心霊病棟 ささやく死体の紹介:2011年日本映画。新人ナースの美山が病院の地下室で袋に入れられた矢野瑞希の死体を見つけます。そしてその死体が『たすけて』と訴えたことから、美山は矢野瑞希の死因について調べることにしました。調べるうち過去の忌まわしい事件の事がわかります。しかし車いすのアリサに会った事で思わぬ展開を迎えます・・・というジャパニーズホラー映画です。
監督:福谷修 出演:芳賀優里亜(美山可奈)、谷内里早(アリサ)、英由佳(桂川頼子)、夏奈、松本勝(警備員)、小池みき、ほか
映画「心霊病棟 ささやく死体」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「心霊病棟 ささやく死体」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
心霊病棟 ささやく死体の予告編 動画
映画「心霊病棟 ささやく死体」解説
この解説記事には映画「心霊病棟 ささやく死体」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
心霊病棟 ささやく死体のネタバレあらすじ:起
新人ナース美山は病院で一人夜間の巡回を行いました。地下室に行くと死体安置所がありました。死体は袋に入れられチャックで閉じられていましたが、一体だけチャックが空いて顔が見えていました。その死体は女性で何か言っているように聞こえますが良くわかりませんでした。翌日先輩ナースから鍵の付いた書類の扉に注意するように言われました。そして精神科医の桂山が何でも相談に乗るからいつでも来なさいと優しい言葉をかけてくれました。夜美山は再び地下室の死体安置所に行きました。そしてチャックの空いた女性の死体の声を聴きました。それは『たすけて』と言っていました。また彼女が矢野瑞希という名前だという事もわかりました。その時警備員が巡回に来て美山は部屋の陰に身を隠しました。
心霊病棟 ささやく死体のネタバレあらすじ:承
翌日美山は桂山に相談に行きました。矢野瑞希という死体がしゃべることを話しました。桂山はこの病院で過去にあった事件の事を話しました。それは5人の医師や警備員そして患者が惨殺された事件でした。その中の一人が矢野瑞希でした。また矢野瑞希は多重人格者で大人しい人格と狂暴な人格が突然現れるのだと言いました。地下室に死体を置いているのは死体を動かすと死者が出るということからでした。美山は手術室で助手をしていました。医師に電気メスを渡すとき危険なものだと注意を受けました。夜の巡回で車いすで入院中のアリサが歩いているのを見ました。
心霊病棟 ささやく死体のネタバレあらすじ:転
美山は今日も桂山に相談に行きました。矢野瑞希は病院で虐待を受けていたのではないかという疑問をぶつけました。桂山はそんなことは無いし、自分が怖いと思うと見えないものが見えるのだと、美山に精神的に病んでいることを告げ治療を受けるようにと勧めました。美山は車いすのアリサの部屋に行き矢野瑞希の事を聞きました。アリサは死んでも霊として生きていることの話をしました。そして美山に対しあなたには見えているはずだと言いました。その夜美山は血の付いた電気メスを見つけます。そして口を裂かれて殺された医師を見つけます。そこにいた桂山に疑いの目を向けます。ナース室で重要な書類の入った扉の鍵を見つけました。中には病院で起きた事件の記録がありました。ファイルを見ると桂山先生の惨殺死体もありました。
心霊病棟 ささやく死体の結末
何もかもわからなくなった美山は監視カメラがあるのを思い出し、惨殺事件の日の動画を見ました。一人の女性患者が病室で殺害をしています。その女性は矢野瑞希でした。矢野瑞希がカメラに向かって振り向いたときその顔は美山でした。自分が矢野瑞希であり、犯人は自分でした。狂暴な人格が現れ医師や警備員、ナース、患者を次々殺害し最後に桂山を殺しに行ったとき桂山を刺すと同時に桂山に刺され自分も死んだのでした。そして美山として病院にいるのは、大人しい人格が幽霊としてさまよっているのでした。
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