宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲の紹介:2017年日本映画。『スーパー戦隊シリーズ』第41作『宇宙戦隊キュウレンジャー』の劇場版です。宿敵“宇宙幕府ジャークマター”の独立部隊を率いる最強の敵との“宇宙の破壊神ケルベロス”争奪戦に臨むキュウレンジャーの戦いを描きます。本作にはゲスト悪役として田村亮(ロンドンブーツ1号2号)とお笑いコンビ「レイザーラモン」が出演、随所に『スター・ウォーズ』シリーズのオマージュも散りばめられています。
映画「宇宙戦隊キュウレンジャー ゲースインダベーの逆襲」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「宇宙戦隊キュウレンジャー ゲースインダベーの逆襲」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲の予告編 動画
映画「宇宙戦隊キュウレンジャー ゲースインダベーの逆襲」解説
この解説記事には映画「宇宙戦隊キュウレンジャー ゲースインダベーの逆襲」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲のネタバレあらすじ:起
宇宙征服を企む「宇宙幕府ジャークマター」と戦い続けている「宇宙戦隊キュウレンジャー」の前に、ジャークマター独立部隊の惑星破壊用巨大人工彗星「ゲース・スター」が立ちはだかってきました。キュウレンジャーは巨大ロボ「キュウレンオー」で迎撃しますが、その間に独立部隊を率いるゲース・インダベー(声:田村亮)が部下のオーモ・インダベー(声:レイザーラモンHG)とカール・インダベー(声:レイザーラモンRG)を引き連れてキュウレンジャーの司令官ショウ・ロンポー(声:神谷浩史/演:日下秀昭)に襲い掛かっていました。
ショウ・ロンポーはリュウコマンダーに変身して迎え撃つも破れ、ゲース・インダベーはまもなくゲース・スターは地球に衝突すること、そして自分は“破壊神ケルベロス”を手に入れると宣言しました。シシレッド(声:岐洲匠/演:高田将司)はショウ・ロンポーを助けようと加勢しましたが、ショウ・ロンポーはゲース・インダベーに撃たれて宇宙空間に放り出されていきました。
宇宙船「オリオン号」に戻ったシシレッドことラッキー(岐洲匠)たちキュウレンジャーたちはショウ・ロンポーを失った悲しみに暮れていました。ゲース・スターの地球への衝突はあと72時間後に迫っており、更にはゲース・インダベーが狙うケルベロスは惑星ひとつを一撃で破壊できるほどの力を秘めていることから、ラッキーたちはケルベロスを敵の手に渡る前に自分たちで確保すべきだと提案しました。
宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲のネタバレあらすじ:承
ケルベロスを手に入れるためには、ケルベロス座系の星系にある3つの惑星「ハスキー」「ブル」「ドーベル」に隠されている3つの“ケルベロスストーン”を手に入れる必要がありました。テンビンゴールドこそバランス(声:小野友樹/演:大林勝)はケルベロス座系は犯罪者すら寄り付かない非常に危険な星系であるとして反対しますが、ラッキーの決意は変わりませんでした。
まずラッキーとオオカミブルーことガル(声:中井和哉/演:竹内康博)は惑星ハスキーに乗り込みますが、そこにはバイクにまたがったカール・インダベーが待ち構えていました。ラッキーは“ギョシャキュータマ”でガルをバイクの姿に変え、シシレッドに変身してカール・インダベーとバイクチェイスを繰り広げました。
一方、惑星ブルにはサソリオレンジことスティンガー(岸洋佑)、オウシブラックことチャンプ(声:大塚明夫/演:岡元次郎)、カメレオングリーンことハミィ(大久保桜子)が乗り込みました。すると一行は突然謎の宇宙船に拉致され、チャンプはいつの間にかロボレスリングのリングに上げられていました。勝者には賞品としてケルベロスストーンが与えられることになっており、チャンプはオウシブラックに変身してオーモ・インダベーと戦い始めました。
