先輩と彼女の紹介:2015年日本映画。「先輩と彼女」は別冊マーガレットで連載されていた南波あつこ原作漫画を実写化映画した青春ラブストーリー。高校1年生のヒロイン・都築りかが年上女性に思いを寄せる3年生の先輩・美野原圭吾に恋をしたことで、苦い思いや、初めて経験する嫉妬に揺れ動く様子を描く。
監督:池田千鶴 出演者:志尊淳(美野原圭吾)、芳根京子(都築りか)、小島梨里杏(沖田葵)、戸塚純貴(矢田哲雄)、水谷果穂(桃谷木綿子)、ほか
映画「先輩と彼女」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「先輩と彼女」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
先輩と彼女の予告編 動画
映画「先輩と彼女」解説
この解説記事には映画「先輩と彼女」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
先輩と彼女のネタバレあらすじ:起
主人公の都築りか(芳根京子)は高校に入学し、新しい生活に夢を膨らませていました。そして甘い素敵な恋をすることを心から願っているりか。中学からの友達・木綿子(水谷果穂)と部活動を見学して回っている時に、「現代調査研究部」と書かれた3年生の先輩2人から部活に入らないかと声をかけられます。
活動は特に決まっておらず、部員は全員男子。いたって緩い好きなことをして過ごすという部活動です。先輩の圭吾(志尊淳)を見て一目ぼれしたりかは、そのままホイホイと部室についていきます。木綿子はバレー部に入ることを決めていましたが、圭吾たちにそそのかされ、すぐに入部を決めたりかと木綿子。
その夜、新入部員を祝う会が矢田哲雄(戸塚純貴)の実家の寿司屋で開かれました。やさしく明るい先輩の圭吾に、どんどん惹かれていくりか。
翌日から、りかは授業が終わると部室に直行。とくにすることも決まっていないりかは、圭吾とオセロなどをして時間を過ごします。圭吾と一緒にいたいがために部室に顔を出すりかは、毎日が楽しくてしかたがありません。
先輩と彼女のネタバレあらすじ:承
ある日りかは、思いきって彼女がいるのか圭吾に尋ねます。圭吾は「どうでもいい」と話をはぐらかします。しかし圭吾には、ずっと片思いをする相手がいました。同じ部活動の先輩だった今は大学に通っている沖田葵(小島梨里杏)に、二年近く片思いしている圭吾。
夏になり、部活の仲間たちと祭りに出掛けるりか達ですが、そこへ偶然、葵が泣きながら走ってきます。それを見た圭吾は、「葵を家まで送っていく」と言い残して去っていきました。葵の彼氏は浮気症で、いつも泣かされてばかりいる葵を圭吾は放っておけないのでした。
次の日、圭吾から葵には彼氏がいることを聞かされ、「彼氏がいるのに好きになっても仕方がない」と言ってしまうりか。しかし圭吾から「お前に関係ない!」と言われてしまい、微妙な空気が流れます。
翌日、りかは圭吾に前日のことを謝ろうと部室に行くと、葵が遊びに来ていました。美しく機転が利く葵は人気者で、りかは彼女には敵わないと、どんどん落ち込みます。居場所のないりかは、そのまま部室を飛び出し一人で河原にいると、そこで葵と圭吾がキスするのを見てしまいます。圭吾が葵を好きなことをわかっていても、圭吾のことを諦めきれないりか。葵に好きな人がいても諦めることができない圭吾の気持ちが、りかには痛いほどわかりました。
先輩と彼女のネタバレあらすじ:転
秋になり、りかは葵に、圭吾のことをどう思っているのか尋ねます。すると「好きだけど付き合う対象ではない」とはっきり答える葵。好きではないのなら、圭吾を振り回さないでほしいと頼むりかに、葵は振り回しているつもりはないと反論します。怒ったりかは葵を叩いてしまい、それを圭吾に見られてしまいました。居ても立っても居られないりかは部室を飛び出してしまいます。
それ以来、気まずくなったりかと圭吾ですが、ある日、りかが間違って酒を飲んでしまい、圭吾がりかを背負って家まで帰ることになりました。圭吾が葵にフラれたことを知ったりかは大喜びし、勢いあまって圭吾に告白します。しかし酔っ払ていたりかは自分が告白したことを覚えていません。
翌日からは以前のように圭吾を追いかけまわすようになったりか。二人で大学のオープンキャンパスに行くと、そこで葵と葵の彼氏と偶然会います。りかは以前、酔っ払っていた時に、圭吾が葵から振られたことを知って喜んでしまったことを謝ります。そしてりかが圭吾に告白すると、圭吾からキスされました。
二人は付き合うことになり、やっと念願が叶ったりかですが、圭吾の心が自分ではなく葵に向いたままであることを感じながらの付き合いになります。むなしく感じるりかですが、好きな先輩と付き合えることに喜びを感じて、そのことには目をつむります。そんなりかを見て、圭吾の友達の哲雄と上手くいっている木綿子は、りかを心配します。
先輩と彼女の結末
冬になり、進路指導のイベントで葵が卒業生としてやってくることになり、どことなくそわそわする圭吾。そんな圭吾を見て、りかの心は複雑になります。しかも葵が彼氏と別れて今はフリーであることが分かり、りかは動揺します。りかは圭吾の気持ちを推し量ることに耐えられなくなり、圭吾に葵の元へ行くように促します。「大好きでした」と言って圭吾の前から立ち去るりか。圭吾との一年間を振り返り、りかは校舎で一人声を上げて泣きました。
それ以来りかは部室に顔を出さなくなり、圭吾とりかが会わない時間が過ぎていきました。圭吾はりかがいなくなって初めて、大事な人の存在に気が付き、今の自分の気持ちは、りかに向いていることに気がつきます。
そして圭吾たちの卒業式の日、静岡で寿司の修行に励む哲雄と遠距離恋愛になる木綿子をそっといたわるりか。そしてりかが部室に行くと、圭吾が待っていました。圭吾はりかにお守りの礼を言います。圭吾の大学合格を祈願してお守りを買い、木綿子に代わりに圭吾に渡してもらっていたのでした。無事大学に合格した圭吾は、りかに自分の本当の気持ちを伝えて、抱きしめ合う二人でした。
以上、「先輩と彼女」のあらすじと結末でした。
めっっっちゃよかった!!!!!笑
最後キスしてほしかったけど…笑
あの後2人がどうなったのか気になる!!
さいこう!!!