妖怪大戦争の紹介:2005年日本映画。1968年に公開された同名映画をリメイク。両親の離婚を機に、祖父の田舎に引っ越した主人公の小学生・タダシ。地元の祭りで「麒麟送子」に選ばれ、さまざまな妖怪たちを率いて、日本を破滅へと導く悪霊軍団との戦いに挑みます。
監督:三池崇史 出演者:神木隆之介(稲生タダシ)、宮迫博之(佐田)、南果歩(稲生陽子)、成海璃子(稲生タタル)、佐野史郎(「怪」編集長)、宮部みゆき(宮部先生)、永澤俊矢(阿倍晴明)、津田寛治(大人のタダシ/タダシの父)、菅原文太(稲木俊太郎)、近藤正臣(猩猩)、高橋真唯(川姫)、阿部サダヲ(川太郎)、遠藤憲一(大天狗)、根岸季衣(砂かけ婆)、三輪明日美(ろくろ首)、吉井怜(雪女)、蛍原徹(豆腐小僧)、石橋蓮司(大首)、忌野清志郎(ぬらりひょん)、竹中直人(油すまし)、水木しげる(妖怪大翁)、岡村隆史(小豆洗い)、豊川悦司(加藤保憲)、ほか
映画「妖怪大戦争」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「妖怪大戦争」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「妖怪大戦争」解説
この解説記事には映画「妖怪大戦争」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
妖怪大戦争のネタバレあらすじ:起
両親が離婚し、母と祖父との三人で、鳥取の田舎に暮らすタダシ。ある日、地元のお祭りに行ったタダシは、世界に平和をもたらすとされる「麒麟送子」に選ばれます。クラスメイトから、大天狗山の洞窟にある剣の話を聞くタダシ。
タダシは祖父に大天狗山の伝説を教えてもらい、一人で山に入り剣を探しに行くことにしました。しかし深くて暗い山に怖気づいたタダシは、途中偶然通りかかったバスに飛び乗ります。そこで傷ついた妖怪「スネコスリ」を見つけ、連れて帰ることに。
妖怪大戦争のネタバレあらすじ:承
その頃、先住民族の魔人・加藤保憲と妖怪「アギ」が、人間たちが捨てた廃棄物と妖怪たちとを合体させた悪霊「ヨモツモノ」を作りだし、人間界に送り込んでいました。
ある日、タダシが家に帰ると「大天狗の山で待つ」と書かれた祖父からの置手紙がありました。タダシは祖父を探すため、再び大天狗山に入ります。そこで様々な妖怪に出会うタダシ。剣のある洞窟に入り、大天狗から剣を受け取ろうとしたタダシですが、そこへアギがやって来ます。剣はアギに折られてしまい、スネコスリもアギに連れていかれました。そしてタダシは崩れる洞窟の下敷きになってしまいます。
妖怪大戦争のネタバレあらすじ:転
タダシが目を覚ますと、たくさんの妖怪が古い民家に集まっていました。折れてしまった剣をどうすればいいか、話し合う妖怪たち。妖怪「一本だたら」に頼むしかないのですが、他の妖怪たちと一緒にアギに捕まっています。そして加藤の存在に気付いたとたん、怖がり逃げ出してしまう妖怪たち。
最後に残ったカッパやアズキアライたちで、タダシは加藤と戦うことにします。
その頃、加藤は東京へ向けて飛び立ちます。加藤が作ったヨモツモノが日本中で大暴れし、すべてを破壊。街中でパニックになっていました。
アギに捕まっていた一本だたらですが、スネコスリから剣の話を聞き、何とか逃げ出すことに成功。タダシたちと合流し、折れた剣を作りなおします。
妖怪大戦争の結末
一本だたらのおかげで剣が元通りとなり、タダシたちはヨモツモノと戦うことに。たくさんのヨモツモノに囲まれ、絶体絶命のタダシたちですが、そこに日本中の妖怪が駆けつけます。混乱する東京で、祭りがおこなわれていると勘違いしてやって来た妖怪たち。しかも喧嘩祭りと勘違いした妖怪たちが、ヨモツモノをどんどんやっつけていき、その間に、タダシは加藤と戦うことになります。しかし加藤には、剣が役に立ちません。
加藤は溶炉に入り、最強の魔人に生まれ変わろうとします。しかし、アズキアライの小豆も加藤と一緒に溶炉に入ってしまい、溶炉は大爆発。ついに加藤に勝利したタダシ。
年月は過ぎ、大人になったタダシは仏壇に手を合わせます。すぐそばにはスネコスリがいますが、タダシにはもう見えていませんでした。スネコスリにある人物の影が近づいていました。それは加藤でした。
以上、映画「妖怪大戦争」のあらすじと結末でした。
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