屍者の帝国(ししゃのていこく)の紹介:2015年日本映画。かつて、屍者を蘇らせ、日常のあらゆる仕事を屍者に行わせるという技術が流行した。ジョン・ワトソンも、その技術を持つ一人だった。しかしある日を境に、屍者達が暴走を始める。その裏に隠された、恐ろしい陰謀とは・・?
監督:牧原亮太郎 声優:細谷佳正(ジョン・ワトソン)、村瀬歩(フライデー)、楠大典(バーナビー)、大塚明夫(M)、三木眞一郎(アレクセイ・フョードロヴィチ・カラマーゾフ)、花澤香菜(ハダリー)、菅生隆之(ザ・ワン)ほか
映画「屍者の帝国」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「屍者の帝国」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
屍者の帝国の予告編 動画
映画「屍者の帝国」解説
この解説記事には映画「屍者の帝国」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
「屍者の帝国」のネタバレあらすじ:起
19世紀のロンドン。その頃のロンドンでは、とある技術が脚光を浴びていました。それは、屍者を蘇らせ肉体労働や戦場での兵士の代わりを務めさせるという蘇生技術です。そして、ジョン・ワトソンという医学生もその技術に長けていました。彼は自らの親友であったフライデーを蘇らせるためこの技術を用います。しかし、この蘇生技術を一個人が行うことは禁止されており、ワトソンは逮捕されてしまいます。しかし、そんなワトソンにとある交渉が持ちかけられるのです。
「屍者の帝国」のネタバレあらすじ:承
それは、ビクター博士の手記を手に入れること。ビクター博士はかつて、他の屍者とは違い、魂の入った完璧な存在を作り出したのです。一方その頃、全国の屍者達が暴動を起こすという事件が起きていました。そんな危険な情勢の中、ワトソンとフライデー、そしてバーナビーという大尉は共に手記を巡ってアフガニスタンから日本まで、様々な場所を旅するのでした。そして彼らはとうとう、日本でビクターの手記を見つけ出します。
「屍者の帝国」のネタバレあらすじ:転
しかし、そこに現れたのがザ・ワン。ビクターが作り出した特異的な存在です。彼もまた、追い求めているのがあったのです。それは、自身の花嫁の復活。そのために、ワトソンはフライデーとハダリーという女性をザ・ワンに奪われてしまいます。そこに、ワトソンにビクターの手記を手に入れるように命じた張本人、Mも本性を現し姿を見せました。彼の狙いは、全ての人類を屍者にすることでこの世から争いをなくすこと。バーナビーとワトソンは、彼らの暴挙を必死で食い止めようとします。
「屍者の帝国」の結末
そして戦いの末、辛くもワトソンたちが勝利を収めたのでした。ビクターの手記を手に入れたワトソンは、それを自らの体内に埋め込みました。彼は手記を自らの体内に入れ込むことで、手記が悪い者の手に渡らないようにしたのです。しかしそれは、ワトソンが屍者化するということと同義でした。屍者となったワトソンは、新しい人格で蘇ります。そして、後にシャーロック・ホームズという名探偵と出会い、新しい人生を送り始めるのでした。
以上、映画「屍者の帝国」のあらすじと結末でした。
続いて、より詳細なネタバレあらすじを解説します。
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