烈車戦隊トッキュウジャー THE MOVIE ギャラクシーラインSOSの紹介:2014年日本映画。『スーパー戦隊シリーズ』第38作にして“鉄道”をモチーフとする『烈車戦隊トッキュウジャー』の劇場版です。25年に一度、地球に飛来するといわれる伝説の“烈車”を巡り、トッキュウジャーと悪の帝国シャドーラインが火花を散らします。
監督:竹本昇 出演者:志尊淳(ライト/トッキュウ1号(声))、平牧仁(トカッチ/トッキュウ2号(声))、小島梨里杏(ミオ/トッキュウ3号(声))、横浜流星(ヒカリ/トッキュウ4号(声))、森高愛(カグラ/トッキュウ5号(声))、長濱慎(虹野明/トッキュウ6号(声))、大口兼悟(闇の皇帝ゼット)、福原遥(レディ)、関根勤(車掌)ほか
映画「烈車戦隊トッキュウジャー ギャラクシーラインSOS」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「烈車戦隊トッキュウジャー ギャラクシーラインSOS」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
烈車戦隊トッキュウジャー THE MOVIE ギャラクシーラインSOSの予告編 動画
映画「烈車戦隊トッキュウジャー ギャラクシーラインSOS」解説
この解説記事には映画「烈車戦隊トッキュウジャー ギャラクシーラインSOS」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
烈車戦隊トッキュウジャー THE MOVIE ギャラクシーラインSOSのネタバレあらすじ:起
銀河をひた走るてつどう『ギャラクシーライン』の5両編成の烈車『サファリレッシャー』の車掌・レディ(福原遥)は、悪の帝国『シャドーライン』の宇宙方面を仕切る幹部ナイル伯爵(声:ヒャダイン)の烈車クライナーに追われていました。必死に逃走するレディでしたが、クライナーの攻撃を受けた拍子でサファリレッシャーの先頭車両と後ろの4両は切り離されてしまい、先頭車両はそのまま地球へと落下していきました。
サファリレッシャーの救難信号をキャッチした『烈車戦隊トッキュウジャー』の5人、トッキュウ1号・ライト(志尊淳)、トッキュウ2号・トカッチ(平牧仁)、トッキュウ3号・ミオ(小島梨里杏)、トッキュウ4号・ヒカリ(横浜流星)、トッキュウ5号・カグラ(森高愛)は現場に急行、変身してナイル伯爵とその部下ハウンドシャドー(声:KENN)と交戦しますが、トッキュウ1号はナイル伯爵の攻撃を直撃されてサファリレッシャーの先頭車両に取り込まれてしまい、そのままサファリレッシャーは走り去ってしまいました。ナイル伯爵はシャドーラインを統べる闇の皇帝ゼット(大口兼悟)に招集され、トッキュウジャーとの戦いを放棄して一時撤退していきました。
烈車戦隊トッキュウジャー THE MOVIE ギャラクシーラインSOSのネタバレあらすじ:承
レディはライトの持つトッキュウジャーの力の源“イマジネーション”を利用してギャラクシーラインに戻ろうと試みましたが、イマジネーションの力が足りずに失敗してしまいます。そこへトッキュウジャーの他の4人、さらにはトッキュウジャーの基地でもある烈車『トッキュウレッシャー』から車掌(関根勤)とチケット(声:山口勝平)、ワゴン(声:堀江由衣)もサファリレッシャーへと乗り込んで来ました。車掌が言うには、約50年前に開業したギャラクシーラインを走るサファリレッシャーは25年周期で地球を訪れているということであり、今年がその周期でした。しかし、レディはサファリレッシャーのエネルギーを充填できないのは今の地球人の“イマジネーション”が低下したせいだと嘆きました。そこでライトは、トッキュウジャーらが属する『レインボーライン』の線路と東京スカイツリーの最先端がつながった絵を描き、決して“イマジネーション”が失われたわけではないことを証明してみせました。車掌はレディに、トッキュウジャーの5人は元の故郷に戻るために旅をしていること、そしてレディを宇宙へ帰してあげたいと考えていることを伝えました。
その頃、シャドーラインの居城『キャッスルターミナル』に呼び出されたナイル伯爵は、“光る闇”を求めるゼットの命を受け、再びサファリレッシャーを捕えるため出撃しました。
烈車戦隊トッキュウジャー THE MOVIE ギャラクシーラインSOSのネタバレあらすじ:転
ナイル伯爵とハウンドシャドーは再びサファリレッシャーに襲い掛かってきました。何やら作戦を思いついたライトは車掌に耳打ちすると、レディとともにサファリレッシャーを連結したトッキュウレッシャーに乗り込み、他の4人は変身してハウンドシャドーの足止めを図りましたが、ナイル伯爵の策略によりレインボーラインの線路が切り替えられてしまい、このままではトッキュウレッシャーは前方の停車中の車両に激突してしまうというピンチ…と、そこへハーモニカを吹きながら虹野明(長濱慎)が現れ、トッキュウ6号に変身して線路の分岐点を元に戻し、ライトたちは難を逃れました。そこでライトはあらかじめ車掌と打ち合わせしていた作戦を実行に移しました。ライトはトッキュウレッシャーの進路を、その先に線路がないはずの東京スカイツリーの先端に向け、ライトの合図を受けた車掌は烈車のひとつ『ファイヤーレッシャー』で空へ向けて放水、東京スカイツリーの前に巨大な虹を作ると、その様子を見ていたたくさんの子供たちから“イマジネーション”の光が放たれ、それは宇宙へと伸びる線路へとなり、トッキュウレッシャーはそのまま宇宙空間へと駆け上がっていきました。
ナイル伯爵はなおもしつこくサファリレッシャーに追いすがり、ライトはレディから動物の力が宿る変身アイテムを受け取ると、サファリレッシャーの連結を切り離して宇宙空間へと送り出しました。地上に戻ったライトは仲間たちと合流、レディから託されたアイテムで“乗り換えチェンジ”、それぞれ動物の力を秘めた形態にパワーアップするとナイル伯爵やハウンドシャドーを圧倒、最後は必殺武器『連結バズーカ』でとどめを刺しました。
烈車戦隊トッキュウジャー THE MOVIE ギャラクシーラインSOSの結末
ところが、ナイル伯爵とハウンドシャドーは融合・巨大化して復活、トッキュウジャーは巨大ロボ『超トッキュウオー』、トッキュウ6号もロボ『ビルドダイオー』を駆ってナイル伯爵に対抗するも、その圧倒的な力の前に苦戦を強いられてしまいます。そこへサファリレッシャーが他の4両も連結した完全な姿で地球に舞い戻り、トッキュウ1号はトッキュウオーのコクピットをトッキュウ6号に任せるとサファリレッシャーに飛び乗りました。サファリレッシャーは四足歩行形態の『サファリガオー・ライオンモード』、そして人型ロボの『サファリガオー・ロボモード』へと多重変形してナイル伯爵を翻弄、最後はサファリガオーとトッキュウオーの連携攻撃によりようやくナイル伯爵を葬り去りました。
ライトから変身アイテムを返却されたレディは、トッキュウジャーのことは決して忘れないと言い残してサファリレッシャーに乗り、笑顔でライトたち6人に別れを告げて宇宙へと旅立っていきました。
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