心霊写真部 劇場版の紹介:2015年日本映画。霊感の強い佳夕は高校の心霊写真部に入部しました。そのころ巷では『マスク殺人鬼』による連続殺人事件が頻発していました。やがて佳夕ら部員の調べる心霊写真がマスク殺人鬼に関係していることがわかり・・・という内容のオカルトホラー映画ですが、スラッシャー映画の要素もふんだんにあります。
監督:永江二朗 出演者:奥仲麻琴(佳夕)、伊藤陽佑(牧村部長)、上野優華(リリ)、工藤美桜(望海)、戸田れい(萩尾瑞菜)、森田亜紀(真壁春恵)、谷内里早(玲花)ほか
映画「心霊写真部 劇場版」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「心霊写真部 劇場版」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
心霊写真部 劇場版の予告編 動画
映画「心霊写真部 劇場版」解説
この解説記事には映画「心霊写真部 劇場版」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
心霊写真部 劇場版のネタバレあらすじ:起
佳夕は高校の心霊写真部に入部しました。部長の牧村と先輩のリリの合計3人の部でした。主にネットにUPされている心霊写真の検証や研究をしていました。
そのころ巷では『マスク殺人鬼』による連続殺人事件が多発していました。また、佳夕は学校で不思議な雰囲気の1年生の玲花とたびたび出会うようになりました。
ある日、中学生の望海から、エンジェルの写真を撮ったと投稿がありました。気になったメンバーは望海の自宅に向かいました。望海の家の中は変な物音がしていて、望海が言うには幽霊がいるという事でした。早速エンジェルの話を聞きました。エンジェルとはこっくりさんの派生で、エンジェルさんと呼ばれる心霊占いでした。
望海は一人でやっている時に、エンジェルが現れて撮影したと言いました。望海も入れた4人でエンジェルさんを始めました。途中でエンジェルさんが帰らなくなり、何かが飛び出し3人は倒れました。
心霊写真部 劇場版のネタバレあらすじ:承
気が付いた佳夕は望海を探しました。すると望海の母親が縛られていました。母親は望海のエンジェルの写真をパソコンで見つけ、合成写真じゃないの?と言ったために望海に縛られたと言いました。そして佳夕がパソコンを調べると、画像を合成した痕跡がありました。
その画像の中に気になるものがあり見ていると、母親が駐車場にあると言って、二人が駐車場に行くと佳夕がエンジェルのコスプレをしていました。佳夕の妄想が作り出した心霊写真でしたが、ここにマスク殺人鬼がやって来て、佳夕と母親を刺殺しました。
誰かから佳夕に、女の子たちが映った心霊写真のようなものが携帯に送られてきました。その後、佳夕は学校の屋上で、男子学生の霊を見ました。気になるので部長らと調べると、心霊写真部が休部になる前の部員の篠原ケイトという生徒でした。
心霊写真部の集合写真の中に、佳夕がよく見る玲花が映っていました。その時、玲花がやって来て、この人は私の母親のミサキだと言いました。そして一枚だけ顔が崩れたようなケイトの写真がありました。この写真を撮った後、ケイトは自殺したそうで、この写真を早く処分した方がいいと言いました。
心霊写真部 劇場版のネタバレあらすじ:転
佳夕には写真の中に入って当時の様子を見る特殊な能力がありました。女の子たちの写真は、幼い佳夕や玲花で、当時、写真家だった玲花の母のミサキのカメラを借りて佳夕が映したものでした。このことを玲花に話すと、二人は急接近しました。
やがて佳夕はケイトの死はマスク殺人鬼に殺されたものだと分かりました。玲花が突然いなくなりました。佳夕は玲花の家に行きました。そこには刑事が張り込んでいました。刑事は母親のミサキを探していて、玲花に何か連絡があるのではと言っていました。
その後、牧村部長も消えました。佳夕は古い写真の中に入り、『夜泣き洞窟』にすべてがあると分かり、リリと二人で向かいました。この洞窟は最高の心霊写真が撮れるという噂の心霊スポットでした。奥まで入ると牧村のカメラを見つけました。
その時、マスク殺人鬼がリリの背中を刺し、佳夕を襲ってきました。佳夕は必至に反撃し、マスクを剥ぎ取るとそれは牧村でした。牧村は突然震え出し、倒れました。奥の祭壇のようなところに、玲花が血まみれで倒れていました。そして玲花は母のミサキとケイトの事を話し始めました。
心霊写真部 劇場版の結末
ミサキとケイトは心霊写真部時代、心霊写真を撮る為に『夜泣き洞窟』に入りました。そして祭壇にある木箱を開け、中の白骨化した死体を撮影しました。この時、殺人鬼の悪霊が解き放たれ、ミサキに憑依しました。これ以降ミサキは殺人鬼に操られるかの様に、殺人を繰り返し、殺した人の顔の皮をはぎマスクにしました。
マスク殺人鬼がミサキだと疑ったのがケイトでした。しかしミサキはケイトを学校の屋上で殺しました。その後、心霊写真部は休部となりました。写真関係の仕事を始めたミサキでしたが、憑依した霊が玲花を殺そうとしたもののミサキが止めました。するとその霊は玲花に憑依しました。マスク殺人鬼となった玲花はミサキを殺し、次々殺人を犯していきました。
霊は元気な新しい体を常に探していたため、次は佳夕に憑依し、玲花は死にました。マスク殺人鬼は、過去に人を殺しては顔の皮を剥ぎ、自分のマスクにしていた猟奇殺人鬼の男でした。そして佳夕は霊が憑依しないようにリリと牧村を刺しました。そして佳夕は木箱の前で自分を刺し、霊を外に出し、ミサキの写した死体の写真を霊と一緒に木箱に封印しました。
退院した佳夕、リリ、牧村は部室で整理していました。警察沙汰になったため、心霊写真部は三か月の活動停止になりました。
以上、映画「心霊写真部 劇場版」のあらすじと結末でした。
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