トイレの花子さん 新劇場版の紹介:2013年日本映画。転校してきた長澤さよは、佐伯まほと仲良くなりますが、まほは圭子らに毎日いじめられ、トイレで死んでいました。その時さよは赤いスカートの女の子を見ました・・という日本の都市伝説として有名な『トイレの花子さん』の新解釈の劇場版です。
監督:山田雅史 出演者:上野優華(長澤さよ)、水崎綾女(小山貴子)、安田聖愛(佐伯達也)、田中瞳佳、山川りなほか
映画「トイレの花子さん 新劇場版」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「トイレの花子さん 新劇場版」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
トイレの花子さん新劇場版の予告編 動画
映画「トイレの花子さん 新劇場版」解説
この解説記事には映画「トイレの花子さん 新劇場版」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
トイレの花子さん新劇場版のネタバレあらすじ:起
桜の咲く春、静岡県山高町の高校に長澤さよが転校してきました。母と二人で母の実家である祖母の家に引っ越してきましたが、母親は精神に異常をきたしていました。担任の先生は小山先生で、この学校の卒業生でした。小山先生は校長先生から、女子トイレの奥にある一輪挿しの花を毎日かえるようにと言われました。
放課後、さよは佐伯まほという同級生と話しました。その途中、けいこが入って来ると、まほは逃げるように帰りました。翌朝、まほに会ったさよは二人で登校しました。学校に着くと同級生たちの視線が変わっていました。その日の休み時間、けいこ達のグループがまほをいじめました。黙って見ていたさよは、その後まほと電話番号を交換しました。まほは「私と話さない方がいい」と言いました。
トイレの花子さん新劇場版のネタバレあらすじ:承
けいこ達のまほに対するいじめはエスカレートしました。まほをトイレに閉じ込めて水を順番にかけました。そしてけいこはさよに水を掛けろと命令しました。抵抗できないさよは、まほに水をかけました。そしてけいこは一輪挿しの花を取り、トイレのまほに投げつけました。
夜になり、さよはまほに電話をしますが、電話には出ませんでした。もしやと思い、さよは学校のトイレに行きました。まほはトイレの中で死んでいました。その時さよは、赤いスカートの女の子を見ました。まほの葬儀に参列したのは同級生ではさよだけでした。まほの兄の達也が駆け寄り、まほに対するいじめを問い詰めました。そこに小山先生がやってきました。小山先生と達也は幼馴染でした。
トイレの花子さん新劇場版のネタバレあらすじ:転
学校ではけいこ達のグループが「やり過ぎたか?」と話をしていました。しかし「まほは勝手に死んだ」のだとけいこが言い、その場を立ち去りました。けいこの後ろには赤いスカートの女の子が取りついていました。やがてけいこは屋上から飛び降り自殺しました。小山先生と達也はさよから赤いスカートの女の子の話を聞きました。小山先生と達也には思い当たる節があり、電話で話していました。
その時、小山先生は女の子に脚を掴まれて道路で転び、車に轢かれて死にました。達也はネットで山高町での行方不明の女の子の情報をネットで調べました。すると昔の7歳の赤いスカートの少女の捜索願のポスターを見つけました。依頼主は及川という名の母親で、女の子は一輪挿しの花と、ぬいぐるみを持っていました。
トイレの花子さん新劇場版の結末
達也はさよからまほに対するいじめの話を聞いた後、さよを家まで送りました。さよの祖母の家の表札は及川でした。達也は思い出しました。その家の女の子はいつも学校のトイレで花と人形を持って遊んでいました。名前を言わないので『花子』と名付け、小山と二人でいつもバカにしていました。さよが家に帰ると、押し入れから古いぬいぐるみを見つけました。
祖母が殺されていました。母がやって来て「お前の父親と再婚するために娘を殺した」と言いました。さよを身ごもった母は、さよの姉になるはずの娘が再婚の邪魔になり殺していたのでした。そして母は自分の首を刺して自殺しました。学校のトイレに行ったさよを探しに行った達也は花子に追い込まれ、トイレの中に引きずりこまれました。さよは花子に会い、人形を渡し、自分の腹をハサミで刺しました。翌朝、女子トイレには一輪の花を持つさよが立っていました。
この映画の感想を投稿する