映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~の紹介:2019年日本映画。国民的テレビアニメ『クレヨンしんちゃん』の劇場版第27作目となる本作は、前作まで主人公しんちゃんを演じた矢島晶子からその座を引き継いだ小林由美子が参加する初の映画作品となりました。これまで一度も新婚旅行に行っていなかったしんちゃんの両親が家族総出でオーストラリアに新婚旅行へ行くことになったのですが、思わぬ大冒険に巻き込まれていきます。
監督:橋本昌和 声の出演:小林由美子(野原しんのすけ)、森川智之(野原ひろし)、ならはしみき(野原みさえ)、こおろぎさとみ(野原ひまわり)、真柴摩利(シロ/風間トオル)、林玉緒(桜田ネネ)、一龍斎貞友(佐藤マサオ)、佐藤智恵(ボーちゃん)、木南晴夏(インディ・ジュンコ)、悠木碧(姫)、小島よしお(小島よしお)、ぺこ(ぺこ)、りゅうちぇる(りゅうちぇる)、銀河万丈(グレートピッケル)ほか
映画「クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン 失われたひろし」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン 失われたひろし」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~の予告編 動画
映画「クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン 失われたひろし」解説
この解説記事には映画「クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン 失われたひろし」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~のネタバレあらすじ:起
冬の埼玉県春日部市。自宅に帰った“クレヨンしんちゃん”こと野原しんのすけ(小林由美子)と父・ひろし(森川智之)に、何と水着姿の母・みさえ(ならはしみき)がオーストラリアへの激安新婚旅行ツアーのチラシを持って待ち構えていました。それは家族同伴で行けるものであり、今まで一度も新婚旅行に行っていなかったひろしとみさえはこれを機にツアーに参加することを即決しました。
しんちゃんと妹・ひまわり(こおろぎさとみ)、ひろし、みさえ、そして愛犬シロ(真柴摩利)は一路オーストラリアへと飛び、フェリーで宿泊先の離島へと向かいました。そこにはある銅像があり、その手は推定10億円の価値があるとされる緑色の宝石“魅惑のエメラルド”のレプリカがありました。世界中のトレジャーハンターたちが狙っているという本物については「宝欲しくば花婿を捧げよ」という意味深な言い伝えが残されていました。
途中でしんちゃんがトイレに行きたいと言い出したため一家は他のツアー客から離れ、しんちゃんとひろしは近くの射的に挑戦、結果1等商品であるオーストラリアの国鳥“エミュー”4頭と2等商品のトレジャーハンターセットをゲットしました。日本に帰ったらお宝探しをやろうというしんちゃんとひろしの前に、突然謎の仮面集団に追われている一人の女性がやってきました。
映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~のネタバレあらすじ:承
その女性はトレジャーハンターのインディ・ジュンコ(木南晴夏)であり、一度は集団を返り討ちにするものの手にしていた“魅惑のエメラルド”を失ってしまいました。ジュンコは必ず取り戻すと誓ってその場を後にしました。
その後、ツアーに合流した野原一家でしたが、ひろしとジュンコの一連のやり取りはみさえに目撃されてしまっていました。その日のディナー、ひろしはみさえを喜ばせるためダンスコンテストに出場、見事に優勝しますが、ひろしとみさえは些細なことから行き違って喧嘩をしてしまいました。その後、二人の誤解は解けるのですが、みさえの元に戻ろうとしたひろしは突然先程遭遇した謎の仮面集団にさらわれてしまいました。
翌朝、ひろしの不在に気付いたしんちゃん、みさえ、ひまわり、シロは、前もってツアーで説明されたこの島の原住民の住処への入り口を発見、ひろしはこの中にいると確信して中に突入しました。その先にはあの仮面を被った原住民がおり、一家は一度追い返されるものの密かに再潜入してみると、そこは原住民たちが行列を組んでおり、ひろしは何とその中央で白いタキシード姿で拘束されていました。そこにジュンコが現れ、原住民はひろしを花婿として“姫”(悠木碧)に差し出すことで“魅惑のエメラルド”を手に入れようとしていると説明しました。ところが、ひろしを狙って沢山のトレジャーハンターが現れ、みさえたちは何とかひろしを救出しようとしましたが失敗してしまいました。
映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~のネタバレあらすじ:転
ジュンコはみさえたちに、この土地には古くから「宝欲しくば、花婿贈れ、天の指輪輝くとき」という言い伝えがあること、そしてその周期である50年に一度の金環日食の日が近いことを告げました。
みさえたちとジュンコは最初のうちは敵視し合いながらも次第に協力し合っていき、随所に仕掛けられている罠や仮面の男たちの強襲を潜り抜けながらひろしの後を追っていきました。
一方のひろしはお腹が痛い風に装うと、隙を突いて逃げようとしましたが見つかって再び捕らえられてしまいました。
ようやくひろしのいる村へと辿り着いたしんちゃんやみさえたちでしたが、白いタキシード姿のままのひろしは「来るな」と遮り、何と自分は姫と結婚してこの村で暮らすと言い出しました。村から追い出されたしんちゃんたちでしたが、ひろしがこんなことを言うはずがないと確信するみさえは何か訳があるはずだと考え、姫のいる城に乗り込むことを決意しました。
ひろしは家族を原住民から守るために嘘をついていました。城まで連れて行かれたひろしが号泣していたところに、ウェディングドレスに身を包んだみさえらが現れ、しんちゃんたちと共に仮面の部族たちと戦い始めました。
映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~の結末
金環日食が近づくなか、ひろしは姫の前に連れて行かれました。何と姫の正体は巨大なコアラであり、コアラはひろしの足の臭いを嗅ぐと興奮して緑に輝く糞をし始めました。何と“魅惑のエメラルド”の正体はこのコアラの糞だったのです。
コアラ、仮面の部族、トレジャーハンターたちが三つ巴の大乱戦になるなか、しんちゃんはひろしに一家全員で春日部に帰ろうと伝えました。ひろしはしんちゃんに「本当のお宝ってのは人生をかけて夢中になれるもの、好きなものだよ。大人になるまでゆっくり見つけろよ。俺はとっくに見つけてるぜ」と伝えました。しんちゃんはなおも暴れるコアラに「本当のお宝は、むチューってするものだ」と伝えてようやく鎮静化させ、ひろしは改めてみさえにプロポーズし、ようやく目的である新婚旅行を果たすことができました。
以上、映画「映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~」のあらすじと結末でした。
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