セカンドバージンの紹介:2011年日本映画。17歳年下の男性と道ならぬ恋をした45歳女性の、スキャンダラスな不倫愛を描いた衝撃作。互いを想いあう2人の、悲しくも美しい愛の形に心を揺さぶられる作品となっています。NHKドラマ「セカンドバージン」の映画化作品。
監督:黒崎博 出演者:鈴木京香(中村るい)、長谷川博己(鈴木行)、深田恭子(鈴木万理)、天野義久、田丸麻紀ほか
映画「セカンドバージン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「セカンドバージン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
セカンドバージンの予告編 動画
映画「セカンドバージン」解説
この解説記事には映画「セカンドバージン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
セカンドバージンのネタバレあらすじ:瀕死の恋人
るいは、銃弾に打たれた行を、かいがいしく看病をしています。るいは、命の危険にさらされた行に、元気になったら一緒に日本に帰ろうと呼び掛けます。るいと行は、かつて不倫関係にありましたが、行が突然るいの前から失踪して以来、2人は離れ離れになっていました。それから5年後、マレーシアのクアラルンプールを訪れたるいは、偶然、失踪した行と再会します。行は何者かに追われているようでした。そして、銃弾で撃たれ、瀕死の状態に陥ったのでした。
セカンドバージンのネタバレあらすじ:止められない恋心
5年前、行はるいに何も言わず失踪します。るいは、必死で行を探しますが行は見つかりません。るいは、行の妻である万理江の元を訪ねますが、行の行方はわからずじまいでした。るいと行が知り合ったのは、8年前に遡ります。出版社でキャリアウーマンとしてバリバリ働くるいは、パーティーで行と出会います。野心家である17歳も年下の行に、るいは惹かれていきますが、年齢差を感じ、一旦は行の愛を拒絶します。しかし、互いの気持ちを抑えることができなかった2人は、ついに不倫関係に至ってしまいます。
セカンドバージンのネタバレあらすじ:失踪した恋人
そんな中、金融商品取引法違反の罪により、行が逮捕されます。仮釈放された行は、以前とは別人のように無気力な男になっていました。るいは、すさんだ行を受け入れようとしますが、行は、るいの元から姿を消したのでした。るいが行の看病をする病院に、行の妻である万理江がやってきます。万理江は、自分と行の運命を狂わせたるいを責めます。しかし、看病の壮絶さと、るいの行への愛の強さに、自分の行き場を失くした万理江は、るいに行を託して病院を後にします。
セカンドバージンの結末:永遠の愛
るいが看病をしていると、行の意識が回復します。行が日本を離れたのは、るいを守るためでした。真実を知ったるいは、次は自分が行を守ると宣言します。行の命が短いことを感じながら、るいと行は、永遠の愛を誓い合います。愛する人をずっと覚えていることで、るいは死に対するささやかな勝利を得ることができるとつぶやきます。行は、勝利という言葉が勝気なるいにふさわしい言葉だと言って微笑みます。
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