バランス、ヘビツカイシルバーことナーガ・レイ(山崎大輝)、カジキイエローことスパーダ(榊原徹士)は惑星ドーベルに乗り込みました。そこで難なくケルベロスストーンを手に入れたバランスたちでしたが、その場に現れたゲース・インダベーに襲撃されました。
惑星ブルのオウシブラックはオーモ・インダベーに勝利しましたが、レフェリー(高田将司)に襲撃されました。スティンガーとハミィは変身して乱入しましたが、ケルベロスストーンはオーモ・インダベーに奪われてしまいました。
惑星ハスキーでは、カール・インダベーが一足先にケルベロスストーンを手に入れようとしていました。シシレッドは“ポンプキュータマ”を使ってガルバイクをパワーアップさせ、何とかケルベロスストーンを手に入れることに成功しました。
宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲のネタバレあらすじ:転
惑星ドーベルでは、バランス・ナーガ・スパーダがゲース・インダベーに苦戦していました。ゲース・インダベーは自らの正体はかつてショウ・ロンポーが属する「レベリオン」の一員だったホイ・コウロー(田村亮)であることを明かしました。ホイ・コウローはショウ・ロンポーと共にケルベロスの研究をしていたのですが、ホイ・コウローがケルベロスの力を悪用しようとしていることを知ったショウ・ロンポーは彼をレベリオンから追放したのです。ホイ・コウローはジャークマターに忠誠を誓い、ゲース・スターを開発したのです。ホイ・コウローはバランスたちからケルベロスストーンを奪うと「残りひとつを持って地球に来るがいい。壊れゆく地球こそ、うぬらの墓場に相応しい」と告げて姿を消しました。
ゲース・スターの地球衝突まであと1時間を切り、オリオン号に集結したキュウレンジャーは一か八かの賭けに出ることにしました。ラッキーは「俺が何とかする。最後の1秒まで諦めない。地球ひとつ救えないで何が“究極の救世主”だ!」と決意を露わにしました。「地球は、宇宙は、俺たちが取り戻す!」
地球に降り立ったキュウレンジャーの9人はゲース・インベダーの一味との決戦に臨みました。佐久間小太郎(田口翔大)はコグマスカイブルー(声:田口翔大/演:神尾直子)に変身して加勢、巨大化して“オオグマスカイブルー”となってテンビンゴールドとヘビツカイシルバー(声:山崎大輝/演:矢部敬三)と共にオーモ・インダベーと交戦しました。サソリオレンジ(声:岸洋佑/演:今井靖彦、伊藤茂騎)、カメレオングリーン(声:大久保桜子/演:下園愛弓)、ワシピンク(声:M・A・O/演:五味涼子)、カジキイエロー(声:榊原徹士/演:草野伸介)はカール・インダベーと闘い、シシレッド・オオカミブルー・オウシブラックはゲース・インダベーと戦いました。
ゲース・インダベーはゲース・スターからビームを発射してキュウレンジャーを苦しめ、遂に残りひとつのケルベロスストーンをも手に入れました。ゲース・インダベーはケルベロスを復活させる前にキュウレンジャーにとどめを刺そうとしたその時、死んだはずのショウ・ロンポーが現れてゲース・インダベー一味に銃撃しました。
ショウ・ロンポーは「もうひとりの救世主が救ってくれてな。それに、奴を止めずに死ぬことなどできん」と語り、キュウレンジャーと再会を喜び合いました。ラッキーはゲース・インダベーの個人的な復讐心のために地球と地球人が危険にさらされるなど断じて許さないと意気込み、改めて名乗りを上げました。
