劇場版 東京伝説 恐怖の人間地獄の紹介:2014年日本映画。5人の女性が、東京で体験する、想像を絶する怖い五つの話を集めたオムニバスホラーです。『立ち読み』『エンスト』『ネックレス』『夜道』『食べてはいけない』で構成され、それぞれ一話完結となっています。
監督:千葉誠治 出演者:足立梨花(第一話)、藤澤志帆(第二話)、真凛(第三話)、林裕子(第四話)、鵜飼真帆(第五話)ほか
映画「劇場版 東京伝説 恐怖の人間地獄」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「劇場版 東京伝説 恐怖の人間地獄」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
劇場版 東京伝説 恐怖の人間地獄の予告編 動画
映画「劇場版 東京伝説 恐怖の人間地獄」解説
この解説記事には映画「劇場版 東京伝説 恐怖の人間地獄」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
劇場版 東京伝説 恐怖の人間地獄のネタバレあらすじ:第一話・立ち読み
深夜の漫画喫茶に入った常連の女性は、男性スタッフから『少し寝るのでお客さんが来たら起こして!』と言われ、OKして自分のブースに入ります。
しばらくすると非通知の電話が鳴ります。無視していたものの、何度もかかる電話に女性は出てみます。しかし相手は何も話さず、聞こえるのは自分の声でした。部屋の鏡に倒れる男が映って怖くなった女性。
その時、電話から『早くおうちに帰ろうよ!我慢できないよ!殺したくて』という男の声がします。思わず上を見た女性は、仕切り版の上から覗く男の顔を見ました。
劇場版 東京伝説 恐怖の人間地獄のネタバレあらすじ:第二話・エンスト
夜、車を運転する女性が町はずれのガソリンスタンドに給油に来ました。呼んでも誰もいないスタンドを探していると、柱の隅に店員がいました。男は持っていたスパナを工具箱に投げ入れ、事務所から飲み物を渡します。
事務所内から音が聞こえ、音の方へ行くと、女性が手錠で監禁されています。ヤバいと思った女性は車に乗るものの、キーがありませんでした。店員がキーを差し出すと、エンジンをかけて走り出すも、エンストします。
店員の手から何かが落ちました。ガソリンに何かを入れたようで、女性は走って逃げますが、通りがかりの車に撥ねられます。店員は女性を引きずってガソリンスタンドに持ち帰ります。轢いた車の男も店員の仲間でした。
劇場版 東京伝説 恐怖の人間地獄のネタバレあらすじ:第三話・ネックレス
若いスーツ姿の女性が公園のベンチに座っていると、けん玉を持った少女が目の前に現れます。少女が見つめる先を見ると、封筒が貼られていました。封筒を取った女性が中を見ると『ブランコ』と書かれています。
ブランコを見ると封筒があり、中を見ると『登り棒』と書かれています。登り棒の上に封筒があり、よじ登って取ると『ジャングルジム』と書かれています。ジャングルジムのてっぺんの封筒を見ると『ハズレ』とあります。
何の事かと思った女性が周囲を見ると、ジャングルジジムの”はずれ”にある端っこに封筒があります。中身はベンチでした。結局元のベンチを見ると、自分の座っていた背もたれに封筒があります。
今度は『ベンチの下』と書かれた文字が沢山ありました。しゃがみこむようにベンチの下を覗くと男がいて、鎖を首にかけられ引っ張られます。鎖を両手でつかみ必死で外そうとする女性を引きずりながら、男は車の後ろに鎖をかけて走り出します。
鎖を首から外した女性は、指を飛ばされ倒れ込みます。すると目の前にけん玉の少女がいて、女性はそのまま死にました。
劇場版 東京伝説 恐怖の人間地獄のネタバレあらすじ:第四話・夜道
夜道を仕事帰りの女性が歩いています。暗い道の先に男が横たわっています。倒れているのかと近寄ると、男は寝転がっていました。
引き返すには遠回りだと考えた女性は、男の足元をすり抜けるように通り過ぎようとします。その時男が『オレの影を踏んだな!』と怒鳴ります。怖くなった女性は全力で走って逃げました。
随分走って一息つくと、別の男が寝ています。その男は『僕の陰を踏んで!』と繰り返し喋っています。振り向くとさっきの男も寝ています。男は『影を踏まない、踏む』と同じ言葉を繰り返していました。
異様な状況に身動きが取れなくなった女性の背後には、イモムシのように這って来る男たちが、女性の方を目指していました。
劇場版 東京伝説 恐怖の人間地獄のネタバレあらすじ:第五話・食べてはいけない
デリヘル嬢のカヨがラブホテルに入ると、トミタと言う男が待っていました。男は「シャワーは浴びなくていいからソファーに座って」と言います。そして2万円を追加で出して、「爪を切って小皿に入れて」と頼みます。カヨがその通りすると、男はカヨの爪を食べます。
次も2万円出し、「耳かきで耳くそを取ってくれ」と言います。そしてトミタはカヨの耳くそを綺麗になめとって食べます。次も2万円追加し、足のかかとの角質をとります。今度はそれを吸うように食べました。
今度は3万円で「足の爪のアカを取って」と言います。爪のアカも綺麗に食べ、次は4万円出し、カヨの「お腹のほくろをカンナで削って」と頼みます。カヨ自身しか知らない事を何故知っているのかと聞くと、「全部調べた」とトミタは言います。
更に「母親がガンで治療費がいるだろうから早くほくろを削って」と頼みます。カヨは部屋を逃げ出しました。トミタはデリヘルに電話をし、再びカヨを指名しようとするのでした。
以上、映画「劇場版 東京伝説 恐怖の人間地獄」のあらすじと結末でした。
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