(声:中田譲治)ガチレウス(声:稲田徹)を送り込みましたが、リュウソウ族は巨大ロボ「キシリュウジン」で対抗しました。しかし、やがて地球に巨大隕石が近づき、リュウソウ族のユノ(北原里英)は迫りくる脅威を目の当たりにしていました。
現代。騎士竜戦隊リュウソウジャーの6人、リュウソウレッド・コウ(一ノ瀬颯)、リュウソウブルー・メルト(綱啓永)、リュウソウピンク・アスナ(尾碕真花)、リュウソウグリーン・トワ(小原唯和)、リュウソウブラック・バンバ(岸田タツヤ)、リュウソウグリーン・カナロ(兵頭功海)は龍井うい(金城茉奈)の動画サイト「ういちゃんねる」用の動画製作に付き合って福井県の「福井県立恐竜博物館」を訪れました。ところが、婚活中のカナロは女性職員(森田涼花)らを片っ端から口説いてばかり。そんな時、展示物の6500万年前に地球に落下した隕石が粉々に割れ、中から小型の騎士竜“コブラーゴ”2体が出てきて、館の外で倒れていた女性の首飾りと合体しました。何とこの女性こそが6500万年からタイムスリップしてしまったユノであり、ういの父で古生物学者の尚久(吹越満)は大喜び。ところが、隕石が割れた件でカナロはういと共に女性職員に捕まってしまいました。
騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!のネタバレあらすじ:承
カナロを除くリュウソウジャーの5人とユノは、ユノ自ら生み出した「始祖マイナソー」の力で6500万年前へ飛ばされてしまいました。リュウソウジャーたちが飛ばされた時代は、ユノの父で科学者のヴァルマ(佐野史郎)がリュウソウ族を支配していたのですが、弱肉強食こそ全てと信じるヴァルマは同族同士を競い合わせて優秀な者のみを隕石から身を守るシェルターに入れており、平等を訴えるユノは父が狂ってしまったと感じていました。リュウソウジャーとユノはヴァルマを説得しようとしましたが聞き入れられず、ヴァルマは自ら開発した“ガイソーグ”の鎧をまとってリュウソウジャーに牙を剥いてきました。
ガイソーグの圧倒的な強さに苦戦するリュウソウジャーは始祖マイナソーの力で再び現代に舞い戻り、街で暴れる始祖マイナソーを止めるため巨大ロボ「キシリュウオーファイブナイツ」を出動させて撃破したのですが、その影響でリュウソウジャーは再び6500年前に飛ばされてしまいました。
騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!のネタバレあらすじ:転
巨大隕石が地球に近づき、しかもメルトの特殊能力で巨大隕石は何と現代に言い伝えられているものよりも遥かに超巨大であることがわかり、このままでは地球は消滅してしまうのです。
ユノは唯一の手段として、ヴァルマにしか立ち入ることのできない神殿に眠るキシリュウジンを復活させようと提案しましたが、途中には罠が仕掛けられており、一行は現れたヴァルマに足止めされてしまいます。ユノはヴァルマを説得してリュウソウ族は共存すべきだと主張しましたが、ヴァルマは聞く耳を持ちませんでした。リュウソウジャーは変身して名乗りを上げ、ヴァルマが差し向けた兵士たちと交戦しました。そしてリュウソウレッドはガイソーグ(ヴァルマ)を引きつけている間に他の4人は神殿へと向かいました。バンバは隕石を破壊すれば自分たちの命はないだろうと言いますが、既に全員が覚悟を決めていました。
騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!の結末
ガイソーグの強さに変身解除させられたコウは殺されそうになりますが、あくまでも力による支配を主張し娘の声にも耳を傾けないヴァルマに対してブチ切れました。コウは「メラメラソウル」の力を得てパワーアップを遂げ、人々は今こそ助け合わなければならないと主張しながらガイソーグを倒し、ようやくヴァルマを改心させることに成功しました。
一方、キシリュウジンに搭乗した4人は超巨大隕石に立ち向かい、大気圏内で燃え尽きそうになりながらも何とか隕石を粉々に破壊することに成功しました。キシリュウジンは大破し、隕石の破壊の影響でワームホールができました。これをくぐれば現代に帰れるのですが、コウは必ず後で合流すると4人に告げ、先に4人を現代に戻しました。
現代に戻った4人は恐竜博物館で必死にコウの姿を探したところ、コウは何事もなかったかのようにフラリと4人の前に姿を現しました。コウは隕石の破片が地球に衝突する瞬間に生じる時空の乱れを使えば帰れるとヴァルマからアドバイスされていたのです。コウたちは博物館に展示されている、リュウソウジャーの活躍を描いた古い石板を見て、自分たちの熱いソウルがヴァルマたち古代リュウソウ族の心を動かし、そして再び自分たちに受け継がれたという事実に想いを馳せていました。
ラストはリュウソウジャー6人、ういと尚久、ヴァルマとユノで「ケボーンダンス」を踊ってラストです。
以上、映画「騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!」のあらすじと結末でした。
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