「スーパースター、シシレッド!」「ポイズンスター、サソリオレンジ!」「ビーストスター、オオカミブルー!」「トリックスター、テンビンゴールド!」「リングスター、オウシブラック!」「サイレントスター、ヘビツカイシルバー!」「シノビスター、カメレオングリーン!」「スピードスター、ワシピンク!」「フードマイスター、カジキイエロー!」「ドラゴンマスター、リュウコマンダー!」「ビッグスター、コグマスカイブルー!」「究極の救世主、宇宙戦隊キュウレンジャー!」「お前らの運、試してやるぜ!」
宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲の結末
オウシブラック・カメレオングリーン・カジキイエローはカール・インダベーを倒し、テンビンゴールド・ヘビツカイシルバー・ワシピンク・コグマスカイブルーはオーモ・インダベーを倒しました。キュウレンジャーは必殺技“オールスタークラッシュ”をゲース・インダベーに浴びせますが、追い詰められたゲース・インダベーは遂にケルベロスの封印を解いてしまいました。
復活を果たした“ケルベロスボイジャー”は街を襲い始め、ゲース・インダベーは「これこそが私の求めていた地獄!」と勝ち誇りました。
ゲース・スターの地球衝突まであと10分、シシレッドたち10人はリュウコマンダーがゲース・インダベーを引き留めている間にそれぞれのマシン“キュウボイジャー”でケルベロスボイジャーの後を追いました。ホウオウソルジャーこと鳳ツルギ(南圭介)から“ヘラクレスキュータマ”を託されたシシレッドはケルベロスボイジャーに飛び乗り、無理矢理“シシボイジャー”の“キュータマコクピット”をドッキングさせました。“ケルベロスキュータマ”を手に入れたシシレッドはケルベロスボイジャーの制御権を握り、ケルベロスボイジャーを巨大ロボ「ケルベリオス」へと変形させました。
ゲース・インダベーはオーモ・インダベーを巨大化させてケルベリオスを襲わせましたが、ホウオウソルジャー(声:南圭介/演:藤田洋平)が巨大ロボ「ギガントホウオー」で加勢してきました。
ゲース・スターの地球衝突まであと3分30秒。ケルベリオスはゲース・スターを攻撃しましたが全く歯が立ちませんでした。いよいよゲース・スターは大気圏に突入し、シシレッドはイチかバチかだと“ヒカリキュータマ・ツキモード”を起動させ、ケルベリオスを全長999kmの大きさまで巨大化させました。
ギガントホウオーはオーモ・インダベーを、リュウコマンダーはゲース・インダベーを倒しました。ケルベリオスは地球の力を受け取ってゲース・スターを大気圏外に押し出し、必殺技“ケルベリオスファイナルブレイク”でゲース・スターを木っ端微塵に破壊しました。
地球は危機から救われ、ケルベロスストーンは再び永い封印につきました。ラッキーたちは宇宙をジャークマターから解放する決意を新たにしました。
以上、映画「宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲」のあらすじと結末でした。
宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲のキャスト・監督
監督:柴﨑貴行
出演者:岐洲匠(ラッキー/シシレッド(声))、岸洋佑(スティンガー/サソリオレンジ(声))、中井和哉(ガル(声)/オオカミブルー(声))、小野友樹(バランス(声)/テンビンゴールド(声))、大塚明夫(チャンプ(声)/オウシブラック(声))、山崎大輝(ナーガ・レイ/ヘビツカイシルバー(声))、大久保桜子(ハミィ/カメレオングリーン(声))、M・A・O(ラプター283(声)/ワシピンク(声))、榊原徹士(スパーダ/カジキイエロー(声))、神谷浩史(ショウ・ロンポー(声)/リュウコマンダー(声))、田口翔大(佐久間小太郎/コグマスカイブルー(声))、南圭介(鳳ツルギ/ホウオウソルジャー(声))、松本寛也(ホシ・ミナト)、レイザーラモンHG(オーモ・インダベー(声))、レイザーラモンRG(カール・インダベー(声))、田村亮(ホイ・コウロー/ゲース・インダベー(声))、木村昴(ナレーション)ほか
この映画の感想を投稿する