映画 自殺マニュアルの紹介:2003年日本映画。テレビ局の橘と理恵が集団自殺の取材をしたことから、『自殺マニュアル』というDVDを見てしまい、自殺願望に取りつかれてしまうというミステリー風のホラー映画です。普通の人間が自殺願望に取りつかれるというオカルト的な内容です。
監督:福谷修 出演者:森下千里(泉川理恵)、水橋研二(橘悠)、中村優子(リッキー)、榊英雄(屋代啓太)、堀江慶(西山刑事)ほか
映画「自殺マニュアル」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「自殺マニュアル」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
自殺マニュアルの予告編 動画
映画「自殺マニュアル」解説
この解説記事には映画「自殺マニュアル」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
映画 自殺マニュアルのネタバレあらすじ:起
とあるアパートの一室で、練炭を焼いて集団自殺した4人の遺体が見つかります。西山刑事は現場を検証しながら、練炭自殺は楽に死ねるみたいだが苦しむ自殺だと言いました。
一方、あるテレビ局の橘と理恵は、自殺する若者の特集の取材をするため、集団自殺の聞き取り調査を行っていました。そして理恵が集団自殺のアパートの部屋に行ってみようと言い出します。そして二人はアパートを訪れます。その部屋は自殺した当時のままで、隙間にはガムテープが貼られたままです。
その時、部屋を覗く女子高生がいました。二人は女子高生を呼び止めます。
映画 自殺マニュアルのネタバレあらすじ:承
その女子高生は、ななみという名で、その部屋で死ぬ予定だったと言います。しかし、リッキーが来なかったのでやめたと言いました。リッキーとは自殺掲示板の有名人で、会いたい一心で自殺しようと思ったと言います。
そしてリッキーからもらったというDVDを渡されます。局に帰った二人はDVDを見始めます。それは『自殺マニュアル』というタイトルで、リッキーという女性が案内をしていました。首つりやクスリでの自殺を解説していました。
その時、ななみから電話がかかり、DVDを返してほしいと言いました。返す約束をし、再びDVDを見ます。ななみがテレビ局にやってきました。そして屋上に行き、ななみが橘に「あなたはリッキーと違う何かがある」と言います。
映画 自殺マニュアルのネタバレあらすじ:転
再びDVDを見ました。そして今度は自殺専門の霊媒師の取材をします。霊媒師が言うには「自殺霊が取りつく」と言います。自殺霊によって自殺するのだと言います。取材中にななみから電話がありました。「リッキーと話をしたので今から死ぬ」と言います。
彼女の元へ駆けつけた橘でしたが、ななみはテレビ局の屋上から飛び降りてしまいます。テレビ局で起こった自殺に、何故カメラに収めないんだと上司の屋代に叱責されます。そして橘はパソコンに向かい、掲示板でリッキーに呼びかけます。橘はだんだん自殺願望が膨らんでいきます。そしてリッキーからメールが来て、今度話し合うことになりました。
映画 自殺マニュアルの結末
レストランの一室には集団自殺願望の男女に加え、橘と理恵が来ています。彼らはどうやって死ぬかという話をし始めました。そして一人の男が薬品を飲んで自殺します。橘と理恵は帰りました。その二人を追いかけて二人の若い女性が来ました。車に乗せ、眠りにつき目が覚めると、二人の女性は木の上で自殺していました。
橘は人格が変わっていました。局でも奇行を起こし始めます。二人はDVDの製作会社に行き、話を聞くと『自殺マニュアル』という別物のDVDを見せられます。内容が違うと問い詰めると、DVDに出ていた女性が別の企画した内容とそっくりだと言いますが、彼女は自殺したと言われ、そのDVDはないと言われました。
リッキーに取りつかれようになった橘は、幻覚が見え始めます。そして屋上で理恵と一緒に心中しようとして理恵の首を切りますが、自分では死ねませんでした。それからというもの、橘には現実と幻覚の区別がつかなくなっていました。そして橘を撮っているリッキーがそこにいました。
以上、映画「自殺マニュアル」のあらすじと結末でした。
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