釣りバカ日誌2の紹介:1989年日本映画。スーさんが失踪した。奥さんから頼まれてハマちゃんは愛知県渥美半島に探しに行きます。浜辺で心臓発作を起こしたスーさんは、旅行中の女性に助けられます。二人がホテルの一室でいるところをハマちゃんに見られてしまう。とっさにスーさんは、彼女を自分の娘だと嘘をつきます。このう嘘が会社を巻き込む騒動になります。ハマちゃんとスーさんの友情はどうなるのか。
監督:栗山富夫 出演:西田敏行(浜崎伝助)、三國連太郎(鈴木一之助)、石田えり(浜崎みち子)、原田美枝子(間宮弥生)、谷啓(佐々木課長)、ほか
映画「釣りバカ日誌2」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「釣りバカ日誌2」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「釣りバカ日誌2」解説
この解説記事には映画「釣りバカ日誌2」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
釣りバカ日誌2のネタバレあらすじ:起
日曜日の朝、スーさんを起こしたのはみち子さんです。早朝に釣りに行く為に、スーさんはハマちゃんの家に泊まったのです。二人は釣り船に乗り込み出発します。最初はハマちゃんが鯛を一匹釣り上げ、自慢げです。おにぎりを食べていたスーさんも釣り上げます。車で会社に出社したスーさんが、車を降りると秘書が車椅子を持ってきます。これはなんだ?とスーさんが聞くと秘書は主治医がこれを用意したほうが…と言ったとたん、スーさんは怒鳴って歩いてエレベーターに乗り込みます。秘書が追いかけて車椅子ごとエレベーターに乗ると、ハマちゃんが乗り込み、車椅子に座ります。ハマちゃんが、釣り新聞を読んでいると、スーさんも覗き込みます。三課で社歌を歌っているところにハマちゃんが加わり、最後だけハモります。佐々木課長からお小言をもらいます。そこに、常務から電話があり佐々木課長は部屋を出ます。残った社員は佐々木課長の昇進の話だと気づき、戻ってきたら祝福しようと相談します。一方、常務の部屋から出た佐々木課長は肩を下ろし、涙ぐんで洗面所で顔を洗っていました。三課では、昇進していたらおめでとうと祝福するが、もしがっかりしてきたら、知らんぷりして傷つけないようにしようと話していると、ハマちゃんがそれ逆だよと声をはさみます。係長は見栄っ張りだから、昇進したらわざと難しい顔をして来るだろうし。もしだめなら、逆に鼻歌なんかを歌って平気な顔をするよと佐々木課長をまねてスバルの歌を唄って見せる。みんなが待ち構えていると、係長の’我は行く~♪’の歌声が聞こえる。部屋に入り、ハマちゃんがまねたと同じように蹴けつまずく。ハマちゃんたちは係長を元気づける。スーさんは、会議室で重役たちを怒鳴りつけている。鈴木建設が携わる美術館に社長の名前を入れると聞いて怒ったのである。昔馴染みの主治医から、心臓が悪くなっている、いつ死んでもおかしくない、社長をやめろと脅すように注意される。スーさんは後継者のことで悩んでいました。スーさんはハマちゃんの家で、後継者のことで悩んでいることを話します。頭の中で社長候補を考えます。社長の資格に必要な者は、運の強さ、周りを明るくする性格と思った時にハマちゃんの顔が見えます。ハマちゃんを社長にと一瞬考えたが、会社が潰れると却下します。スーさんが帰った後、ハマちゃんはみち子さんに、社長になったら嬉しいかと聞きます。みち子さんが、帰りが遅くなるからいやだと答えるとハマちゃんはにんまりして、奥の寝室へ。合体するのでした。
釣りバカ日誌2のネタバレあらすじ:承
