映画「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
すーちゃん まいちゃん さわ子さんの紹介：2012年日本映画。田ミリの人気四コマ漫画「すーちゃん」シリーズ待望の映画化作品。すーちゃん、まいちゃん、さわ子さんの３人は十数年の付き合いになる女友達。３人ともそれぞれ、将来への不安や悩みを抱えながらも、日々の仕事や生活を送っている。柴咲コウ、真木よう子、寺島しのぶの３人が、何気ない日常を送る３人の女性を好演。
監督：御法川修 出演：柴咲コウ（すーちゃん・森本好子）、真木よう子（まいちゃん・岡村まい子）、寺島しのぶ（さわ子さん・林さわ子）、染谷将太（千葉恒輔）、井浦新（中田誠一郎）、木野花（カフェのオーナー）、ほか
この解説記事には映画「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
料理好きなベテランカフェ店員のすーちゃん、OA機器会社の営業部で働くまいちゃん、Webデザイナーのさわ子さんの３人は、バイト仲間だった事をきっかけに十数年の付き合いです。
すーちゃんは、同僚に嫌な仕事を押し付けられたりしながらも、カフェのマネージャー・中田のことが気になっています。
まいちゃんは妻子ある男性と付き合っていますが、相手の都合を押し付けられがちです。
さわ子は、自宅で仕事をしながら、母親と一緒に寝たきりの祖母の介護をしていますが、祖母は無反応です。もし自分が結婚して家を出たら、母と祖母２人だけになってしまうと思うと、結婚のことも考えられません。
３人とも、職場やプライベートで不安やもやもやを抱えながらも、日々を精一杯生きています。
さわ子の家に同級生だった吉田が出前の配達に来ます。家業を継ぐために店で修行を始めたという吉田とさわ子は意気投合し、付き合い始めます。そんなさわ子は、兄の家族が遊びに来たものの「どうせ分からないから」と、祖母に挨拶もせずに帰ってしまったことに腹を立てます。
まいちゃんは、肌荒れを気にして行った皮膚科で「頑張りすぎなんじゃない？ひとつ頑張るのをやめてごらん」と言われます。悩んだ結果、不倫をやめようと、携帯の不倫相手の番号を削除します。
すーちゃんは、カフェの同僚から中田と婚約したことを知らされ、ショックを受けます。
すーちゃんの恋は、始まる前に終わってしまいました。
偶然帰り道で出会ったまいちゃんとすーちゃんは、泣きながら一緒に帰るのでした。
すーちゃんは、カフェのオーナーから店長にならないかと言われます。ある日、すーちゃんの家に中田が忘れ物を届けに来ました。鼻血を出した中田を介抱する内に２人はキスしてしまいます。優柔不断な中田は婚約したことに戸惑っているようでした。しかし、その後は中田とは何事もなく、すーちゃんは店長を引き受けることにします。
さわ子は、吉田から「親に会って欲しい」と言われ喜んだものの、妊娠可能かどうか検査を受けて欲しいと言われます。怒ったさわ子は吉田と別れてしまいます。
そんなある日、３人は億ションの内覧会に行きます。リビングではふざけてヨガのポーズを取りながら股の間から逆さまの東京タワーを見てはしゃぎます。
その後、さわ子の家で鍋を囲んだすーちゃんとまいちゃんは、さわ子の祖母が寝たきりだと初めて知り、挨拶させてほしいと言います。挨拶した２人に、普段は反応に乏しい祖母も「どうぞごゆっくり」と答えました。そんな２人と祖母を見て、さわ子と母親はうれしく思うのでした。
１年後、店長になったすーちゃんは、仕事はやりがいがあるものの、このまま１人でおばあちゃんになるのかと考えると不安になる時もあります。そんなすーちゃんは年下の店員・千葉からアプローチされていますが、そのことに気が付いていません。
まいちゃんは思い切って入会した結婚相談所で出会った相手と結婚、妊娠し臨月を迎えていました。自分で決めて仕事は辞めたものの、それが本当に良かったのか迷っています。そんな悩みをすーちゃんに語ります。
すーちゃんはふと思い立って、ヘリクルージングで東京の夜景を楽しみます。
生まれた赤ん坊を連れたまいちゃんとさわ子は、森へピクニックに行きます。
その日はすーちゃんは研修の最終日のため、参加できるかわからないと、２人に手紙を書きます。「未来のために今を決めすぎる必要はない」と書かれた手紙を２人は、「すーちゃんらしい手紙だね」と微笑ましく読みます。２人が帰ろうとしていると、すーちゃんが遅れてやって来ました。
以上、映画すーちゃん まいちゃん さわ子さんのあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する