映画「台風のノルダ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
台風のノルダの紹介：2015年日本映画。中学生の東は、野球をやめたことをきっかけに親友だった西条との仲が悪くなり、文化祭の前日にも西条と些細なことから喧嘩となってしまいます。そんな時、中学校がある離島に大型台風が接近し、東達のいる教室に強風で看板が飛んでくるなど大騒動となります。そんな騒動をよそに、東は中学校の近くにある鉄塔の上になぜか少女がいて、さらに少女が落下するのを目撃します。東は落下した少女を助けますが、少女は「この地球を再調整するために送り込まれた」と言います…。
監督：新井陽次郎 声優：東シュウイチ（野村周平）、西条ケンタ（金子大地）、ノルダ（清原果耶）、ほか
この解説記事には映画「台風のノルダ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
とある離島の中学校では、文化祭にむけて生徒達が準備をしていましたが、2人の男子生徒、東と西条が喧嘩をしていました。教師が止めたことで喧嘩は収まりましたが、東と西条は、東が野球をやめたことで仲が悪くなっていました。
そんな時、離島に大型台風が接近し、次第に雨風が強くなり生徒達は台風が通過するまで学校に待機することになりました。東は、ふと窓の外と見ると、学校の近くにある鉄塔の上に、少女らしき人影がいて、さらに少女が落下したのを目撃します。
その時、強風で飛ばされた看板が教室に飛び込んできて、窓ガラスが割れるなど大騒動となりますが、東は、そんな騒動をよそに鉄塔に行きました。
東は鉄塔の下で少女を発見しますが、少女は、助けを呼びに行こうとする東を必死に止めると気を失ってしまいました。東は、少女を背負って近くの倉庫に入りますが、倉庫の屋根に穴が開いており、床にも深い穴がありました。
東は少女をマットの上に寝かせますが、少女が付けている青色のペンダントを持ち上げると、ペンダントは青く光り始めました。その時、少女が目を覚ましますが、少女は起き上がることができず、さらにお腹を空かしている様子でした。
東は教室に行って食料を持って倉庫に戻ってくると、少女はいませんでした。その時、床の穴からSF映画に出てくるような宇宙船が出ていましたが、宇宙船は、壁にぶつかり止まってしまいました。東が宇宙船の扉を開くと、中に少女がいました。
東は宇宙船から少女を引き出すとマットに寝かせて、教室から持ってきたバナナを食べさせました。少女は、地球を再構築するために送り込まれた存在で、宇宙船を使って地球の中心まで穴を開け、離島に近づいている台風と地球、さらに少女が繋がると地球は生まれ変わると言いました。
少女は、東に助けてくれたことの礼を言うと、この場から逃げるように言いました。東は、教室に戻ると、西条に事情を説明して協力を求めましたが、西条は拒絶しました。仕方なく、東は倉庫に戻ると、少女と共に倉庫の穴を倉庫にあった本棚などを投げ入れてふさぎました。
しかし、穴をふさぎ終わったころ、東は少女が近くに居ない事に気づき慌てて外に出ると、少女が学校の屋上にいるのが見えました。東は、学校の屋上に向かいますが、その様子を偶然西条が教室から目撃していました。
東が屋上に到着すると、少女に稲妻が落ちて東はそのショックで吹き飛ばされますが、そこに西条がやってきて東を助け起こしました。少女は、空中に浮かぶと倉庫に方に引き寄せられていき、東はそれを追いかけますが、西条に止められました。
東は、西条に対してわだかまりを抱いていたことを告白しますが、もう逃げないと決意し、西条に協力を求めます。すると、西条は、ようやく本音を明かした東の申し出を笑顔で快諾しました。
東と西条が倉庫の穴のところに来ると、穴から上空に大量の水が吹き上げて柱のようになっており、その中に少女がいました。2人は、水の柱の中に入ると、少女を操作している首輪を引きちぎろうとしますが、吹き飛ばされてしまいます。しかし、少女から外れた首輪を東が野球のボールで破壊すると、吹きあがっていた水は収まり、荒れていた天気は急速に回復しました。
東は、穴の中に落ちた少女を助けると、少女は正気を取り戻しました。東は、少女に名前を尋ねると、少女は「ノルダ」と答え、宇宙船に乗って去って行きました。
以上、映画「台風のノルダ」のあらすじと結末でした。
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