宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち/第七章 新星篇の紹介:2019年日本映画。TVアニメ「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」の第13話から第26話を再構成したOVA。古代は、デスラー艦内でズォーダーの幼生体であるミルと自身の投降と引き換えに和平交渉を持ちかけますが、ミルが殺されたため人類とガトランティスの和平は潰えてしまいます。白色彗星はついに地球圏に到達し、地球に対し隷属を要求しますが、ヤマトが現れるとトランジット波動砲で活路を開き都市帝国内部に突入します。そして、古代は、ズォーダーに対し話し合うように言いますが、ズォーダーは自ら人造人間を死滅させる装置であるゴレムを発動させます。これによりガトランティスは死滅しますが、ズォーダーだけは死なず、都市帝国を操り地球を破壊しようとします。為すすべがなくなった古代は、乗員を退艦させると自らヤマトを操縦して都市帝国に特攻しようとしますが、そこに森雪が現れました。
監督:羽原信義 声優:古代進(小野大輔)、森雪(桑島法子)、島大介(鈴村健一)、真田志郎(大塚芳忠)、徳川彦左衛門(麦人)、加藤三郎(細谷佳正)、土方竜(石塚運昇)、斉藤始(東地宏樹)、クラウス・キーマン(神谷浩史)、桂木透子(甲斐田裕子)、ズォーダー(手塚秀彰)、テレサ(神田沙也加)、アベルト・デスラー(山寺宏一)
映画「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち/第七章 新星篇」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち/第七章 新星篇」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち/第七章 新星篇」解説
この解説記事には映画「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち/第七章 新星篇」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち/第七章 新星篇のネタバレあらすじ:起
キーマンに対しデスラーを撃つように言ったミルは、自分は大帝の座に就くべく生み出されたものであり、自分の言葉はズォーダーの言葉だと言いました。デスラーは、キーマンに自分を撃つように言い、キーマンもそれに従いかけますが、そこに現れた古代がそれを止めました。
古代は、ズォーダーから同じような選択を迫られた事があり、選択しないことが正解である事を知っていました。古代は、自らの投降と引き換えに和平交渉を申し出ますが、ミルは相手にしませんでした。そして、ミルは古代を撃ちますが、森雪が古代をかばい撃たれてしまいました。
森雪の献身的な愛に自分達にはないもの見たミルは、古代の言葉を聞こうとしますが、そこに現れたデスラーの親衛隊に射殺されてしまいました。こうして、人類とガトランティスの和平の機会は永遠に失われ、白色彗星は、地球に到達すると地球に対し隷属を要求しました。
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち/第七章 新星篇のネタバレあらすじ:承
ヤマトは、白色彗星の目前にワープアウトすると、トランジット波動砲を発射して都市帝国を半壊させ、ガミラスの協力で次元潜航して都市帝国内部への突入に成功しました。しかし、そこでヤマトは、ガトランティス艦隊の猛烈な反撃によって大きなダメージを負い、艦長の土方や加藤、徳川など多くの乗員が犠牲となりました。
ヤマトは、桂木透子の協力により都市帝国中枢までたどり着きますが、桂木透子はズォーダーにより殺されてしまいました。幾多の困難を経てようやくズォーダーの前に立った古代は、ズォーダーに話し合うように呼びかけます。しかし、流れ弾からズォーダーをかばったズォーダーの側近が死ぬと、ズォーダーは、自らは人間であると認めるとゴレムを発動させました。
ゴレムによりガトランティスは次々と死んでしまいますが、ガトランティスであるはずのズォーダーは死にませんでした。そして、半壊した都市帝国は、周りの物体を取り込み本来の姿である「滅びの箱舟」となりました。
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち/第七章 新星篇のネタバレあらすじ:転
滅びの箱舟を止めるには、内部から破壊するしかなく、キーマンと斉藤は、波動掘削弾を搭載した戦闘機で滅びの箱舟に突っ込んで行き、自らの犠牲と引き換えに波動掘削弾の爆発に成功します。しかし、滅びの箱舟は、一旦機能を停止したものの、再び動き出し、月を攻撃して半壊させると、地球を攻撃するためのエネルギーを得るために土星へ向かいました。
為すすべがなくなった古代は、乗員をヤマトから退艦させると、1人ヤマトを操縦し滅びの箱舟に向かいました。しかし、そこに森雪が現れ、古代の狙いは、ヤマトを犠牲にすることで、地球から避難する時間を稼ぐこと、と言って古代と同行することを申し出、それを受け入れた古代でしたが、その前に突如としてテレサが現れました。
暴走した波動エンジンが高次元世界への穴を開け、奇跡的にテレサと通じたのでした。そして、テレサに導かれたヤマトは、滅びの箱舟と共に光の中に消えていきました。
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち/第七章 新星篇の結末
ガトランティス戦役から半年後、地球はその後始末に追われていました。そんな中、時間断層内に滅びの箱舟と共に消滅したはずのヤマトが現れます。内部を調査した真田達は、艦内で唯一の生存者である山本を発見しました。そして、帰還した山本は、古代と雪が高次元で生きていると話しました。
2人を救出することは可能ですが、そのためには時間断層を犠牲にする必要があるため、2人を救出するかどうか国民投票で決める事になりました。国民投票を前に、真田は、全人類に対し、これまでの古代の功績を上げ、古代を救うことを訴えました。
一方、高次元では、古代が戦わない未来を見つけられない事に絶望していましたが、将来生まれる子供の手に触れたことで自分を待つ未来があることを知り、必死に呼びかける雪の手を取りました。そこに2人を迎えにヤマトが現れ、古代と雪は、ヤマトと共に地球へ帰還しました。
以上、映画「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち/第七章 新星篇」のあらすじと結末でした。
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