会社で、秘書から午後は約束がないので休んでくださいと言われたスーさんは、一方的に4日間休むと言って出て行きます。東京駅で、財布を忘れたことに気づいたスーさんは、運転手の前原の持ち金を奪うように取り上げ新幹線に乗り込みます。夜になって、社長の奥さんからハマちゃんの家にスーさんの居場所を聞く電話があります。その頃、スーさんは、愛知県知多郡南知多町の師崎港に来ていました。防波堤で一人で魚を釣っている時、美しい女性・間宮弥生が目の前に現れます。スーさんは彼女と仲良くなり、浜辺にいる時に、心臓発作を起こします。彼女に薬を取ってもらい彼女はホテルの人を呼びに行きます。レストランでハマちゃんはスーさんの奥さんにスーさんの捜索を頼みます。ハマちゃんに心臓が悪いことと、スーさんに女がいないかを尋ねますが、ハマちゃんがあの鬼瓦で女はつかないと言って、奥さんを不機嫌にさせます。ホテルで命を取りとめたスーさんは、弥生の借りた部屋で二人きりになります。何か悩みのありそうな弥生にときめきながら、スーさんはソファで寝ます。ハマちゃんがはっちゃんと師崎港に到着します。ホテルのベランダで弥生とスーさんが話をしています。スーさんが双眼鏡で回りを見ていると、ハマちゃんと目が合ってしまいます。スーさんは慌て部屋に入りますが、ハマちゃんは呆然として、はっちゃんにスーさんを発見したことを告げます。ハマちゃんはホテルに乗り込み、刑事の振りをして、スーさんのいる部屋に向かいます。そこでスーさんは弥生を自分の娘だと紹介します。ハマちゃんは難なく騙されます。スーさんがハマちゃんに何しに来たんだと聞くと、ハマちゃんは心配して探しにきたんだと怒ります。怒るハマちゃんに、スーさんは謝り、釣りに誘って機嫌を取ります。二人は楽しく釣りをして、ドンちゃん騒ぎで遊びます。
釣りバカ日誌2のネタバレあらすじ:転
スーさんはいつものように、社長職を続け、ハマちゃんは三課で、会社をさぼったことで懲罰委員会へ。佐々木課長が必死でハマちゃんをフォローします。ハマちゃんは、係長にお礼を言いながら、意気消沈しています。スーさんはホテルで友人の社長の秘書を紹介され、それが弥生だったので驚きます。友人から弥生に子供がいることを知らされます。友人が離れた時、お互いがびっくりしたことを話します。翌朝、ハマちゃんに処罰が加えられると聞きます。社員からたくさんの嘆願書が出ていました。スーさんは、ハマちゃんに人望があることをそれとなく話し、人事部課に処分を止めさせます。船乗り場で、ハマちゃんは、スーさんと弥生と子供を待ち、釣りに行きます。まだ、弥生がスーさんの娘だと信じています。その時、向かいの船から雑誌社が写真を撮ります。弥生とハマちゃんの二人が写った写真が夕刊に出ました。スーさんが自宅に帰ると、夕刊をみた奥さんから、この女性は誰かと追及されます。スーさんは、とっさにハマちゃんの彼女だとうそをつきます。ハマちゃんの家に奥さんから電話があり、弥生がスーさんの娘でないことがばれます。
釣りバカ日誌2の結末
翌朝、ハマちゃんは社長室に査問委員会に呼び出されます。今度は、夕刊にハマちゃんと吉田建設の秘書である弥生とが写っていることが、談合を疑われると言われます。事情がわかったハマちゃんは、写真の女は、背中を向けているジジイの彼女だと、スーさんにあてこすります。スーさんは、なんとかかばおうと転勤を勧めると、佐々木課長はハマちゃんが喜ぶだけだと反対し、嫌がることは本社で出世コースに乗せることだと言います。結局、おとがめなしになります。スーさんは、吉田社長から、弥生が結婚すると聞いて驚きますが、良縁と聞いて安心します。ハマちゃんの家にスーさんが謝りに来ています。ハマちゃんは、スーさんが騙したことで友情が壊れた、と怒っているのです。スーさんは、お詫びに銘酒を持ち出します。まだハマちゃんは許しません。次に、電動リールを持ち出します。少し揺らぎますが、まだ許しません。最後に、高級名竿を持ち出します。これには、ハマちゃんも我慢出来ずに、仲直りします。日曜日、また釣り勝負をすることになるのでした。
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