SPACE BATTLESHIP ヤマト(スペースバトルシップヤマト)の紹介:2010年日本映画。不朽の名作アニメ「宇宙戦艦ヤマト」シリーズ初の実写版は、アニメ第1作をベースに豪華キャストと最新鋭映像技術で描かれた超大作です。地球の危機を救うため、宇宙戦艦ヤマトの乗組員たちは遥か銀河の彼方を目指して出撃します。
監督:山崎貴 出演者:木村拓哉(古代進)、黒木メイサ(森雪)、柳葉敏郎(真田志郎)、堤真一(古代守)、山崎努(沖田十三)ほか
映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」解説
この解説記事には映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
SPACE BATTLESHIP ヤマトのネタバレあらすじ:起
2199年、地球は謎の異星人「ガミラス」の侵略を受けました。ガミラスの放った「遊星爆弾」により海は干上がり、環境は破壊され、多くの生命が死に絶え、生き残った僅かな人類は地下に都市を築いて潜伏していました。しかし、地上に蔓延した放射能が地下にまで浸透し、人類の滅亡まであと1年余りという危機に陥っていました。地球防衛軍は残された戦力を結集し、火星星域で最終決戦に挑みましたが、戦艦「ゆきかぜ」の艦長・古代守(堤真一)をはじめ艦隊はほぼ全滅、唯一生き残ったのは沖田十三(山崎努)の艦のみでした。
地上では、守の弟で、かつて地球防衛軍のエースパイロットだった古代進(木村拓哉)がレアメタル回収の仕事をしていました。ある日、進は地上に落下してきた謎のカプセルを回収します。
SPACE BATTLESHIP ヤマトのネタバレあらすじ:承
進が回収したカプセルは、銀河系の遥か彼方にある高度な文明を持つ惑星イスカンダルから送られてきたもので、その中には「波動エンジン」の設計図とイスカンダルの位置を示した座標図があり、更にはイスカンダルには地球を救うことのできる放射能除去装置があることが分かりました。地球防衛軍は波動エンジンを搭載した宇宙戦艦「ヤマト」を建造し、地球の命運をかけてイスカンダルへ派遣することを決定します。艦長には沖田が就任、進はヤマトの派遣隊に志願、戦闘班長に任命されますが、進は沖田に対して、兄を見殺しにしたとして反抗的な態度を取り、森雪(黒木メイサ)に諫められます。そして遂にヤマトは遥かイスカンダルに向けて出発します。
SPACE BATTLESHIP ヤマトのネタバレあらすじ:転
ヤマトは途中、ガミラス軍の妨害を受けながらも一路イスカンダルを目指して突き進んでいきます。進の部下となった雪は最初のうちは反発していましたが、やがて戦いを経て次第に惹かれ合うようになっていました。進もまた部下を率いて戦ううちに沖田の艦長としての責任の重さを実感していきます。しかし、病を押して艦長の務めを全うしてきた沖田も体調が悪化し、進に艦長代理を任せます。そしてヤマトは幾度かのワープを経て遂にイスカンダルに上陸しますが、そこでもガミラス艦隊が待ち構えており、次々と仲間たちは戦死していきます。
SPACE BATTLESHIP ヤマトの結末
イスカンダルの中心部に辿り着いた進と雪、真田(柳葉敏郎)と斉藤(池内博之)。突然、雪は謎の精神体に憑依され、放射能を除去できる物質に辿り着きます。しかしガミラスの魔の手は迫っており、真田と斉藤は進と雪に地球の未来を託すと、自らガミラス軍を道連れに壮絶な自爆を遂げます。進と雪は辛うじてヤマトに帰還し、ヤマトはワープで地球を目指しますが、ガミラスの猛攻により徳川機関長(西田敏行)ら乗組員は次々と命を落とし、そして沖田も遂に力尽きます。そしてヤマトはようやく地球のすぐそばまで戻ってきましたが、デスラー(声:伊武雅刀)率いるガミラスの生き残りが迫っていました。ガミラスを倒すにはもはや最終兵器の「波動砲」しか手段はなく、しかもヤマトそのものも爆破に巻き込まれるというものでした。進は自分一人がヤマトに残って運命を共にすることを決意、雪を気絶させて親友の島(緒形直人)に託すと乗組員を全員脱出させ、波動砲の引き金を引きました。数年後、すっかり緑の自然を取り戻した地球で、雪は進との間に生まれた子供と共に暮らしていました。
あの有名な「宇宙戦艦ヤマト」の実写版が放映される!しかも、現役バリバリのキムタクが主役の古代進を演じる!という事で、大変ハラハラドキドキしながら映画館に見に行ったものです。実際、アニメとそれほど違和感は無く、私はすんなりと受け入れることが出来ました。最後に古代と雪の間に子供が出来ていたのは、詰め込みすぎかと思いましたが。全体的に良かったです。