クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦の紹介:2011年日本映画。クレヨンしんちゃん劇場版の第19作目の作品です。いつも通りクレヨンしんちゃんの特徴でもあるちょっとお下劣なコメディーを織り交ぜて、大切なテーマを伝えています。「親はいつも正しいことを言っているとは限らない。時には自分で判断するときも子供にはある。」という深いテーマが隠されています。そんなとき親はどうやって子供の意見に耳を傾けて見守っていくかが大事であることに気づかされます。アイドルの関ジャニ∞が主題歌を担当し、声優にも参加しています。
監督:増井壮一 出演:矢野晶子(野原しんのすけ)、ならはしみき(野原みさえ)、藤原啓治(野原ひろし)、こおろぎさとみ(野原ひまわり)、シロ(風間トオル、真柴摩利)、愛河里花子(レモン)、村上信五(ジャガー)、大倉忠義(マッシュ)、ほか
映画「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」解説
この解説記事には映画「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦のネタバレあらすじ:新しい友達
ある日しんのすけが遊んでいると、レモンと名乗る女の子が現れます。彼女はアクション仮面のメッセージを持っていました。アクション仮面から自分にスパイの手下になるよう誘いがあったと思ったしんのすけは、レモンの指導の元、スパイの訓練を始めます。レモンは実はある王国の子供のスパイでした。しんのすけはレモンとその家族に気に入られ、レモンとコンビを組んでスパイ活動を始めます。
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦のネタバレあらすじ:ヘーデルナ王国
しんのすけとレモンのコンビは、アクション仮面から「ヘーデルナ王国で悪の博士から正義のカプセルを奪還せよ」との指令を受けます。しんのすけはレモンと家政婦イツハラとヘーデルナ王国へ向かい、「悪の博士」の研究所に潜入します。しかし、そこにいたのは悪の博士なのではなく、オナラ研究の第一人者であるヘガデル博士という科学者でした。彼は自分が持っているのは、「正義のカプセル」などではなく、オナラを大量に出させてしまう「メガヘガデルII」という特殊な芋であること、しんのすけに指令を出したのはスカシペスタン共和国の女王達で、彼女達はメガヘガデルIIを奪うためにしんのすけを利用したのだと言います。けれどもレモン矢野その家族を信じているしんのすけは、ヘガデル博士の言葉を信じず、「正義のカプセル」を奪って研究所から脱出します。
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦のネタバレあらすじ:スカシペスタン共和国
「正義のカプセル」を女王達に届けるために、しんのすけはレモンと共に入国します。「正義のカプセル」を手に入れて喜ぶ女王達はしんのすけやレモン達のことを褒めます。しんのすけはレモンが幼いときからスパイとして家族から訓練されていることを知ります。まだ甘えたい年頃のレモンですが、レモンの親達は、任務は遂行して当たり前という厳しい態度を彼女にとります。ずっと素直に従ってきたレモンですが、自分がしていることにだんだん疑問を持つようになります。女王達はメガヘガデルを利用して、世界中を臭い空気で満たそうと企んでいました。女王達は昔おならで自分たちの名誉を傷つけられる出来事があり、その恨みを果たすため、メガヘガデルを利用しようとしていました。レモンは世界中をおならで臭い空気で満たそうとすることなど良くないことだと両親に言いますが、初めて反抗する娘に戸惑いつつも、余計なことは考えるなと言います。
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦のネタバレあらすじ:自分を信じて
しんのすけはレモンの話しを聞いて、レモンの味方になり自分たちが正しいと思うことをやろうと言います。二人は女王達からメガヘガデルを奪い、悪用されるのを阻止しようとします。王国を敵にまわし二人は手を取り合って戦います。しんのすけの家族も心配になり、スカシペスタン共和国にやってきます。しんのすけとレモンの思いを知り、家族で協力します。レモンの両親も彼女の真っ直ぐな思いを知り、何も知らずに任務を遂行することばかり考えていたことを反省します。お互いの家族の協力を得て、女王達からメガヘガデルを奪います。そして女王達の口にメガヘガデルを半分入れると、残りのメガヘガデルを持って逃亡します。王国の追っ手に囲まれますが、二人は残りのメガヘガデルを食べて、大量のおならを出して抵抗しました。
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦の結末:本当の名前
逃げられたしんのすけ一家のレモン一家は王国から逃れて、近郊の国へ亡命します。レモンは知らない土地で、また一から家族でやり直すことになります。しんのすけは日本へ帰ることになります。しんのすけはメロンとの別れが辛くて波ぐみます。レモンから、自分はスパイだからレモンという名前は嘘なのと打ち明けられます。しょんぼりするしんのすけの耳元で、レモンは本当の名前を囁きます。しんのすけは喜び、おしりダンスで元気にレモンにさよならを言います。一方、スカシペスタン共和国の女王達は、メガヘガデルを食べたため、ロケットのように空高く飛んで行きました。そして、世界中を臭くし、自分たちだけ高みの見物をしようとしていたことを反省します。
以上、映画クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦のあらすじと結末でした。
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